映画『宝島』を観てきました


「なんくるないさーな訳ないだろー」

この台詞がずっと心に残っている。


私は『なんくるないさー』って“なんとかなるさ”くらいの軽い意味だと思っていたの。

ポジティブさの象徴みたいに。


占星術でサインの説明する時も、射手座の合言葉みたいに伝えてた。

どんな状況でも希望を見つける—そんな明るさに憧れていたから。


でも、沖縄出身のお友達が教えてくれたの。

本当は「まくとぅーそーけーなんくるないさ」なんだって。


“まくとぅー”とは「正しく、誠実に、真心をもって」。

つまり、「正しい心で生きていれば、きっと道は開ける」という祈りの言葉。


この“まくとぅーそーけー”という前提を知ったとき、射手座の本質をもう一度教えてもらったような気がしました。


射手座は単なるお気楽さじゃない。

おひつじ座からさそり座までの経験をすべて通って、

痛みや迷いを知ったうえで、それでも希望を選ぶ。

その“まっすぐさ”が、ほんとうのポジティブなんだと思う。

 


映画の中で一番印象に残ったのは、グスクとレイが激しく言い争う場面。

奪われたものを取り戻そうとするレイと、

それでも争わない道を選ぼうとするグスク。


怒りや悲しみの中で、それでも「信じること」「託すこと」を選んだ。

争う代わりに、未来を信じた。


この映画が伝えたいことも、「命のつながり」なんだと思う。

(おんちゃんかっこよすぎた)


過去を断ち切ることではなく、

未来へと受け渡していくこと。


映画を一本観ただけで、沖縄を語れるわけじゃないけど、自分がどれだけ多くの命(ご先祖さま)に支えられて生きているのかを感じました。


私たちが生きている【今】は、グスクが信じて託した【未来】


今の世の中は託された思いに応えられてるのかなぁ


「なんくるないさ」はただの励ましの言葉じゃなくて、

“まっすぐに生きようとする人たちの祈り”なんだよね。

大切な『まくとぅそーけー』忘れずに!


映画の後に食べたランチ

イチヂクのサラダ


トマトとカニのパスタ


ボロネーゼ


これなんだっけ

なんか洋酒が効いてるやつ