おてらさん

大分にある臨済宗のお寺さんです。


テーマ:

「草取唄」

(白隠禅師)

 

梅雨の時期は、当山のような貧乏古寺にはひたすら忍耐の季節です。

あまり大雨だと雨漏りの心配もあるし、洗濯物を干す場所もない、庭の草は伸び放題、お参りに行けば、雨と汗で着物はびっしょり。

いいとこ無しですわヽ(;´ω`)ノ

 

今日は珍しくお天気になったので、特によく草が伸びて、ジャングルみたいになってしまった裏庭で草取りを行いました。

 

蒸し暑さで、体力的にも問題ありなもので、一本一本抜く暇はありません、伸びた草を一絡げに握りしめて、鎌で刈り取ります。

短時間で広い範囲を「とりあえず」綺麗にするやり方です。

根っこが残るので、雨が降ったらまた伸びてくるのでしょうが(;´Д`)

 

そんな感じで、ひとり黙々と草取りをしていたら、白隠禅師の「草取り唄」をなんとなく思い出しました。

 

草取唄(くさとりうた)

草を取るなら、根をよく取りやれ またと意根をはやしやるな

意根なきよに根をきりおけば 水に花さく根なし草

つねに心をとり離しやるな それが念仏、また極楽よ

坐禅しぶりに胸焦がしやるな とらず、もとめず、坐禅をしやれ

善きも悪きも余所(よそ)から来ぬぞ 迷う我が身のこころより

 

もっと長い唄なのですが、覚えているのはここまで><

全部お知りになりたい方はご自分で検索なさって下さい(笑)

 

ここで言う「草」は「煩悩」のこと。

意根は煩悩のもと、とも取れるし「遺恨」と読み換える事もできます。

心に「いこん」を育てるなよ、と言う意味です。

 

「つねに心を取り離しやるな」は、何事にも一心に取り組みなさい、ということ。

「坐禅渋りに胸焦がしやるな」は、あれこれ思い患って、坐禅(修行)することを渋りなさんな、ということ。

 

僧侶にとっては修行が仕事ですが、在家の方ならば「坐禅」をそれぞれの「なすべき事」に置き換えられるのでは?

社会人なら仕事、学生さんなら勉強か。

失敗してくよくよしたり、誰かと比べて嫉妬、あるいは自分を卑下してみたり、色々な思い込みに振り回されて、大切な時間を無駄に過ごしていてはもったいない。

それらは全部「雑草」です。

心の中に生えてきた雑草は、さっさと抜いてしまいましょう。

 

そして「とらずもとめず坐禅をしやれ」

今この瞬間自分が為すべき事に集中しましょう。

 

 

あれこれ考えず、

全部引き抜いてしまいなさい。

 

 

 

 


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