羽生結弦選手・宮川大聖さんのレゾン( FaOI 静岡の放送)について、感想を続けて書いていきます♪

その前に、少しだけ、個人的なお話を挟ませてくださいね。

 

 

デュハラドへの感謝

 

いきなりどうした!?・・・という感じですが、

メーガンとエリックから私が受け取ったものの一つに、

「人間の声がフィギュアスケートでどのように表現されているか」を味わうのが、何と興味深いことか!

ということがありました。

 

グループ3が、

プログラム使用曲の中の

「心の中で収めきれなくなった思いが溢れ出て、言葉にならない声となって表れた」

・・・という音声そのものとしか、見えなかった!

(2017-18 SP With Or Without You )

 

 

 

ペア技っぽい「トリプルツイストドーナツ」というブログ名を名乗りながら、

近頃、ペアのお話を全然していませんでした。

ペア以外のカテゴリーのお話も、あまりしなくなってしまいました。

 

でも、スケーターやチームの演技から受け取った様々なものを、忘れてはいけないな・・・と思い直しました。

 

「私が演技から頂いたもの」は、必ずしも、選手の方々が意図したものではないのかもしれません。

しかし、それらのお陰で、自分の中の何かが、豊かになったり深く根を下ろしたりしたのは確かです。

メーガン・エリック・ブルーノ先生・ジョン先生・関わった全ての方々に感謝します。

 

というわけで、デュハラドから私が受け取ったものを大事にします!

 

「レゾン」の歌詞に対して、最大限の敬意を払い、

羽生選手の演技を楽しませていただきます!!

 

(宮川大聖さんのファンの方がご覧になっていましたら、詳しくないのに語ってしまってすみません・・・)

 

 

さて、ここから「レゾン」の感想です♪

 

2つ前の記事で、宮川大聖さんのレゾンの感想を記した時、言葉の音声については、あまり書いていませんでしたが・・・

 

おそらく、意味だけではなく、発音の面でもキーワードとなり得るであろう、

「レゾン」「集合的無意識」「黎明」「泥濘」のところが、

羽生選手の演技も、宮川さんの歌も、とてもカッコ良かったです!

 

特に、ジャンプの後の足さばきが、非常にけしからん!Real Face の時もそうでしたが!

どなたか説教してやって下さい!

(羽生選手になのか、デイヴィッドになのか・・・?)

 

 

などなど、いろいろ書きたいことがあるのですが、まずは、初めの方について記してみたいと思います。

 

 

今回も、演技前のルーティンがアナウンスの音声を表現しているようで、心地良かったです。

深い青色に少し赤が入った光の中で動く羽生選手が、プログラムが始まる前から、とても美しかった。

同時に、アスリートなんだなあ・・・とも思いました。

 

 

開始の合図が、とても綺麗でした。

すでに、ここからダンスが始まっているかのようでした。

 

 

プログラム冒頭の照明が、カッコ良すぎでした!!

おぉ、羽生選手の衣装が、滑るホリゾント幕だあ・・・と思ってしまいました!!!

(舞台奥の壁に設置される白色の幕です♪)

 

音楽のフェードインに合わせて、赤い光もフェードインしていくのが素敵でした。

・・・いや、以下のように言った方が良いでしょうか?

 

羽生選手が左手を右肩に置いた後、

先ほどまでの、深い青の中に赤が少し入った色の中から、青色が徐々に消えていきます。

羽生選手が滑らかに回転するのに合わせて、残った紅の色が濃くなる。

そして、羽生選手が再びこちらに向くのに合わせて、赤い色が淡くなっていく・・・

 

うわあ・・・

カッコ良すぎる・・・

白って、本当に、何色にでも染まるんですね・・・

(どんな感想やねん)

 

えーと・・・

白いホリゾント幕を身につけた、いや、白い衣装をまとった主人公の心情が、

純粋な「白紙」の状態から、火や血や危険や情熱などを思わせる状態に変化していくのかな・・・?

と感じました!

 

 

そうそう、「染まる」といえば、左腕の先の方は、「染まらない」色のように見えました。

ほぼ黒色と言ってもよいくらいの、深い紫色ですかね?

赤く染まった白い衣装の上に左腕が置かれているので、左腕の「染まらなさ」が際立つと思いました。

 

衣装の大部分が、染まる色で出来ている。

でも、染まらない(と思われる)色の部分も、ちゃんと主張している。

染まった結果の赤さにもドキドキさせられますし、

染まらずに、闇の中に細かな星があるかのように見える部分にも、心惹かれます。

 

羽生選手が再びこちらを向いた時に、赤色が消えて、

身につけているものが、白と紫色(グラデーション)になった時も、ドキドキさせられました。

二つの色の違いが、この時にも際立ちますね。

 

最も高いところにある黒色(髪)と、最も低いところにある黒色(ブレード)が、衣装の色の対比をより効果的にしている気がします♪

引き締まる感じがすると思いました。

 

 

演技開始から3秒間くらいで、

こんなにも「何を象徴しているのだろう?」と考えさせられるプログラム、すごいですね!!

 

 

(演技開始から3秒間くらいまでのことしか書いていないのに、こんなにも長くなってしまいました・・・また続きを書きたいと思います!)