• 10 Jul
    • VOL.15 孤高の一匹狼 最終章 終

      沖 西郷です。このブログをスタートいたしました2010年の12月26日にVOL1を書かせて頂きましてから約半年。今ここに孤高の一匹狼を閉じます。ネタが無くなった訳でも、疲れた訳でも、忙しくて書けなくなった訳でも、誹謗中傷が原因とかでもありません。ドキュメンタリータッチで、なるべく臨場感ある文章にしようと書き進めてまいりましたが、私レベルで限界でした。ヒットから取り込みまでのシーンが、どうしても似た様になってしまい、文章力の無さを痛感いたしました。こんな駄文に半年もお付き合いくださいまして、誠にありがとうございました。VOL4に一番最初にコメントをくださいました会長(京都より)さん。度々コメントも頂戴しましてありがとうございました。チヌ釣りをする時は必ず会長さんお願いすると思いますので、その節はどうぞよろしくお願いいたします。「コメントをくださいました皆様」ともさん、ありがとうございました。dandyさん、いつもコメント頂きましてありがとうございました。情熱的な団塊オヤジ大好きです。東京に行く機会がありましたら、必ず一献お付き合い下さい。お褒め、励まし、ありがとうございました。イシダイマンさん、いつもコメントありがとうございました。イシダイマンさんが釣り上げたらコメント入れよう入れようと待ち構えていたのですが・・・^^;楽しいやり取りありがとうございました。ふり~だマンさん、いつも楽しい書き込み拝見いたしておりました。明るくて、元気があって、家族思いで、素晴らしい釣り人やと思います。デカバンは狙って釣れ!ですよ^^ハンバスさん、いつもいつもペタ貼りありがとうございました。やんちゃグレさん、貴方の書き込みは本当に愛に溢れてましたね!子供たちや奥様とのやりとりや、友人達との飲み会、辛い事も書いたりして良い人丸出しですよね^^鹿児島弁の書き込みが最大の魅力です!これからも鹿児島弁でお願いしますね。いつか突然会いに行く計画は消えてませんので・・・^^釣り具店のおっちゃんさん、何故か学歴の高さを伺わせるようなブログに関心しておりました。ペタもありがとうございました。いずもの海おやじさん、姉が居る出雲なので、なぜか勝手に親近感を持っておりました。出雲へ行くときは連絡いたしますので、美味い物食べに行きましょう。まと丸さん、いつもペタ貼りありがとうございました。大和さん、コメントありがとうございました。うにてんさん、いつもコメントありがとうございました。素晴らしい職人芸の趣味!驚きました^^いつか一緒に竿を出してみたいお一人になりました。またブログは覗かせていただきますね。ベントスさん、いつもペタ貼りありがとうございました。三平三平さん、コメントありがとうございました。ひろぶーさん、コメントありがとうございました。あれからゴーセンの針は使いましたか?海狩人sea hunterさん、いつもコメントありがとうございました。待ちきれない程期待してくださいまして恐縮でした。私のような駄文に温かい支援ありがとうございました。いつかそちらに行くときは、必ず連絡いたします。磯マグロ食べさせてね^^キジムナーさん、磯蚊のアドバイスありがとうございました。カニ蔵さん、こっそり読んでくださいましてありがとうございました^^トミタクラフトさん、コメントありがとうございました。私のような駄文に興奮していただきまして感謝いたします。「アメーバでアメンバー承認してくださいました皆様」やんちゃグレさん・会長(京都より)さん・毛ガニいちゃんさん・オレンジ船長さん・ふり~だマンさん・海狩人sea hunterさん・東京都 台東区 蔵前 魚料理さん・CanCafe川崎店・D組 みゆみゆさん ありがとうございました。「アメーバで読者登録くださいました皆様」三代目魚熊さん・CanCafe川崎店さん・ふり~だマンさん・海狩人sea hunter・イシダイマンさん・D組 みゆみゆさん・会長(京都より)さん・やんちゃグレさん・口白会さん ありがとうございました。「その他、毎回ペタ貼りくださいました皆様」TOYOさん・看板屋さん・ガッちゃんさん・さんきちさん・おみつさん・ぱおひいの釣り日記さん・WINGさん・かずさん(犬の写真癒されました)・さかなやさん・釣り太郎さん・トンきちさん・まさやんさん・こばやんさん・サモアの怪人1号・2号のご兄弟さん・水心さん・みたらしさん(貴方は確か高校生釣り師でしたね!素晴らしい釣り師になりそうですね)・樹 琴美さん(いつもありがとうね)・ハンバスさん・ベントスさん・ウルアさん・HFC-02さん・釣りポニョリストかおりさん(貴方はきっと全国一の美人アングラーです^^)・人妻さおりの秘密の恋愛さん・こーぢさん・おおとろさん・さざなみ漁師さん・ゆみっぺさん・ほんわかさん・毛ガニいちゃん・へたれフィッシャーマンさん・長優丸さん・まさやんさん・やんちゃグレさん・大ちゃん渡船さん・D組やまちゃんさん・愛海龍釣天女さん・さときちさん・磯釣大好きやまとしさん・G CLEFさん・ノンちゃんさん・かわかみさん・ISO-ZURI.KIZAKURA好きさん・会長(京都より)さん・底底釣ろうさん・釣り野郎さん・masatoさん・〇やさん・海狩人さん・ヤスイっちさん・ミウラさん・いずもの海人さん・kimuさん・きゃみーさん・釣り具屋のおっちゃんさん・イシダイマンさん・がまラー2号さん・三流釣師さん・ぞうぞうさん・ヤフオク釣具屋さん・ゆみっぺさん・海山幾三さん・ミッチーさん・まと丸さん・釣りキチ社長さん その他多数のペタ貼りくださいました皆様ありがとうございました。皆さん本当に短い間でしたが、私の駄文をご覧下さりありがとうございました。孤高の一匹狼、本日このVOL15をもちまして円を閉じます。短期間でしたが、素晴らしい出会いに感謝いたします。誹謗中傷も1度も無く終えることは、皆様のお陰でございます。本当に本当にありがとうございました。涙涙涙安全第一で素晴らしい釣りを・・・さようなら・・・沖 西郷

