平日は保険営業マン、土日祝はワイン×金融で人の悩み解決や人生を楽しむきっかけづくりをしているTAKAHISAです!
今回のテーマも引き続き、『ワインって、現社会に存在するに至るまでにどんな人生を歩んできたの?』です!
前回はオールドワールドの詳細に関して紹介させていただきました。
今回は長年ワインと言えばオールドワールド、フランスという評価だったのですが、その評価を覆す事件に関して紹介していきます。
まずは、ナポレオン3世がメドック格付け(ワイン生産会社のランキング)を定めるために1855年に開催した『パリ万国博覧会』で以下の5大シャトーをフランスでも特別なワイン生産会社として認定しました。
○ シャトー・ラフィット・ロスチャイルド
○ シャトー・マルゴー
○ シャトー・ラトュール
○ シャトー・オー・ブリオン
○ シャトー・ムートン・ロスチャイルド
そしていよいよ、衝撃を与えた事件が!!!
1976年の『パリの審判』と呼ばれるフランスワインとカリフォルニアワイン(アメリカ)のテイスティング大会を開催しました。
カリフォルニアワインが上記のフランス5大シャトーなどを抑え、勝利したのです。
フランスワインは長期熟成型だと言い訳をして一旦、結果は流されたものの、改めて30年後頃くらいにテイスティング大会をやろうとフランス側から提案があった為、30年後にリターンマッチをしましたが、結果はカリフォルニアワインが勝利したことで世界中のワイン関係者に衝撃を与えたのです。
これを機に、カリフォルニアのナパにフランスの大物シャトーが進出したことにより、ナパの将来は確約され、今やフランス、イタリアを脅かす高級ワイン産地としてその名を世界に轟かせるようになったのです。
これが、ニューワールドへと繋がっていく大きな変革のイベントになったのです。
以上がワイン界に衝撃を与えた事件でした。
次回は、ニューワールドについてご紹介していきます!
ここまでご覧いただき、ありがとうございました( ^ω^ )

