ナイトタイムエコノミーと麻雀(後編) | 無気力無関心(仮)
2018年03月01日(木)

ナイトタイムエコノミーと麻雀(後編)

テーマ:麻雀コラム

それでは前編に続いて、『ナイトタイムエコノミーと麻雀』について詳しく解説したいと思います。

 

※ナイトタイムエコノミーに関して説明不足の部分がありましたので加筆修正しました。(赤文字の部分)

 

 

【ナイトタイムエコノミーとは?】(14:20~)

 

ナイトタイムエコノミーとは、2020年の東京オリンピック開催に向けた訪日外国人をターゲットにした施策で、夜間(午後8時~午前3時)の消費活動を喚起(規制を緩和)することで、経済を向上させようという動きです。

 

2016年に風営法改正で規制が緩和され、2017年には『時間市場創出推進議員連盟(ナイトタイムエコノミー議連)』も設立されました。

 

 

 

【風営法とは?】(16:10~)

 

風営法とは、風俗環境(店舗内だけでなく近隣も含む)や青少年の健全育成に悪影響を与える可能性がある営業について規制を行い、業務の適正化を図ることを目的とした法律です。

 

また、風俗営業の営業時間は原則として日の出から午前0時までと定められています。(だだし、地方自治体が条例で定める場合はこの限りではない。)

 



【2016年の風営法改正】(17:00~)

 

2016年の風営法改正では、ダンス営業(ディスコ・ナイトクラブ)への規制緩和が行われ、『酒類提供なし』『照度10ルクス以上』の条件を満たせば風俗営業の指定外となり、24時間の営業が可能になりました。

 

また、『酒類提供あり』の営業でも、特定遊興飲食店営業という新しい枠組みの中でいくつかの条件を満たせば、許可制で午前5時まで営業できるようになりました。(午前5~6時の営業は禁止)

 

ただし、営業時間の規制は緩和されましたが、それまで横行していた無許可営業や近隣への迷惑行為に対しては逆に厳しく摘発されるようになりました。



 

【雀荘と風営法】(18:50~)

 

このダンス営業の規制緩和は他の風俗営業にも広がりを見せていて、もちろん雀荘も(風営法の範囲内で)深夜営業できるようになる可能性はあります。(他の部分の規制緩和は難しい)

 

これが麻雀におけるナイトタイムエコノミーです。(ちなみに、風営法は雀荘の営業を規制するものであって麻雀自体を規制するものではありません。)


ただし、規制緩和を勝ち取るには、同時に規制に積極的に従う必要もあります。

 

もっと具体的な例で言えば、雀荘から『フリー営業(賭博開帳図利行為)』を排除できれば、深夜営業の規制緩和はすぐにでも検討されるはずです。(別に賭け麻雀全てを排除する必要はなく、客同士が勝手に賭けてしまうぶんには雀荘の営業とは無関係。)

 

しかし、それを実現するには、現状まったく統制が取れていない雀荘業界をまとめる統括団体が必要ですし、排除されるフリー営業に代わる新しい麻雀の遊び方(賭博から遊戯へ)の開発・普及も必要になります。

 

これらは非常に困難ですが、クリアーしていかないことにはさらなる規制緩和(『風営法からの除外』または『景品の提供を可能にして賭け麻雀をを合法にする』)は望むべくもありません。

 

また、雀荘が規制緩和を勝ち取るということは(違法要素がなくなるということで)結果的に麻雀が健全化することでもあり、『競技麻雀に(スポンサーがついて)まっとうな賞金が出るようになる未来は、雀荘の規制緩和の延長線上にある』とも言えると思います。


 


 

 

【雀荘以外の営業】(28:40~)

 

麻雀の営業は雀荘以外にもいくつか存在します。

 

その1つがカルチャースクールの麻雀教室です。

 

カルチャースクールは風俗営業ではありませんから、深夜営業も可能ですし子供が受講することもできます。(ただし、『麻雀を教えている』という要件を満たす必要がある。)

 

特に、子供をターゲットにすることは麻雀の普及やイメージアップに非常に有効であると言えます。(営業の普及よりも学校での部活化を目指していきたい。)

 

もう1つには、『(ショッピングセンターやボーリング場など)他の施設の店舗面積の10%未満に麻雀卓を設置して営業する分には風営法の許可が必要ない』という規定(いわゆる風営法の『10%ルール』)を利用する方法があります。

 

しかし、これらの営業は麻雀のナイトタイムエコノミーとは無関係(別に規制緩和されなくても営業可能)であり、他の健康麻雀や競技麻雀も含めて存在意義は認められますが、(既に何十年も前から行われいてる営業や活動であって)これを麻雀の健全化の切り札と考えるのは難しいかもしれません。(あくまで雀荘の規制緩和を目指すのが本筋と考えられる。

 

 

 

【まとめ】

 

『ナイトタイムエコノミーと麻雀』について簡潔にまとめると、『深夜営業と賭博開帳図利という雀荘の2大違法要素のうち、賭博開帳図利を排除できれば深夜営業の合法化への道は開ける(麻雀の健全化への決定打となりうる)』という感じでしょうか。

 

ただ、いかんせん麻雀には(雀荘にも競技にも)統括団体が存在しないというのが泣き処です。(『オリンピックに麻雀の選手団派遣は可能なのか?』と事情がほとんど同じ。)

 

それから、Abema公式のまとめ記事もあるようですので、そちらとの読み比べも是非やってもらいたいと思います。

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