      5
      37
      テーマ:
    • VOL.14 荒磯に神が降臨した! PART2

      ズッコーン!!それは突然だった!海面と水平に伸びた幻覇王が静寂から怒涛の突込みを見せた!よっしゃ~来た。急いで竿を外そうと2歩3歩近づいたその時!竿先が海面からスーッと戻った・・・ん~・・・乗らなかったか。即座に回収し、素針にされた仕掛けを再び同じポイントにそっと入れた・・・コンッ!コンッ!コンッ!竿受けにセットした直後から、幻覇王に小さな前アタリがコツンコツンと生物反応を伝えた・・・居る・・・間もなく竿先が賑やかに上下し、小刻みに震えだした!左手を石突きに当て、臨戦態勢を整えた・・・ときたまググッ!ググッ!と竿先を押さえるが本アタリまでは行かない。なかなか食い込まないな~・・・何度位こんなやりとりしたのだろうか?食い気はあるはずだ・・・小さいのか?大きいのか?いやらしいアタリに翻弄され、焦れていた時、先ほど足元に転がってきたヤドカリを使おうと、バッカンから取り出した。この状況でヤドカリに食らいつくとすれば、経験上恐らく一発で来るだろうと針を17号にサイズアップし、勝負を掛けた!たった1個のヤドカリなので丁寧に針を装着し、そ~っと海面を滑らせポイントへ入れた・・・食い気のたっている石鯛なら、上から落ちてくるこのヤドカリを凝視しているはず!足場を固め、手持ちで速攻に備えた・・・竿先から滑り出す道糸が、竿を揺らしながらスルスルと流れ出ていく・・・ツッツッ・・・トン。落ちた!リールのレバーをフリーから戻した瞬間だった!!グシャーッ!!ズッコーン!!着底後直ぐだった!待ってましたと、怪物がくわえ込んだ!しかし、こちらも待ってましたと体制は万全!今年最後の一対一の勝負が始まった!!当然アタリは強烈なでデカバン間違いない!容赦無く突っ込む、奴の生物反応が柳調子の幻覇王にビンビン伝わる!まるであえて反応を伝えてるかの様に挑戦的だ!磯上に鳴り響くラインと竿の金属音!ジリッ!ジリッ!と時たまラインが伸びている様な不気味な音さえする・・・ガッチリ腰を落とし、竿でためる・・・奴は右往左往してるのか、竿先が右に左にもてあそばれる・・・根に張り付かれるのは100も承知!ラインブレイクだけに神経を集中し、徐々に徐々に怪物が浮いてきた。2度・3度と根に張り付くが、17号の針がガッチリカンヌキを捕らえていると確信しているので、余裕はある。ヌボォ~っと白い影が、濃紺の海中に浮いてきた・・・途中2度・3度と尾びれをひるがえし、貫禄ある抵抗を見せる。竿をゆっくり立て起し、リールをゆっくりゆっくり巻き、幻覇王のしなりを楽しんだ!綺麗な銀色の巨体が海面を割りひるがえった!デカイ!前回と同じくらいある!足元付近まで寄せ針掛かりを目視すると、17号の針がガッチリカンヌキを抜いていた!寄せ波に同調させてブリ上げた!なんと強強しい魚体!太陽に反射し紫艶の輝きを放ち横たわった・・・不思議な体験だった・・・ヤドカリが・・・それもたった一つ・・・それも足元へ・・・使って下さいと言わんばかりの出来事に・・・神が微笑んだと思った・・・自然相手は時たま不思議な事がある・・・この年の、釣りに行けなかった私に神が降りたのだろうか・・・そして、その贈り物で1発必殺!誰に感謝しよう・・・神が居るなら神に感謝するしかないだろう・・・62センチ3.6キロ立派なギンワサを授かった・・・こうして散々タイミングの合わなかった1年を、神の導きで最後を終えることが出来た。にほんブログ村

