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2008-07-31 16:52:24

明日からいよいよ8月相場入り

テーマ:今日の市況を読む

米国株高と言う好環境にもかかわらず本日の日本市場は一時下げ幅を拡大、引けに掛けて戻し小幅上昇で終了しましたが弱含みの展開と言わざるを得ません。第1四半期決算発表が本格化し、第1四半期好決算ながら通期見通しを据え置きとした任天堂が失望売りで本日ストップ安まで売られ、同じパターンのコマツも5日続落、ヘッジファンドが買い持ちしていたのを一気に手仕舞いに動いているとの事、やや行き過ぎた動きですが、両銘柄の値動きが市場心理を慎重にさせた感は否めません。


株価の動きには時に行き過ぎの状況が生まれるもので、人間心理の裏返しとも言えますが、少し長いスパンで見れば行き過ぎは必ず修正される事も事実、コマツ、任天堂などは業績等から判断すれば下げ切った所は押し目買いの好機と考えても良いと思います。但し株式投資に絶対と言う事は有りませんので、分散投資の中の一銘柄として、万が一逆の目が出ても大きな痛手は負わない程度の資金投入が堅実と言う事は言うまでもありません。


明日からはいよいよ8月相場入りとなります。サマーラリーの動きが出てくるのか?相場環境が良ければサマーストックの位置付けに有る銘柄群が物色人気を集める展開が期待出来る時期ですが、今年は株式市場を取巻く環境が例年に無く悪い状況ですので、多くを期待するのはケガの元となりかねません。地道に堅実に、基本に忠実に好業績銘柄の安値拾いに徹する方が安全では有るでしょう。株式投資とは儲け易い状況の時に積極的に参加し、儲けにくい時は出来るだけ休むと言うのが理想的、今の相場環境はそう言う観点では休むが賢明と言える相場環境で有る事は間違いありません。

2008-07-30 16:39:52

当面はリスク管理の意識を持ち続ける事が必要

テーマ:今日の市況を読む

米SECがカラ売り規制を8/12まで延長する事を発表、対象は金融19銘柄で変更は無し、一時話が漏れ伝わっていた上場全銘柄への拡大は現時点では発表は無し。昨夜メリルリンチがサブプライム関連資産の大規模処理を発表、金融業界の損失処理が進展するとの期待が出て来た事は好材料。原油相場の下落基調も鮮明となり、オペック議長も原油価格の高騰に懸念を示し、価格下落でも減産等の考えが無いと表明し世界経済にはプラス材料。


北京オリンピックが近付き、中国各地での暴動などの報道が伝わるなど、オリンピック中のテロ的な動きがやや懸念されます。オリンピック期間中は株式市場は参加者減少で売買代金、出来高も減少して取引にやや厚みが無くなる時期でもあり、不測の事態が起きれば株価が大きく動く可能性は否定できません。不測の事態が起きる可能性は少ないと思いますが、備え有れば憂い無し、用心するに越した事は無く、リスク管理の意識は常に持ち続ける事が必要。


現在日本市場では四半期決算発表が本格化して来ていますが、前年比増収増益でも通期業績据え置きなら売りで反応する状態になっており、やや弱気過ぎる反応と言わざるを得ません。下方修正、減益ならともかく、業績好調にもかかわらず売られている銘柄はいずれ見直し買いで反発に転じる確率が高く、目先の安値は絶好の拾い場と言えるかも知れません。今は連日業績見通しが出て来ますので、一時売買を休んで今後3ヶ月程度売買の中心にする銘柄を選ぶ時間を作るのも良いかも知れません。

2008-07-29 17:07:59

大きな流れを変えるには米国の政策発動が不可欠

テーマ:今日の市況を読む

日米共にテクニカル的には下降トレンドは継続中で株価の方向性は下向き、米国金融不安の再燃や後退、経済指標、企業決算、政策発動、原油・為替相場動向等を材料に株価は上げ下げするものの、大きな流れを変えるほどの影響は無く、もう暫くは大局下向きの相場展開を想定する必要が有ります。大局下向きでは有るものの下げ続ける相場も無く、いずれ底打ち反転上昇の時期は来るもの、しかしその為には最低でも米国金融不安の払拭が必要。


