2018年02月12日(月)

オリンピックに麻雀の選手団派遣は可能なのか?(後編)

テーマ:雑記

前編では麻雀以外の場合について簡単にまとめました。

 

それでは麻雀の場合はどうなのかについて考察してみたいと思います。

 

 

まず最初に言える事は、現時点の麻雀に『当該競技における唯一の国内統括団体』は存在しません。

 

それどころか、公式ルールも存在しませんし、麻雀の今後について話し合えるような場も存在しません。

 

まったくのゼロの状態からスタートしなくてはなりませんが、統括団体を設立してJOC加盟を目指すにしても、『どういう括りの統括団体でJOC加盟を目指すべきか?』という問題が出てきます。

 

 

とりあえず以下の3つの括りを挙げてみましたので、それぞれの場合で考えてみます。

 

・マインドスポーツという括り

・日本の麻雀全体という括り

・国際公式ルールという括り

 

 

【マインドスポーツという括り】

 

記事にもありましたが、北京冬季オリンピックでの室内競技認定の申請を主導しているのは国際マインドスポーツ協会です。

 

つまり、麻雀もマインドスポーツの1つであることから、「日本のマインドスポーツの統括団体がJOCに加盟されれば、麻雀も自動的に加盟されたことになるのではないか」という理屈です。

 

この手段が可能であればこんなに楽なことはないですが、残念ながらこれだけは絶対にないと断言できます。(そもそも麻雀を統括できていない。)

 

他のマインドスポーツであるコントラクトブリッジ(や一時のチェス)のように、あくまで麻雀の統括団体が必要になります。

 

 

【日本の麻雀全体という括り】

 

これは競技として常識的な括りですが、統括団体を設立しようにも現状はその取っ掛かりすら存在しません。

 

「代表選手の選考を兼ねた大会を開催すれば大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、(大会の開催は可能でも)肝心のJOC加盟の条件を満たすことができません。

 

日本の麻雀全体を統括するということは、『(統一はできなくても)公式ルールの制定』、『(統合はできなくても)麻雀団体の抜本的な再編』、『(競技だけでなく賭け麻雀に対しても)麻雀に対する社会的な責任』などを担う必要があります。

 

しかし、それはそう簡単に、しかも短期間で実現できるようなものではありません。

 

 

【国際公式ルールという括り】

 

これはオリンピックで麻雀が競技として認定された場合、国際公式ルール(中国での競技麻雀ルール)が採用される可能性が高いことから、「中国麻雀と日本麻雀は別物だから、国際公式ルールの統括団体でJOC加盟を目指そう」という理屈です。

 

であれば、既に日本麻将体育協会という団体が存在していて、実際に日本での国際公式ルールの麻雀を統括しているようです。(他にもあるかもしれないがこれなら統合可能なレベル。)

 

しかし、これにも問題があって、「国際公式ルールとそれ以外のルールは別物」という図式が成り立ってしまうと、(国際公式ルールは中国国内でも世界的にもそれほど普及してないことから)「麻雀をオリンピックの競技に」という大前提が崩れてしまいます。

 

また、JOCに対してその理屈が通用するかといえば、(他の競技の例と照らし合わせても)難しいと言わざるを得ません。

 

 

以上が現時点での「(日本は)オリンピックに麻雀の選手団派遣は可能なのか?」の考察です。

 

そもそも麻雀が競技として認定されるかどうかわからないし、認定されたとしてもJOCに加盟するのは難しいとしか言いようがありません。

 

もしかすると他の括りや他の方法があるかもしれませんが、現時点ではその情報がありません。

 

最後に僕の個人的な要望としては、麻雀を競技としてやりたいのであれば統括団体は絶対に必要だし、その準備は(オリンピックと無関係に)少しでも早く始めるべきだと思っています。(別に北京冬季オリンピックが競技として認定される最後のチャンスという訳ではないし、認定されやすいアジア競技大会もあるんだし。)

 

 

【追記】

eスポーツもJOC加盟で少しゴタゴタしているようです。

カジノ合法化に関する100の質問『eスポーツはオリンピック競技入り出来るか?』

コメント(0)  |  リブログ(0)

コメント

[コメントをする]

コメント投稿

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。