      1
      4
      テーマ:
  • 08 Jul
    • VOL.14 荒磯に神が降臨した! PART1

      先人曰く、一生懸命頑張れば神が微笑む・・・ある年の11月23日年内残すところ実釣2回という日に、その1年は全く天候やタイミングに恵まれる事が無かったが、悪天候の中意地の一発を上げた2週間後。年内最後の釣行となった12月13日の事だった・・・撒き餌をたっぷり準備し、付け餌にウニと瀬戸貝を用意し万全の体制で一路ホームグラウンドでもある2週間前と同じ港へ向かった。車を船着場へ滑り込ませると、上物師がドッと沸いていた!当日は小潮。満潮は11時前だ・・・勝負は10時半~11時半と気合を入れ、馴染みの船頭に体を預け前回と同じ磯へ上げてもらった。足元狙いのこの磯は小潮でも満潮に差し掛かると足元を洗う磯。湾向きに釣り座を構えカウンターで17~20メートル地点にデカバンポイントがある。楚々と撒き餌を準備し、ゆっくりゆっくり潮の走りや向きを目で追いながら、そのポイントへ1時間ほど撒いた。ややウネリのあったこの日は、満潮を待たずして背面から波がかぶさってきていた。この磯で定番となった幻覇王別誂本式を抜き、リールを巻きゆっくりと仕掛けを落とし込んだ。予想通りと言えばそれまでだが、潮がゆるく生物反応が無い・・・だがこの磯は油断できない磯で、生物反応が無くても突然ガツン!と来るちょっと独特な磯なので焦りは無い。撒き餌が利きだすまでのんびり生物反応を探りながらたたずんでいると、与太波が背面から押し寄せたと思った瞬間!キラキラと光を反射した波のスープが足元に寄せてくる・・・コロコロコロ・・・ん!?なんだこれ?波のスープに乗って1個の海ニシ貝が右足の直ぐ横にチョコンと転がり止った!珍しいな?何十回と上がってる磯だがこんな物が転がってきたのは始めてだ・・・おもむろにしゃがみ手にとって見ると、なんと!姫ヤドカリが活きた状態で入っているではないか!!ほ~珍しいな~!しかし何でやろ?ここの釣り座の背面に底物場は無い!だから誰かが捨てて行った物でも無さそうだし、ましてや海底近くに生息するヤドカリが転がってくるなんてあり得ない?推測されるのは最近まで伊勢海老漁の網が入っていたので逃げてきたのではないか?と考えた。いや~しかしそれにしてもあり得ないな~???しかし、まあ活きてる姫ヤドカリだしレギュラーサイズなのでバッカンで活かしておく事にした。相変わらず同じように打ち返していると、ようやく潮が動き出し反転流が足元に当たりだした。時計の針は10時。本潮になってきた!するとすかさず潮の動きと同調するかのごとく石物特有のアタリが出だした!つづく

