多面張講座 7枚の法則 | 無気力無関心(仮)
2018年05月09日(水)

多面張講座 7枚の法則

テーマ:麻雀コラム

【はじめに】

 

まずはっきり言わせてもらいますが、『7枚の基本形』を暗記してもそれだけでは多面張の習得には(自己満足程度しか)効果がありません。

 

これは教える側が理屈で説明できないから7枚の基本形を薦め、教わる側がそれを暗記して勉強した気になるというだけです。

 

それに対して、実際に多面張を習得できている人は『(頭の中で)手牌をガチャガチャと動かす』ことにより待ちを見抜いています。

 

『ガチャガチャの法則(仮)』

・暗刻部分を暗刻とみなしてみる。
・暗刻部分を雀頭とみしてみる。
・イーペーコー形を抜いてみる。

 

これは理屈としてはかなりイイ線行っているものの、これだけであらゆる多面張に対応するのは(よほどの頭の回転力がないと)難しいと言えます。

 

しかし、多面張の法則は他にもたくさんあり、より多くの法則を学べばより簡単に多面張を習得することができます。

 

今回は7枚の手牌から全ての法則を導き出し、基本形の暗記という固定観念からの決別を目指します。(さらに13枚の法則へのステップアップも)

 

 

【多面張の作られ方】
 

国士と七対子の場合を除くと、麻雀の待ちには単騎とリャンメン(ペンチャン・カンチャン)とシャンポンの3種類しかありません。(単騎は1枚、リャンメンとシャンポンは4枚による最小単位の待ちが構成される。)


また、テンパイとは和了に1枚足りない状態のことであり、和了形(4面子1雀頭)の雀頭から1枚抜けば単騎、順子から1枚抜けばリャンメン、暗刻から1枚抜けばシャンポンのテンパイが作られます。


つまり、テンパイとは『最小単位の待ち+順子or暗刻』と言い換えることができ、最小単位の待ちに順子や暗刻が特定の関係でくっつくことにより、あらゆる多面張が作られます。

そして、最小単位の待ちを基点として、そこから手牌全体の待ちを見抜く手順が生まれます。
 

 

【順子の特性】


順子は最小単位の待ちと特定の関係でくっつくことにより、待ちをスジで伸ばします。


あらゆる5待ちに対して、567の順子がくっつくと8待ち(リャンメン)がプラスされる。

⇒あらゆる5待ちに対して567の5を渡すと、67のリャンメン(と雀頭)が残る。


5が単騎待ちの場合に限り、678の順子がくっついても8待ち(単騎)がプラスされる。
⇒5単騎に対して678の67を渡すと8単騎が残る。

 

ちなみに順子の特性にはもう1パターンあるのですが、7枚形では登場しません。

 

 

【暗刻がない手牌】(手牌例A)
 

暗刻がない手牌は順子を分けて行くことで、テンパイかノーテンかを(同時に最小単位の待ちも)見抜くことができます。

 

ただし、順子を分けるという作業には認知能力が必要ですし、単騎の部分はきちんと単騎(順子の特性が異なる)と認識しておく必要があります。

 

また、形で覚えてしまうと応用が利かないので、『最小単位の待ちを探す⇒順子で待ちが伸びてないか確認』という手順を覚えましょう。

 

 

【暗刻の特性】

 

(暗刻がある手牌から)暗刻を抜いた残りの手牌のパターンはノーテン・単騎・リャンメン・シャンポンの4種類です。

 

暗刻を抜いた残りの手牌がノーテンの場合、その暗刻部分は暗刻として使えません。(または手牌全体がノーテン)

 

・暗刻を抜いた残りの手牌がテンパイの場合、最小単位の待ちと暗刻が特定の関係で複合形を作ります。

 

これも形で覚えてしまうと応用が利かないので、『最小単位の待ち(順子の特性)→暗刻の特性(順子の特性)』という手順を覚えましょう。

 

そして、最小単位の待ちが複合形でどのパターンの待ちに変化するかも(後の13枚の法則において)重要になります。

 

