【党首討論詳報(7)】

 山口那津男公明党代表「前回の党首討論、2月17日でありました。すでに1カ月半がたちました。その間、この今の内閣はどうでしょう。国民からは学級崩壊状態だとも言われ、首相のリーダーシップが欠けている、こうも言われているわけであります。例を挙げてみましょう。だれも責任をとらない政治とカネの問題、利益誘導政治の復活ともとれる個所付け問題、閣内バラバラの郵政改革案、さらにはいまだに見通しの立たない普天間基地移設問題。さらには危機管理意識が全く欠如した国家公安委員長の軽率な行動。さらには度重なる閣僚の国会審議遅刻。もう挙げればきりがありませんよ。これは内閣の機能がもう不全に陥っていると言わざるを得ないんです。国民から見れば、まさに失望内閣と言いたいくらいですよ。こんな体たらくでどうするんですか。鳩山総理、その認識をうかがいたい」

 首相「私は一番大事なことは政府として国民の命を守ることにあると思っています。そして国民の命を守るための予算を、これは与党のご審議をいただいて、これは史上5番目という早さだとはうかがっておりますが、早さが問題ではありません。内容としてしっかりとしたものを作り上げることができた。このことによって国民の実感として世の中変わったなあと。今までは必ずしも官僚任せだったから、自分の暮らしは良くならなかったけれども、これからは実感を伴ってくるなあ。子ども手当の問題にしても、あるいは高校の無償化にしても、あるいは戸別所得補償制度にしても、予算があがることによって、そしてそのことを迅速に実現することによって、新たな政治というものが始まったことを国民のみなさんにも理解していただくことになる。そのように感じておりまして、そのためにもわれわれとしては一致団結してがんばっていかなければなりません」

 「ただ、さまざま今、山口代表からお話がありました。われわれとして反省すべき点もないわけではありません。反省すべき点は反省したいと思いますが、ただ、たとえば郵政改革に関しては決して閣内バラバラではありません。閣議で決めるまでは、閣議で決めるまでは、それぞれ官僚任せでない新しい内閣ですから、自分たちの考え方があっていいじゃありませんか。むしろ閣僚のみなさんに思う存分議論していただく中で、閣議において、しっかりとしたものを作り上げていく。国民のみなさんに理解していただける新しい内閣の姿だとお認めをいただきたいと思います。行きすぎた点、あるいは足らざる点があることは認めたいと思っておりますので、そこに関しては大いに反省をしながら、出発をして、再出発をしてまいりたいと思っております」

 山口氏「反省をするとおっしゃるならば、具体的に反省の姿を見せてください。先ほど挙げた例、一つ、一つ具体的な姿を見せていただきたい。そこで最初の問題でありますが、政治とカネの問題。いまだに私はこれを問わなきゃならないことはざんきの念に堪えませんよ。あらゆる大事な問題を議論したいのに、この問題が障害物のようになって議論できないじゃありませんか。そこで聞きましょう。先ほど勝場(元)秘書の公判の話が取り上げられました。2つ聞きますよ、2つ。勝場被告をこの国会に、一番事実をよく知る人として証人喚問、あるいは参考人招致に応じるよう首相が説得をしたらどうですか。これが1つ。もう1つは3月3日の参院予算委員会で、首相はこう答えているんです。最終的に結論が出て、その結論を元にして使途の報告を申し上げたいということでございまして、正確を期す必要があるということで、私はすべてが終わってから書類の返還を求めて、そしてそこでみなさま方に見ていただきたいと。こうお答えになっているんですよ。この通り、間もなく裁判は終わりますから、書類の返還を求めて、この国会に示して、国民のみなさんに説明していただけますか。この2点、明確にお答えください」

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