      10
      テーマ:
  • 25 Jun
    • VOL.13 意地の一発!デカバン狙い撃ち!長編 PART6

      濃紺で暴風雨により艶消しになった海面になびく緩めた道糸が、風のざわめきに同調するかの様にスッ!と海底目掛けて引き込まれた!来た!今度は間違いない!と素早く竿を竿受けから外し左構えの手持ちで竿先を海面目掛けて送り込んだ!一瞬間を置き、幻覇王の竿先が海底から誰かが引っ張ってるのか?と思われるように力強く押さえ込まれた!次の瞬間!!グーンッ!よっしゃ!大胆だけれど、シャープで素早く合せを叩き込む!ガッツーン!!デカイ!!見事なまでに幻覇王を海中深く引き込もうとするスピードとパワーだ!!左から容赦無く襲い掛かる暴風雨!これぞ!男の究極の遊び!一年間の苦労が全身に力を与え、ガッチリ怪物の動向を捕らえた!よっしゃ~!ついに捕まえたで~!怪物の生物反応を捕らえている幻覇王を、波が洗う足元をしっかり踏ん張り渾身の力でグリップを持ち上げた!敵もさるもの!そうは行くかと怒涛の反撃!柳調子の幻覇王別誂本式が面白いように曲げられる!しかしここは慣れたもの。2度3度の根張りは覚悟の上。ビタッ!リールも幻覇王も止められた!左構えの右腕一本でで竿を支え、根から離れるのを待つ・・・雨がはじけ飛ぶ海面で、土俵際でうっちゃるかの様に一時の静寂が襲う。フワッ・・・出た!再び両手でファイト開始!勝手知ったる磯ではあるが、油断は禁物だ!いなしたり、リールを巻いたりとやり取りする・・・17メートルほど出ていたカウンターに目をやる。後9メートル。時折、しっかりとした奴の生物反応がグンッ!グンッ!と竿に反応をもたらす!この石鯛釣り独特の反応がたまらない!三度根に張り付く怪物!そっとテンションを緩め、次のファイトに備える!グンッ!グンッ!出た!ここは一気に寄せ上げようとリールとポンピングを繰り返す!もう奴は観念しているはずだ!しかし、暴風雨で艶消しになった海面で姿が確認できない・・・一瞬外道か?と不安がよぎる・・・湾曲に曲がった幻覇王が緩みかけた時!艶消しの海面の直ぐ下に白くうごめく怪物の影が視界に入ってきた!銀や!!よっしゃ!銀ワサや!ガバァ~と浮いた怪物は紛れも無く美しい銀ワサだった!強い生命力は最後の最後まで抵抗を見せたが、足元を洗う磯に滑り込ませた!悪天候で空が灰色のため、怪物の体に日の光が反射しないので不気味な輝きを放ち横たわる。竿を左手に持ち、ゆっくり怪物に近寄りガッチリくわえ込んだワイヤーを、手に巻きつけ持ち上げた!どっしりとした体躯!良い銀ワサだ!63センチ・3.5キロの立派な石鯛だった。こうして時間を1時間弱残して捕らえる事が出来た今回の釣行は、危険を冒しながらも意地の一発となり感無量の釣果になった・・・そして・・・この2週間後・・・荒磯に神が降臨する事になる・・・おわりにほんブログ村

