原発問題の是非② | 立ち上がれ!憂国の志士たち

原発問題の是非②

皆さんは、原発を無くしたら日本のエネルギー自給率は何%になるか、ご存知だろうか?

僅か、4%です。

いま日本の原発の多くが運転を停止し、海外から大量の化石燃料(液化天然ガス・石油・石炭など)を輸入して、電力の殆どを火力発電で賄っています。

その化石燃料の大半は、ホルムズ海峡からインド洋、東シナ海を経て日本に入って来ています。

しかし、いま中東と中国周辺は、世界で最も有事が懸念されている地域でもあります。

仮に、この海路(シーレーン)を中国に押さえられると、たちまち日本は干上がってしまいます。

原発は、少量のウランで大量のエネルギーを取り出せ、安価で安定的に電力を供給できるものです。

太陽光や風力発電などの自然エネルギーは、コストが高い上、発電量が天候に左右されるので、国の基幹エネルギーにはなり得ません。

いま直ぐに原発に代替できるものが無い中で、原発を手放すのは、国防のみならず、経済にも悪影響を及ぼします。

現に、原発停止により、追加燃料代として年間3.6兆円(一日当たり100億円)の国富が海外へ流出しています。

電気代は上がり、企業のコスト競争力は低下し、家計への負担が増えます。

原発は、国民の生活や産業・雇用を守るためにも必要なのです。

そこでよく心配されるのは、原発の安全性の問題です。