迷いは誰にもである -9ページ目

一千一秒物語

稲垣足穂の作品。



大正時代に書かれたものとは思えないほど、

今読んでも新鮮。



タイトルだけ眺めていてもドキドキしますきらきら!!



たとえば


・月とシガレット


・雨を射ち止めた話


・電燈の下をへんなものが通った話


・はたしてビールびんの中に箒星がはいっていたか?


などなど・・・



本文よりこれ↓


「夜景画の黄色い窓からもれるギターを聞いていると、


時計のネジがとける音がして、


向こうからキネオラマの大きな月が昇り出した」



迷いは誰にもである-taruho


一千一秒物語



最後にもう一つ紹介。



「夜更けの街の上に星がきれいであった


たれもいなかったので 塀の上から星を三つ取った


-家へ帰ってポケットの中をしらべると 星はこなごなにくだけていた

 
Aという人がその粉をたねにして 翌日パンを三つこしらえた 」