2017年11月14日(火)

麻雀の多様性とその正体

テーマ:麻雀コラム
『麻雀が日本で流行した理由』というのは何なのでしょうか?

これには様々な理由が考えられますが、一般的には以下の3つと言われています。

・対人対面のゲームなのでコミュニケーション性が高い。
・不完全情報ゲームかつ単純な勝ち負けでなく得点を競うゲームなので射幸性が高い(賭博化が容易)。
・ルールや遊び方の多様性が高い。

確かに第1・第2の理由に関しては、コミュニケーション性の高いゲームとして中国から伝わり、射幸性の高さから賭博として流行したところまでは実際にそうであると思います。

しかし、第3の理由の多様性に関しては、必ずしも流行の理由になってないのではないかと思います。


ここからは僕の仮説ですが、『多様性というのはそれ自体が流行の理由ではなく、他の理由の副産物として結果的に多様化した』ということではないでしょうか。

では、本当の第3の理由とは何なんでしょうか?

それは『賭け麻雀は胴元を必要としないので賭博としての自由度が高い』であったと考えられます。


過去の麻雀ブーム(からそれ以前)の頃の日本は、社会的に賭博にも大らかでした。

しかし、それでも胴元が必要な賭博(例えば公営賭博やパチンコなど)は行政(その目が届かない場所では反社会組織)からの規制が存在しました。

・賭場の場所や営業時間の設定
・ルールや遊び方の設定
・寺銭の設定や徴収

これを無視すれば当然摘発(または制裁)の対象となりました。

それに対して賭け麻雀は胴元が存在しないので、いつどこでやるのも自由だし、どんなルールや遊び方をしても自由、寺銭も徴収されない(道具と場所を用意すれば場代も必要ない)という自由な賭博でした。

こうして第1・第2の理由と共に、当時の大人の娯楽において一人勝ちを収めることができたのだと考えられます。


そして、この自由度が高い賭博という特徴は、麻雀ブームが下火になっても、(賭博に対する風当たりが強くなって)賭けない麻雀が台頭してきても麻雀特有の文化として残りました。

現在でも、(賭ける賭けないにかかわらず)無数のルールや遊び方が点在していて非常に多様な状態ですが、同時にそれは非常に無秩序な状態でもあります。

その為に、賭け麻雀の合法化を目指すにしても業界として一致した見解を打ち出せず、競技化を進めようにも公式ルールも統括組織も作れないままの(実力を比較する基準も作れない)非常に中途半端な状態になってしまっています。

おそらく、今後の麻雀の課題は『多様性は維持したままで、いかにして秩序を作り出せるか』ということになると思います。(その手段についても提案していくつもりです。)
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