      12
      テーマ:
  • 23 Jun
    • VOL.13 意地の一発!デカバン狙い撃ち!長編 PART5

      あかん!風が竿の横から容赦ない!鉛が着底したかも分かりづらいほど竿先が踊らされる・・・こうなったらデカバン一本狙いに絞ろう。仕掛けを回収し捨て糸をカット!誘導シーソーに鉛直付けにしてハリスの短い物をセットし直し、べた底で風が強いので道糸にテンションを掛けず、石鯛のアタリだけを待つことにした・・・ポイントは勝手知ったる所である。左からの風に乗せて左サイドスローで海面と平行に仕掛けをポイントへ入れた・・・竿先を海中に潜らせ、風の影響を最小限に抑え着底を見極める。トンッ・・・良し、止まった。道糸を緩め、強風で踊る竿から仕掛けが動かないようにし竿受けに石突きをセットした。強風にあおられる竿先からは全く生物反応は見て取れない・・・餌取りが小突いて居るのかなど全く知りえる余地も無い・・・数回同じ作業を繰り返すが、餌は微動だに残って帰ってくる。ずぶ濡れの防寒着の袖をめくり上げ時計に目をやる。針は11時前を指していた・・・アカン!時間無い。あと2時間・・・せっせと同じ動作を根気良く繰り返し、幻覇王が一気に突き刺さるその瞬間をひたすら待つ!それから数分経った時だろうか・・・潮の動きが尋常で無いほどに走り出した!濃紺のいわゆる墨潮が反転流となり足元目掛けて当たりだした!本潮だ!ここが時合いと、手返し良く果敢に攻めた!まだアタリは無い!再度時計に目をやる・・・残り1時間半!頼む、来てくれ・・・本潮は軽快に足元に当たる!良い潮なんやけどな~・・・踊る竿先にたるむ道糸・・・無意識にその光景を見ていた時だった!!緩めていた道糸に一瞬テンションがかかった様に見えた!次の瞬間だった!!シュー!グンッ!入った!!戻った・・・石鯛や!次の舞い込みに対応すべく落ち着いて石突きに手をやり臨戦態勢を整えた・・・コン!来た!しかしアタリが収まり、仕掛けを回収した。餌は綺麗に無くなり、針がプラーンと風に揺れ帰って来た。良し!撒き餌が利きだした!潮も抜群になって来た!間髪居れずに同じポイントへサイドスローでそーっと投げ入れた・・・着低を確認し石突きを竿受けに収めた次の瞬間再び!シュー!グンッ!グンッ!居る!さっきの石鯛がまだ居る!警戒しているのか、なかなか口を使ってくれない。コンッ!コンッ!間違いない!デカバン特有のアタリだ!!アタリが収まり、再度回収すると綺麗に素針にされていた・・・間髪入れずに同じ動作で同じポイントに仕掛けを入れた。アタリが出だして3投目の事だった!時計の針は12時前。残り1時間ちょい。シビレを切らしたのは底の怪物だった・・・つづくにほんブログ村