小出しでは有りますが、米国政府、FBR共に金融不安解消に動いている事は事実、金融機関も評価損を計上して、増資を繰り返すなど資本増強に取り組んでおり、数年単位の時間をかければ徐々に解決に向かう事になるのですが、市場はその様にゆっくりとした対応には厳しく、早期の解決を求めるもの。米国の金融不安解消のスピードと市場が求めるスピードに大きなギャップが有り、この様な状況が続く限りは株式市場の急回復は望めないと言わざるを得ません。


全ての根源は米国住宅価格の下落であり、現在も住宅市場は下落を続けている状況です。住宅市場が底打ちとなり、価格が上昇に向かう時期が来るまで株式市場の先行きは明るくならないと言う事、株式市場的な言い方をするなら住宅市場の回復を少し先に察知し、半年程度先に株式市場は反応する事になりますが今はその兆しは無し、先々米国政府が住宅問題解決に向けて大きな政策を発動する事でも有ればその時が大きな流れが変化する時となるでしょう。今年の株式市場の展望は米国政府の決断次第と言う状況。

2008-07-28 16:56:49

企業業績睨みで商い低調

テーマ:今日の市況を読む

現在国内主要企業の第1四半期決算発表が本格化し、業績動向に一喜一憂する相場展開が続いています。好業績発表は当然買い注文を集めて株価は急上昇、逆に業績下方修正ならとことん売られストップ安に沈むと言う状況でやや過剰反応の感も有りますが、投資家心理としては良い物に付き、悪い物は見切ると言う反応もやや仕方がないところだと思います。


保有銘柄が好業績を発表して株価が上昇する場合は良いですが、業績下方修正を発表して株価が急落した場合の対応は人それぞれで、東証1部主力銘柄なら長期保有で株価の回復を待つのも別に悪い発想ではありません、しかしその場合かなりの月日がかかり、時間的な価値観をどう考えるかで判断は分かれる事になります。思い切って処分して、他の銘柄に乗り換えれば、損失挽回のチャンスは有るものの、長期間の塩漬けは資金効率や損失挽回のチャンスの放棄と言う意味でも一考の余地有りかも知れません。


株式投資では思惑がはずれる事も当然有ります。しかし思惑がはずれた時には投資行動の修正をすれば良い事で、はずれた思惑を引きずり、違う価値観を持ち込んで修正しない事が最も悪い事です。上がると見込んで買った銘柄が、悪材料が出て当初の見込みがはずれた場合は本来なら見切売りで手放すと言う事が正しい投資行動です。見通しがはずれたものを持ち続けるというのは基本的にはおかしい判断、間違った投資行動を修正して、新たな投資に望めば良いのです。株式投資とはこの様な行動の繰り返し、損をしたり、儲けたりを繰り返しながら、最終的に儲けの方が多くなればそれで良いという発想も必要。

2008-07-25 17:36:49

今日の市況を読む 米国株急落で連鎖安

テーマ:今日の市況を読む

6月の中古住宅販売件数が市場予想を下回った事で景気の先行き不透明感や金融機関の業績悪化懸念が広がり米国市場はNYダウ、ナスダック共に大幅急反落、原油相場も小幅ながら上昇し、ここ数日の株高、原油安の流れに変化の兆しも現れています。米国株が大きく下げれば当然日本市場も連動する事は避けられず、本日の日経平均株価も米国同様に急反落で戻り一服の状況。


昨日、日経平均株価は6月高値からの下げ幅に対する半値戻し水準までほぼ上昇していましたので、テクニカル的に見れば一旦上昇一服は当然と言えば当然の動き、米国株の下げがきっかけになったように見えるものの、一日程度のずれはあっても相場のリズムからすれば近々一旦上昇一服は予想された動き。本日の下げで悲観的になる必要は無く、まずは来週前半にどの程度の調整になるかを確認する局面。


