阪神淡路大震災から29年。

1995年 1月17日。

私は当時学生で、その日は風邪をひいて熱を出してしまい、学校休もうと寝ていました。


早朝、ものすごい揺れでベットから落ちて目が覚めた。

熱でしんどかったけど、とにかく玄関を開けに行った記憶。


当時はSNSもなく、情報はテレビとラジオ。

そのテレビも、最新情報が入らず、どんな現場だったかはすぐにわからなかった。


とりあえず、家族の無事を確認したので、少し寝かせてもらって。


10時ごろ起きてきたら、世界が変わっていた。何度か遊びに行った神戸の町が、壊れていた。


余震もずっと揺れてて、揺れてないのに揺れてる感覚がしばらく続いた。今もトラウマで。


友達と連絡が取れたのは、その日の夕方だった。

電車が止まっていたから学校には行けず、次の日にしばらく休講すると連絡が来た。


私の住んでる地域は震源地から離れていたから、水道もガスも電気も大丈夫だったけど、先の見えない状況。大阪や兵庫の友達はライフライン全部止まってて、避難所に避難していたと後日知った。


復興はすすめても、風化はさせないように。



今年のお正月、能登半島で大地震が起きた。



今はスマホで緊急地震速報のアラームが鳴って、やっぱり玄関を開けに行った。

電線が大きく揺れて、離れてる近畿もだいぶ揺れて、怖かった…。やっぱり、あの時の記憶がよみがえる。


能登半島の復興が、すすんでいきますように。

1日も早く、落ち着きを取り戻しますように…。