      12
      テーマ:
  • 18 Jun
    • VOL.13 意地の一発!デカバン狙い撃ち!長編 PART4

      あちゃ~・・・太平洋を北上する低気圧の前線のお陰で風速8~10メートル!オマケに小雨まで降りやがる・・・ホンマ今年はついてない・・・出船出来るかどうか微妙になってきた時、船頭が車で船着きに滑り込んできた。車を出てきた早々に船頭が私の顔を眺めて、にや~っとした。>〇〇さん、またツイテないな~・・・にた~。ホンマやで!どお?行けそう?>まあウネリは無いから行けるんとちゃう?マジで!>せやけど〇〇さんの磯はアカンで・・・え~!ダメ?>今日中潮やし、10時ぐらいまでアカンのちゃう?ほなどうする?>手前の〇〇で竿出すか、潮引いてきたら移ったら。え~・・・ホンマ今年はツイテないな~>ホンマ〇〇さんだけやで~こんなん、今年ホンマにあかんな~もうええは、とりあえず行こうや。>ほな行こうか。急いで身支度を整え、上物師2名とたった3人で沖磯へ向かった。船中で若い上物師に声をかけた。あんたらこんなに風キツイのに上物出来るんか?>ハイ。自分ら風上から投げれるんで何とかなります。え~ホンマか~?えらい風やで~>やりにくいとは思いますけど、あんまり来れる時無いんで・・・そやはな~、俺もそうや。そんなネガティブな会話を交わしながら、3人同じ磯に上がった。歩いて渡れる隣の底物場は波で完全に消えていた・・・しょうがないので、ここで竿を出すべきか?と思案しながら若い上物師達の釣りをボンヤリ眺めながら思案に暮れた。背中からバシバシと風雨が突き刺さる!防寒着のフードを被らないとどうにもならないほどであった。上物師達の一投毎のキャストが、後ろからの強風にあおられとてつもなく飛んでゆく!私は寒さと背中から来る自然の槍に耐えながら時計と底物場を交互に眺め、逸る気持ちも徐々になえ出してきていた・・・あ~も~こっちで竿出そうかな~?あ~でもな~、もう残り今回入れて2回しか行けないし、やっぱり初志貫徹!自分のスタイルを貫こう。そんな心の右往左往を嘲笑うかのごとく、狙いの磯は未だ波を被っている!不自由な心を落ち着かせようと磯をウロウロしてみたり、上物師達のそばに行き話しかけてみたりと・・・時計の針が9時前を指していた。狙いの磯に目をやると、未だ白波はたっているが無理すれば行けそうだ!子供の頃、波乗りを少しカジッた事があり、膝から下までの波になれば足をすくわれる可能性がグッと下がることを知っていたので、え~い!いったれ!もうこうなりゃ意地である。迎え船は午後1時30分逆算しても4時間しかない!ドッかと置いてあった荷物を抱え、荷物を載せる台も一斉に運ぶ。1歩、1歩と足元の感触をしっかり確かめながらゆっくりと慎重に進んだ。時たま腰辺りまで波を被るが、足元を脅かすほどではない・・・慎重に慎重に・・・最悪流されても湾向きに流される。ようやく狙いの足場までたどり着き、持ち込んだ撒き餌を手持ちで砕きパラパラとゆっくり撒いていった。1時間ほど撒き餌をしただろうか、10キロほど撒くと、時計が午前10時を指そうとしていた。磯際はまだ波を被っていたが、やっと何とかピトンを打ち込める状況になった。食い込み重視で竿は幻覇王別誂本式を抜いた。リールは20号を巻いているABUアンバサダーBG9000を装着し、仕掛けを巻いた。10時過ぎ、残す時間は3時間ほど・・・頼む。釣れてくれ。横から殴りつける様な暴風雨が容赦なく暴れまくる。風雨に耐えながら14号の小針にウニの芯を2個掛けして第1投を狙いのポイントへズボッと入れた・・・着低したかどうかも分からない位竿先が風に踊らされる!さあここまで来たら、本当に根比べ意地比べの1対1の真っ向勝負や! つづくにほんブログ村

