今日は体調も良く、昼間は気温も少し暖かく、曇り空で雨が降ることに気をつけつつ、剣道合同稽古に参加してきました。
今回も昇段審査に備えて日本剣道形と防具着用での稽古をし、前回の剣道合同稽古時の教え諭され自発的に考えながらの復習という要素の強い稽古内容となり、主に間合いと足さばきの歩幅について、防具着装時の稽古で「剣先から中結までの竹刀の打突部と間合いが短くなってしまう場合」、一足一刀の打ち込みができるよう歩幅を短く、逆に日本剣道形では相手により近づくために歩幅を長く、という指摘をされましたので、意識して歩幅の改善をすることで足さばきを進歩させる努力を、自宅での「面鳴り」での素振りも、防具着用時での一足一刀の打ち込みができるよう、今以上に歩幅を短くする必要性を納得することができました。
防具着用しての稽古では「惻隠の心」と「仁義礼智信」を精進するために「克己忍耐」と書かれた面手拭を被って行い、打ちは8割くらい面打ちにし、一足一刀と構えを意識し保ちながらの剣道稽古の時同様、「一足一刀の相面覚悟の面打ち」を「中段の構えを崩さない」ことを意識し、日本剣道形では3本目の「打太刀側の突きの後の仕太刀側からの2度目の突きの後の足さばき」や、4本目「打太刀側は八相の構え、仕太刀側は脇構え」の際に気をつけなくてはならない歩幅や木刀交差後の動き、5本目「打太刀側は上段の構え、仕太刀側は中段の構え」での一本目との違いについてを詳しく学ぶことができました。
4本目の「仕太刀側の脇構え」は美しく凛々しき大鎧のイラストの大鎧をまとった青年のイラストとの違いについて考え、5本目の仕太刀側に関しては『六三四の剣』での東堂修羅が六三四や有働と相見える際の状況について少し考えながら帰宅しました。
仁:思いやり
義:人としての道を踏み外さない
礼:礼儀作法を守ること
智:正しい判断・知恵
信:信頼・誠実
惻隠(そくいん)の情:
「弱者、敗者、虐げられた者への思いやりと共感」という意味で、
「人を思いやる心」