あり続ける甲子園 | そういちさんのブログ

そういちさんのブログ

ブログの説明を入力します。

8月15日 正午


歓声と声援に包まれる甲子園球場が
「60秒の沈黙」を迎えます。


甲子園が静寂になる1分間…。


終戦記念日


マウンドに立つ投手。
ボックスのバッター。
ベンチ内の選手。
スタンドで観戦するお客さん。


全ての方々が、鎮魂の想いを込めた黙祷を行います。


戦後復興を果たした日本。
ともない甲子園もまた、日本中で愛される文化となり、夏の象徴となりました。



そして、終戦から67年…
3月11日 東日本大震災


多くの尊い命が奪われました。
野球をしている事自体に悩み苦しんだ選手も多かったはずです。


最後まで開催可否が問われた今年のセンバツ甲子園もまた然り…。


そんな中、1人の選手からのメッセージが多くの国民に勇気を与えました。


☆センバツ大会選手宣誓より

野山慎介くん(創志学園・主将)



『私たちは16年前、阪神淡路大震災の年に生まれました。
今、東日本大震災で多くの貴い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。

被災地では、全ての方々が一丸となり、仲間とともに頑張っておられます。

人は仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越える事ができると信じています。

私たちに今できること、それは、この大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。

がんばろう 日本。

生かされている命に感謝し、全身全霊で、正々堂々とプレーする事を誓います。』



野球のできる今に感謝の心を持つ球児。

それを支える方々が構築した環境。

そんな甲子園に元気をもらって惜しみ無く応援する全国の高校野球ファン。


いつまでも、そんな甲子園であり続けて欲しいと。

私は、心から、そう願います。




Android携帯からの投稿