      6
      テーマ:
  • 16 Jun
    • VOL.13 意地の一発!デカバン狙い撃ち!長編 PART3

      ごんげん丸に電話すると、11月15日。そう明日が渡船期最終日でした。電話に出た親父さんに駐車場から船着きまで詳細を聞き出し、次の日の朝5時過ぎに意気揚々と目を覚ました。ん?外がえらい騒がしいな~・・・トイレの窓を開けちょっと外を覗いてみた!あちゃ~めちゃめちゃ風吹いてるや~ん!!アカンやろうな~?などと考えるよりも、姉宅から宇竜港までは20分程度。ダメもとで行ってみる事にした。まだ暗い出雲の夜道を走らせると、全国に知れ渡る出雲大社に近づいた。宇竜へ行くには出雲大社がある大社町を通らないと行けないので、おのずと通るわけですが、出雲大社の少し手前に島根ワイナリーがある。最近のワインブームで島根ワイナリーも本場フランスから職人を呼び、以前と比べると数段美味しいワインが出来るようになった。そんなワイナリーを過ぎると出雲大社がど~んと!見えてくる。日本では確か10月だったか11月だったかを神無月と言いますが、実はこの出雲地方だけは神在月と申します。そう!世間とは逆なのです。日本における神発祥の地が出雲となっているようで、その月に全国から神様が出雲に里帰りされると云う訳です。そんな出雲大社を通り過ぎると、その神々をお迎えする稲佐浜と言うピーチに出る。暫く海岸沿いを走ると、今度はスサノオノミコト、天照大御神を祀る日御碕神社が見えてくる。その交差点を右方面へ下るとそこが宇竜港だ。親父さんに教わったとおり車を港へ進めると、大きな観光船の様な渡船が街灯に照らされて薄っすらと見えた。すでに駐車場には数台の車が停まっており、上物釣り師らしき釣り師が数名車外にたたずんで何やら相談してる風であった。私も車を降りて、つかつかとその人達の所へ向かった。すみませ~ん、ごんげん丸の乗り場はここでよろしいですかね?>あ~あんた昨日電話くれてた〇〇さんかいな?そうです。>いや~せっかくきてまったけど、かじぇが凄いけん、どげするか?ともちょるだ~・・・そうですね~風ちょっと酷いですよね。>ん~、上物はじぇんじぇんダメだけど、石鯛なら行けるかともっちょったにいけんな~>どげすーかいな~すると、後からもう一台車が入ってきた。降りてきたのはどうやら底物師の様だった。>こりゃ~いけんけ~止めようか~。>堤防にでもいけりゃ~いいが、こりゃいけん。>あぶねていけんな~>折角遠くからきてまったけど、悪いね~>あんたら時間あ~ならちょっと家寄ってってごせ~お茶でも入れるけん。てな事で、もう本当に今年はことごとくツイてない!しゃ~ない、自然には逆らえない。車を移動し、ごんげん丸が経営している木村荘へ後から来た底物師とお邪魔することにした。お母さんも出てきて、親父さんと二人で申し訳なさそに何度も謝るので、かえって恐縮してしまった。出雲弁で豪快にしゃべる親父さんの話を聞きながら、後から来た底物師とも会話すると、その方はなんと広島からだった。よくこちらへは来られるんですか?>いえ、初めて来ました。>昨日から天気が悪かったので半信半疑で来たんですが、残念です。そんなやり取りを暫くしながら、温かい日本茶を頂き帰路に着いた。しかし、本当に今年は踏んだり蹴ったりだな~と自分でも笑いが出るくらいであった。こうなればいよいよ釣りに行ける日が限られてきた。スケジュールを何度見ても、次に行けるのは11月23日だ。この23日を含めて年内あと二日しか行けない。頼む!行かせてくれ・・・そう願いながら11月23日和歌山県中紀のホームグラウンドへ向かった・・・今年はまだ60オーバー1枚すら上がってないという・・・可能性低いんやろうな~などと思案しながら、港に着くと、何と!!また強風が・・・つづくにほんブログ村

