今回はアイスダンスです。

チョクベイのお話を少し!

 

マディソン&エヴァンが試合に戻ってきました。

お帰りなさい。待っていましたよ。

 

 

私、前のフィンステップシーズンあたりまでは、2人が地球以外の物理法則でも滑れることを知りませんでした。

たとえば、昨シーズン・今シーズンとは規定や選曲が違うので簡単に比較はできないけれど、ソチオリンピックシーズンのパターンダンスは明朗快活な地球の男女が元気に楽しく滑っているように見えていました。

 

 

翌2014シーズンSDで、ひょっとして地球のお方ではないのかしら・・・と思いました。

何だか2人の周りだけ重力が小さくなってる瞬間がありませんか・・・と。

 

パターンダンス(パソドブレ)のスリップステップの後、エッジを変えて大きな弧を描くところがありますよね。

チームごとに様々な表現があって楽しい部分なのですが、チョックさんがどう見ても翻るケープ!ベイツさんが自由自在に操っているみたいなんです。

 

このSDは、リフトなどのいろいろな動きで闘牛士とケープを表現しているプログラムだと思いますが、ここ以外にも、ギュイーンと滑っているのにそれに見合う空気抵抗がないように見えるところが多いんですよ・・・特にチョックさんが。

ケープどころか、ケープの精霊か何かに見えてしまいました。

 

ドン・キホーテの婚礼の曲でのノットタッチングステップシークエンスが、闘牛士とケープの精が永遠の信頼関係を誓っているように見えて仕方がない・・・

 

 

FDパリのアメリカ人にも、ギュイーンかつふんわりという印象を抱きました。

 

とても抽象的なのですが、これがこれからのチョクベイなのかな?と感じました。

 

 

さて、2015SD。幻となった黒い瞳です。

ギュイーンかつふんわりが、進化しとる!

ベイツさんも何だかふんわり感が増しませんでしたか?と思いました。

 

チョックさんの軽さが、無自覚に熱情をかき立てる女性を想像させました。男性は焦がれるけれど、女性の方は純粋無垢という感じです。

ベイツさんも軽さを増したので、表には出さないようにしているけれど男性の胸の内には秘めた情熱が・・・というストーリーを想像してしまいました。

ワルツが切ない。めちゃくちゃ楽しそうに踊り出すポルカが切ない。

怒涛のシロフォンの音と怒涛のツイズルは、多分、男性側から見た世界なんだろうなあ・・・

 

 

残念ながら、黒い瞳は音楽の規定を満たさなかったとのことで、SDが完全に別プログラムになりました。

フォックストロットとワルツの舞踏会プロです。

やっぱり地球以外の物理法則だあ・・・と強く感じました。

特にパターンダンスの後半!ラベンスバーガーワルツとは月で行われる三拍子のダンスである・・・などという文を頭の中で捏造してしまうくらいでした!チョックさんのブルーのドレスが空から見た地球に思えてしまう・・・

 

 

2016SD。

ブルースとヒップホップ・・・あれ?地球の物理法則とそれ以外を使い分けてる?

重力制御装置を開発しました?

 

 

おっと、長いですね・・・過去プロについていろいろお話したくなりますが、この辺でおしまいにしますね。

 

 

全米RD、Too Darn Hot のイントロを聞いて、ああマディソンとエヴァンが帰ってきた・・・と思いました。ふんわり濃密感とお洒落さがたまりません!

FD、非常に蛇でした!蛇さんリフトがベイツさんの描く軌道が蛇、ポジションを変えるチョックさんも蛇。RDと同一人物なんですよね・・・

物理法則の選択肢をたくさん持っているチョクベイ素敵です。