久しぶりに戦争の映画を観てきました。
戦火の中、前線の部隊に
《攻撃中止の命令を伝えに行く》
たったこれだけのストーリー。
でも見終わった後はグッタリするし、
ただただ戦争のやるせなさが残ります。
若い時に観た《プライベートライアン》と
感想がちょっと似る感じかな。
プライベートライアンの方が、戦争に加えて政治への苛立ちみたいなのがあったかなー。
今回、
ストーリー以上に吸い込まれたのは映像です。
どんなセットで、どんな風に撮影したらこんな風に撮れるのかなーーって思いながら観ていました。
全然場面が切り替わらないの。
だからずーっと見続けている感じで、
その場にいるって言うのは大袈裟だけど、
地形とか、道のりとか、ちょっと体感しちゃう。
彼らの精神状態も伝わってくる。
本当に人生って、
思いもよらない展開になったり、
驚くほどあっけなかったり、
乗り越えて糧になる経験もあれば、
味わいたくない辛いことも。
こうゆう映画を見ると、
単純に
『平和な時代を、平和な国で生きている』
なって思う。
自分の人生を自分で選べるなんて、
こんなに自由なことってない。
だからこそ、大切な人生を無駄にしない。
何もせずに諦めたり、
誰かのせいにしたり、
できない言い訳を探すんじゃなくて、
自分の心に正直に生きよう。