ゼロ円マイホーム、成功の秘訣
今日はマインド系のお話です。
よく成功者の話を聞いているとマインドの話は必ず出てきます。
どんな素晴らしいノウハウがあっても、自分のマインドが拒絶しているようでは実際の行動ができないんですよね。
行動が伴わなければ、ノウハウも持ち腐れです。
今ならわかります。
私もノウハウコレクターでした。
これは自分には合わないだの、今じゃないだの、妻が反対するだの、
本当になんだかんだ理由をつけて行動しないようにしていました。
成功したいと思いながらも、「成功したくない」と思っているかのような行動を選択していました。
でも今ならわかります。
これは、現状を変える勇気の問題です。
そして、その勇気を持つには以下のような考えがとても大事なんです。
- そもそも「完璧は存在しない」ことを理解する
- 100点満点は世の中にはほとんどありません。
- 不確実性の中に僕らは生きています。
- 100%を目指すのではなく5%くらい成功すればよし!というスタンスに切替えましょう。
- いい意味で「あきらめる」ということですね。諦めるというのは、「明らかに見る」、という意味みたいです。もともとネガティブな意味ではなく、「現実を正しく直視する」という意味のようです。現実を正しく直視すると、世の中に100%なんてない、すべてが移ろいやすく不安定で確定的なものは無いんだ、ということになんですね。
- 好奇心を満たしながら行動を継続する
- 好奇心を満たすこと自体を日々の喜びとできると継続ができます。子供のころのように、自分の好奇心に素直になるということですね。
- 最終目標の成功だけを目標にしない、ということですね。
- 成功を日々の行動の報酬と設定すると、成功までの道のりは遠すぎるため途中でギブアップしてしまいます。
- 小さな成功体験(昨日できなかったことができるようになる)は自己肯定感にもつながるので利用するのは良いですね。
- 変化を恐れない
- 成功を願いながらも変化を恐れるというのは、成功へのアクセルを踏みながら一方でブレーキを踏んでいるようなものです。
- 成功するということは、何かしら今までとは違う環境に飛び込むことになります。
- でも動物としてのヒトは、習性として「変化を嫌います」。これは、生存本能によるものですね。今生きているという実績があり、これまでの行動が正しかったということを暗に示しているわけですね。これは、弱肉強食の古代なら当てはまったかもしれませんが、食糧確保も身の安全も確保されている現代では過剰な心配になります。自分が踏み出せないのは生物としての生存本能から来ているんだと頭で理解して、安心して変化を受け入れましょう。
- 成功するまで続ける
- 失敗そのものも楽しむ。次へのステップが明瞭になったと、失敗自体を喜ぶ姿勢が大事)
- 好奇心に従って行動を継続していたら、いつのまにか成功に至っていた、というのが最も理想的な成功への道筋ですね。
正しいマインドは成功の元!
上記に示した中でも一番最初に受け入れるべきマインドは、、、、、
タイトルにある通り「そもそも完璧は存在しない」ことを理解する、ことです。
ここが腹落ちしていると、他のマインドも実行しやすくなります。
そもそも100点がないんですから!
適当に、好奇心のおもむくまま、無計画に行動していくんです。
すこし無責任かもしれませんが、人生そんなもんです。
いくら計画しても、計画通りにはいきません。
計画を否定しているわけではないですよ。
私自身、相当綿密な計画を立てるほうです。
でも、計画通りいかないことがほとんどなんだ、ということをわかっておく必要がある、という事なんです。
ゼロ円マイホーム(賃貸併用住宅)を作ろうとした場合をかんがえてみましょう。
不動産は一点物ですよね。
完璧は完全に理想の世界だと割り切り、現実的には今ある情報で判断せざるを得ないです。
実現不可能な100点よりも、実現可能な80点を現実的に目指すことになるんですよね。これは、あなたが望むと望まざると、です!
もちろん、実現可能な100点であれば最高ですが、なかなかそのような状況にはなりません。
(そもそも100点ってあるのでしょうか?私はないと思っています。現時点での最善策というだけではないでしょうか?)
だから、理想が高ければ高いほどいつまでも踏み切ることができず、結局数年も無駄にしてしまいます。
最悪の場合着手すらできずゼロ円マイホームをいつまで経っても作ることができません。
不動産投資界隈でも同じことがよく言われます。
『いつ不動産投資を始めるのがよいですか?』に対する回答は、
市況や融資状況によらずあなたがやろうと決めた時だと。
- 『来年には材料高騰が落ち着き新築費用が下がるのではないか?』
- 『今は融資が下りづらいから融資がおりやすくなったタイミングで取り組もう』、、、
- 『もう、不動産は高値になっているのではないか。今から購入したら損をするのではないか?』
そのように考えたくなるものです。
しかし、機会損失も考慮に入れる必要があります。
未来は予測不可能なので、自分の予想している未来が違う可能性もあります。
融資や建築費用高騰についても、条件が厳しいからこそ取り組む人が少なく熱意・行動力のある人が道を切り開いていきます。
条件が緩くなると参入障壁が低くなる分取り組む人が増え、競争が過当になり結果として不動産価格が吊り上がる、という状況が生まれます。
つまり、『いつからはじめても実はそんなにかわらない』、ということなのです。
であるならば、消極的にタイミングを待つという姿勢ではなく少しでも早く取り組むべきなのですね(私もこれが納得できたのは不動産投資の勉強を始めて1年くらい経ってからでした)。
取り組む時間が遅れれば遅れるほど、機会損失は大きくなります。
それに、80点と100点ではかかる労力に大きな差があることも考える必要があります。
学校のテストでも80点取るには授業後30分の復習をするだけで大丈夫かもしれませんが、100点をとるためには30分の復習に加え、事前の予習や予備テストを受け自分の理解不足の点をくまなく確認し、それこそ『完璧に』理解する必要があります。
そのためには多くの時間が必要になるものです。
不動産は一期一会であり、同じ物件は一つとして存在しないため、そもそも100点は理想であり、あり得ないのだと割り切って、ある程度の自分の基準(優先順位の高い項目)を満たすものが出てきたら取り組むことをお勧めします。
できれば最初の1~2件は練習問題のつもりで全体の流れを確認するために取り組むのがおすすめです。
というのも、土地を探して、ボリュームチェック(必要な床面積が確保できるか)をして、その上で収支計算は目標に合致するのか、という流れを体で覚える必要があるからです。
このリズムが体にしみこむと事前に整理した条件に見合う土地が見つかったら5分以内で詳細設計に回せるかどうか判断できるようになります。
完璧主義は失敗のもと。
実行主義は成功のもと。
自分の中のマインドを整えて、一緒に成功していきましょう!