13200円台で止まるのか?13100円台なのか?又は若干深押しして12900円台が有るのか?どの程度の押しになるかでその後の相場展開も若干変化してきます。又は米国株が支援要因となり、調整無く一気に急反発に転じるのか?今の相場環境は投機性の高い資金が主流ですのでどちらの結果が出てもおかしくありません。安定した値動きを期待するなら調整するべき時にはきちんと調整した方が良く、相場に厚みも加わるもの、短期急騰は急落につながり易く、不安定な値動きが避けられません。

2008-07-24 16:42:14

今日の市況を読む 米国株高、原油安、円安を背景に続伸

テーマ:今日の市況を読む

米国株上昇、原油相場下落、円安進行と株式市場のプラス要因が続き日経平均株価は続伸、3日で約800円の上昇で13600円台を回復、6月高値からの下げ幅の半値戻しが13636円ですので、ほぼ半値戻しを達成、確率的には一旦戻り一服となる可能性が高い局面。しかし総悲観で下げ続けた後だけに米国株、原油相場、為替相場がプラスに作用する状況が続くなら売り方の踏み上げを誘い、一気に一段高の可能性も若干では有ります。


日経平均株価のテクニカル的な上値ポイントは75日線が位置する13690円、一目均衡表雲下限の13720円、6/26日足チャート上のマド埋めとなる13798円、61,8%戻しの13864円、2/3戻しの13957円となります。チャート上では買いシグナル出現で暫くは上昇基調で戻り相場が続く可能性が高いものの、不透明な外部環境を考えれば相場急変の可能性も否定出来ず、消去法的に言うなら慎重なスタンスを維持しながら若干買いに重きを置くような対応が良い状況。


今後、国内主要企業の第1四半期決算発表が本格化して来ますので、個々の銘柄の決算内容にも注意しなければなりません。原油高に原材料高、世界経済減速の影響、金融不安の実体経済への影響などそれなりに企業業績には悪影響が出てくるものです。株式市場が何処までの業績悪化を織り込んでいるのか?現段階では判断できる状況ではありませんので、注意しておくに越した事は有りません。上がれば強気に転じ、下げれば弱きに転じるのではなく、常に冷静に中立的な物の見方が株式投資には必要となります。

2008-07-23 16:58:53

強気、弱気、どちらに付くか今一度考える局面

テーマ:今日の市況を読む

原油相場の下落基調が鮮明となり、資金が株式市場へと移動、数日前にも原油市場から株式市場への資金移動の可能性についてコメントしましたが、投機資金は割高なものから割安なものへと移動するもので、今後は何時までこの動きが持続するのかが株式市場の動向を左右する事になります。又今の資金移動が永遠に続く事も無く、いずれ再度逆流する事も確実、投機資金はより良いリターンを求めて常に動き続けるのが宿命のようなもの。


個人投資家はリスクが高い時にはあえて参加する必要は無く、儲かる確率が高い時だけ参加すると言う投資が理想的、しかしなかなか理想通りに行かないのが投資の世界、上昇局面ではまだ上がると考えるもので、逆に下げ続ければまだ下がると考えるのが人間心理。投資の世界では強気、弱気と極端に心理が振れ易く、中立と言う心理は少数派の世界、中立で相場を見れるのは持ち株が無い状態、つまり損得関係が無ければ人間は中立的に相場を見る事が出来ます。


投資判断に迷った時には、現実を離れ、持ち株が無いとの前提で相場環境や相場の先行きを考えてみると言うのも又違った判断に繋がるかもしれません。もしも持ち株がゼロならこの株価水準は買いたいとか、いやいやまだ出動は早い、もう少し様子見で行こうとか、ここはカラ売りしたいとか、自分のポジションは抜きにして純粋に考えてみるのも良いものです。明日以降の相場をこの様な発想で考えてみれば又違った見方が出来るかもしれません。

2008-07-22 16:51:10

今日の市況を読む 予想外の急反発

テーマ:今日の市況を読む

本日前場に東証でシステム障害が発生し債券とトピックス先物で一部の売買が出来ない状況となりました。先進国の市場運営でこの様なシステム障害が有ってはならないのですがなかなか改善されない事は残念と言うしかありません。後場にシステム障害が解消すると債券先物売り、株式先物買いの短期筋主導の動きが出た事で株式市場は上昇加速、上がる理由が無い中での株価上昇は注意が必要。


