【 第10回 全日本最優秀ソムリエコンクール、司会 】 

~長文です~
 

先日は、光栄にもソムリエ日本一を決める
「第10回 全日本最優秀ソムリエコンクール」の司会をさせて頂きました。

3年に1度の大会、若手からベテランまでスターソムリエ揃い踏みとなった今回。
栄冠を手にしたのは、マンダリンオリエンタル東京の野坂昭彦選手。

これまでの大会で2位、3位を経て、悲願の初優勝。
発表の瞬間は、目に光るものがあり、見ている我々も、
同世代としてもらい泣きしそうなくらい感激しました。



 

今回から、海外からの招待選手も交え、さらにファイナルのナヴィゲーターには、
現世界チャンピオンのラトヴィアのレイモンズ・トムソンズ氏を迎えるという
豪華なコンクール。




ソムリエコンクールをあまりご存知ない方はびっくりされるかもしれませんが、
全日本は、世界大会を見据え、コンクールの課題は全て英語で出題&回答なのです。
あ、私の司会は日本語ですけどね(笑)。(今回から通訳が入って下さいました)。


 

 
 

ワイン他、飲料全般の高難度な知識、テイスティング、サービス、販売、
マーケティング能力に加え、英語のスキルも必須。
手に汗にぎるパフォーマンスの数々でした。


 

今回は、優勝の野坂さん率いるマンダリンソムリエチームが
なんと3人もセミファイナルに進むという快挙!素晴らしいですね。
皆のメンターであり、プレイングマネージャー。
「自分の優勝も嬉しいですが、若い2人が頑張ってくれたことが何よりも嬉しい」と野坂さん。



(左から ミクニナゴヤ 沖中選手、マンダリンオリエンタル 山本選手、池田選手)



 

2位はコンラッド東京の森本美雪選手。
出産したばかりにもかかわらず、優勝争いをするという調整力には脱帽です。



3位には、愛知支部で、現在、銀座ロオジエの中村僚我選手。
愛知出身として昔から良く知っていますので、
「お母さん(私のこと、笑)、インタビューしながら泣かないでくださいね!」と
言われていましたが、優勝は、また次回以降にお預けになりました。

愛知勢では、ミクニナゴヤの沖中亮真ソムリエもセミファイナルに残り、
めざましい活躍を見せてくれました。(写真は 既載↑)

 

大会前々日のレセプションや前日にも、
様々な選手にインタビューさせてもらいましたが、

皆さんとても気さくに話してくださり、これまでの努力に敬服するばかりでした。


(前々日のレセプションの様子)


(前日 セミファイナリスト発表)

これから日本全国、色々なレストランで
ソムリエの皆様にお会いするのが楽しみになりました。

🍷🍷🍷

そして、運営側の日本ソムリエ協会のメンバー。
特に審査をする皆さんは歴代日本チャンピオンがずらり、
膨大な試験問題、審査や準備など、想像を絶する働きぶりで圧倒されました。


歴代チャンピオン 左から 井黒卓ソムリエ(ロオジエ)、
岩田渉ソムリエ(THE THOUSAND KYOTO)、森覚ソムリエ(アンダーズ東京)


また事務局の皆様も心優しく、皆様で助け合い、
絶対的に人数が足りない中、尽力されました。
ソムリエ協会の皆さんの誠意と真心で盛大なコンクールになり、
選手の皆さんがとっても喜んでいた姿が印象的でした。


(世界チャンピオン レイモンズ・トムソンズ氏 マスタークラス)

海外選手は、「日本のソムリエ協会が、どんな運営をするのか見たかった」
という選手も数人いて、素晴らしく緻密な運営ぶりに感激されていました。
ジャスティン選手もその一人。

(ベスト・ソムリエ・プライズ・インターナショナル 
マレーシア/ジャスティン・ホー選手)
 

このように、最高に笑顔に満ちたコンクールのお手伝いが出来、
自身としてもこの上ない経験をさせて頂けたことに感謝します。
好きな世界での司会のお仕事って、極上の幸せなのです。


野坂選手 ファイナル後のインタビュー


中村選手 ファイナル後のインタビュー


ガラディナー後半の表彰式

夢冷めやらぬ頃は気づきませんでしたが、のちに自身の改善点もいくつか見つけ、
プロフェッショナルとして、今後もしっかり研鑽を積もうと思った次第。
色々なことを気づかせてくれたソムリエコンクールに感謝です。

そして、私自身もやっぱり英語って、大事だな~と切実に思った3日間でした。
 

すべての選手、日本ソムリエ協会、ゲストの皆さま、
本当にありがとうございました。
 

※ファイナルなどの模様は、YouTubeでご覧いただけます。

※お写真下さった皆様、ありがとうございました。


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