8年ほど前に購入した革漉き機、ニッピのNP-1。

部品交換を買い足して、交換して、テーブルに据え付けて。

ようやく、準備が整いましたー

ちゃちゃーっと使いこなせるようになれるのでしょうかーー


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今回は、刃先を4mm幅程度に研いで、実際に端革を漉いていきます。


1回目はだめ。

革が押さえ部分でひかかって、全然前に進まない。

2回目もだめで、押さえとか、刃の位置とかを調整したんだけど、6回目まで全く進まず。

ウーン、どうなってるんだろう。


マニュアルをもう一度確認。

薄い革を漉く時は、刃先の位置は押さえになるべくよせる。厚い革の場合は、もう少し右に、とある。

今、漉こうとしている端革は1.4mm前後。

これってそんなに厚くない。


刃先の位置を調整しなおして、今度はもう少し間隔を広げてみた。だいたい1mm位。


漉いてみると、さっきよりはいい感じ。でも、まっすぐに右に送られず、革は斜めに漉かれている。

むむむ。。。


今度はビヤダル(送りローラー)の水平を再確認。

同時にビヤダルと丸刃の隙間を、ほんの少しだけ広げてみた。

漉いてみると、お。

また、少しいい感じになったニヤリ


モーターの回転速度を1500に変更すると、砥石から出る火花がはげしくなった。モーターの速度はこのくらいで良さそう。


もう一度、刃を取り直し。5分くらい連続で研いでみた。刃の内側の返りも取って、漉きなおし、漉きなおし。


端切れ4枚目、漉き30回目でようやく綺麗に漉けましたおねがい

少しずつ、あちこちを微調整。

奥が深い機械ですね!!