昨日米国市場の通常取引終了後に半導体大手のTIとアップルが決算を発表、共に市場予想を下回り本日シカゴ先物市場で株価が急落、シカゴ先物が大きく下げる中で本日の日本市場は大きく上昇、今までの流れからすれば違和感がある展開で、安易に買いで付いて行くには慎重な判断が必要、リスクを取るのか、取らないのか、自分の投資スタンスを決めてから対応する事が必要。


株式投資にはリスクは付き物ですが、ハイリスクを取る必要性は無く、出来ればローリスクを取りに行くような投資がお勧め、今の相場状況を考えればやはりハイリスクの環境と言わざるを得ず、あえて参加する必要は感じません。休んで様子を見ると言う事も重要な戦術で、何もしない事が最大のリスク管理と言うケースも多々有ります。今はその様な状況ですので、手堅い投資をするならもう少し相場環境が良くなるまで待ち続けると言う欲の管理も必要となります。

2008-07-18 17:32:26

何もせず動かないと言う事も重要な投資戦術

テーマ:今日の市況を読む

原油相場の下落、米国株の大幅続伸、円安、外部環境は全て良かったものの、昨夜の米国市場引け後に発表された米国主要企業決算が軒並み市場予想を下回り、シカゴ先物市場で株安が進行、今夜の米国株下落の連想が働き日本市場は反落、3連休を控えている事も有りポジション解消が優勢、依然不透明感漂う相場状況が続いていると考える方が賢明。


きっかけ一つでそれなりのリバウンドは有ってもおかしくない状況ですが、投資家心理が冷え切っており、相場環境が好転するにはまだ幾つかのハードルを超えなければならない状況。相場とは人間心理ですので、時には強気に傾き過ぎ、時には弱気に傾き過ぎるもの、全体相場の戻り基調が続いた6月頃までは強気に傾き過ぎた局面、今は弱気に傾き過ぎている局面、行き過ぎた動きはいずれ修正される事になり、その時には又心理が傾く局面となります。


投資には儲かる時もあれば損をする時もあり、株式投資をする上では避けられない事です。しかし何でもかんでも損切りしたり、闇雲にナンピン買いを繰り返していてはいくらお金が有っても足りません。今の相場状況から考えれば含み損を抱えている投資家が多いはず、いま最初に考えなければならない事は先々如何に上手く撤退するか、上手く撤退する為には下手に動かず、何もしないと言う事も今の相場状況では必要、先々相場の流れに変化が出ればその時に上手く撤退するための行動を起こすと言うのが現時点ではベターな考え。

2008-07-17 16:34:19

原油安、米株高を受けて反発するも力強さに欠ける展開

テーマ:今日の市況を読む

金融関連銘柄へのカラ売り規制が効果を発揮したのか米国市場では金融関連銘柄が軒並み大幅高、原油相場の下落も加わりNYダウ、ナスダック共に一本調子に上昇して大幅高で終了、原油安、米株高を好感して日本市場の反発、しかし寄り付きの買い一巡後は終日もみあいで上値を買う動きはなく、予想通りと言ってはなんですが、弱い動きと言わざるを得ません。


円高懸念と今夜から来週まで続く米国金融機関の決算を懸念するムードが強く、米国睨みでしか動けない状況、米国金融機関の決算で悪材料出尽くしとなるのか?又は予想以上に悪くて再度ショック安の動きになるのか?現状では不透明な相場環境に変化は無く、今はあえて動く状況ではなく、様子見で対応するのが最もリスクの少ない投資戦術。


テクニカル上は依然下降トレンド継続中でその中での戻り局面の位置付け、米国公的資金投入検討、金融関連銘柄へのカラ売り規制、商品市場規制、原油相場の下落など変化の兆しは出てきていますが、流れが大きく変わるにはあと幾つかの好材料出現が必要。淡い期待は抱かず、もう暫く厳しい局面が続くと考えて対応する方が無難。値ごろ感では買わず、ムードで売らず、暫くは休んでただ様子を見る時期が有っても良いと思います。

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