 

【暗刻が1つある手牌】

 

暗刻を抜いた残りの手牌のパターンごとに法則を解説していきます。


・ノーテンのパターン(手牌例B)
 ⇒暗刻部分を暗刻とみなさずに(暗刻がない手牌と同じ要領で)手牌を分けて行き、最小単位の待ちを探す。

 ⇒暗刻とみなさない暗刻部分は、必ずしも『雀頭+順子の一部』となるとは限らない。

 

・リャンメンでテンパイのパターン(手牌例C)
 ⇒リャンメン待ちと暗刻が重複する場合、複合形を作って雀頭部分も待ちとなる。
 ⇒複合形はシャンポン待ち(+順子)。


・シャンポンでテンパイのパターン(手牌例D)
 ⇒シャンポン待ちの2つの対子と暗刻がくっついた場合(2パターン)、複合形を作って暗刻部分も待ちとなる。
 ⇒複合形は単騎待ち(+イーペーコー形)。
 

・単騎でテンパイのパターン(手牌例E)
 ⇒単騎と暗刻の距離が1or2の場合、複合形を作って単騎でも暗刻でもないスジの待ちができる。
 ⇒複合形はリャンメン待ち(+雀頭)。

 ⇒手牌例は多いがパターン自体は少ない。(暗刻と単騎の距離が1or2で、それ以外は順子くっつき方の違いでしかない。)

 ⇒最小単位の待ちが単騎とリャンメンで重複する場合は全て単騎とみなす。(詳しい説明は『暗刻と単騎のスジが同じパターン』で行う。)

 

・順子が暗刻と単騎の距離をつなぐパターン(手牌例F)

 ⇒暗刻のとなりに順子がくっつくと、離れた単騎と複合形を作れる場合がある。


・単騎の4枚使いパターン(手牌例G)
 ⇒4枚使いでも基本的に同じ要領。(暗刻部分を順子が貫く)


・暗刻と単騎のスジが同じパターン(手牌例H)
 ⇒暗刻と単騎のスジが同じ(距離が0or4の)場合、複合形を作っても待ちは増えない。
 ⇒最小単位の待ちが単騎とリャンメンで重複する場合、そのリャンメンと複合形を作っても待ちは増えない。(ただし、13枚形で1つだけ例外となる形がある。)
 ⇒待ちが4枚使いでも、その部分は待ちと認識しておくべき。(ただし、4444や1111234444などの形はノーテンとなる。)

 

 

【暗刻が2つある手牌】(手牌例I)
 

(7枚形では単騎のパターンしかないが)最小単位の待ちとそれぞれの暗刻で複合形が作られる。

 

 

【最後に】(手牌例J)

 

7枚の法則は非常に簡単ですが、この応用が13枚の手牌では非常に有効で、手牌構成(最小単位の待ち、順子、暗刻)を把握するだけで(ガチャガチャしなくても)待ちを見抜けるようになります。

 

そして、13枚の法則(新・多面張理論)も学んでいくことで、あらゆる手牌の待ちを見抜けるようになるはずです。

 


 

テンパイを作る|無料麻雀ツール 点数計算ラボ

手牌を自分で作ってすぐに待ちを確認できるWEBツールがありますので、ぜひご利用ください。

手牌をクリックするとその牌が消せて再び牌を追加できますので、手牌を部分的に変化させて待ちがどう変化するかも簡単に確認できます。

 

(A)

2345688
2345678
2345567

 

(B)

3555667
3334578

3455567

 

(C)
2344488
 

(D)
3344455
3334455
 

(E)
2333456
3334456
3334556
3334567
3335567
3335678

 

(F)
3334568
3335679
3333457

 

(G)
3345555
3344445
3444456
 

(H)
2345555
2234555


(I)
3334555
3334445
3335777
3334444
3335555

 

(J)

1223334456789

1234555677889

1234445677899

1122234556678

1122233445567

1234455666789

2233344567789

2223456667789

2333444555666

2233444555666

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