      8
      テーマ:
  • 11 Jun
    • VOL.13 意地の一発!デカバン狙い撃ち!長編 PART2

      母親の病状を気遣いながら2週間が経っただろうか・・・島根県の出雲市に居住している姉から電話が入った。お母さん、出雲の島根県立中央病院で検査することになったから・・・>そうなん?うん、お父さん一人田舎において置くのも心配やし、お母さん検査やし、検査結果出るまで私の所で面倒見るは。>そら助かるは。>出雲なら俺の自宅からでも陸続きやから夜中でも何でも行けるしな!>検査いつなん?11月14日だって。>えらい先やな~。大丈夫か?まあこんなやり取りを姉として、丁度私の休みの日だからとお見舞いに出雲に行く決心をした。ただ、いくら気丈な母親でも肺ガンの疑いだと凹んでるだろうと思い、あまり大げさな見舞いと思われないよう釣りに行くのと併せて行くという事にした。その間も、釣りに行こうと思う日がことごとく潰れた。しょうがない、今年は諦めや。そしいよいよ出雲へ向かう日が近づいてきた。母親に、大げさなお見舞いと悟られないように釣りに行くとは言ったものの、何か全然釣りをしたいと言う気にもなれず、とりあえず餌の確保ぐらいはしとかないと気付かれる・・・そうだ、ここはサザエを持ち込んで、釣りに行かなくても皆で食べれるサザエにしようと決定!釣りはカモフラージュなので、食べて美味しいサザエが欲しい。ここは知り合いの鮮魚店に連絡して段取りしてもらった。そして、ついに当日を迎えた・・・姉家族の家へ着くと、元気そうな笑顔で皆が迎えてくれた。次の日、検査のため家族全員で病院へ向う。朝から昼過ぎまでかかっただろうか?担当医が、まだ結果は出てませんが、ガンであっても転移はしてなさそうなので取れば何とも無いと思いますよと、嬉しい回答をしてくれた。家族一同、お互い顔を見渡し嬉しそうに笑顔が出た。まだ正式な検査結果が出ても無いのに、全員大喜びで、一番はしゃいでたのは母親だった。よし!じゃあ今夜は美味しいご馳走を食べよう!まあ基本、楽天的な家族なので私のサザエも当て込んで義兄も含めた大宴会の買出しとなった。そうとくりゃ、私は石鯛釣りに行きたい!いや、行く!俺、明日釣りに行ってくるは!お~行って来い行って来い。大きいの釣ってきて!もう楽天家族大暴走である・・・そうとくれば、料理の準備が出来るまで気分を高めるために山陰地方ではそこそこな釣具屋「かめや」へと向かった。このかめやさんは、底物系の道具の品揃えが中々なもので、ウニガラまでも用意してくれる優良店だ。雑誌や餌、道糸から魚拓まで何から何まで底物系は文句無し!店員さんから存分に情報収集し、明日目指す磯も決定した!出雲大社から日御碕灯台へ向かう途中にある宇竜という所だ。この山陰の出雲と言う所は結構昔から石鯛釣りが盛んなところで、日御碕神社近くの港から、渡船で向かうトモ島と言う一級沖磯がある。このトモ島の朝鮮場というポイントはしばしばデカバンが上がる山陰屈指の底物場である。明日はその手前にある宇竜で竿を出すわけだが、この宇竜も石鯛の魚影は濃い!沖波止で60オーバーも上がる好漁場である。早速宇竜の渡船屋ごんげん丸に予約の電話を入れた。つづくにほんブログ村

      14
      テーマ:
  • 10 Jun
    • VOL.13 意地の一発!デカバン狙い撃ち!長編 PART1

      デカバンは狙って釣れ!!ある年のことでした。何時も正月は帰省して日本海の離島で地磯釣行が慣わしになっていたのですが、この年は大晦日から大時化に見舞われ、帰省期間中とうとう一度も竿を出す事が出来ない正月となりました・・・悶々としながら故郷を後にし、春からホームグラウンドにしている和歌山へ行こうと逸る気持ちを抑え仕事に専念しておりました。ところが、行こうと思う予定日が近づくと雨だ、風だ、低気圧だとことごとく嫌われ、とうとう夏前になってしまった。私は一応小さいながらも会社を営んでおりますのである程度融通は利くのですが、以前皆さんが想像出来ないような道楽をしておりましたので、その反省から仕事を休んでまで遊ばないと心に決めていたのです。そうなると自然と釣りに行ける日が定休日で、しかもお天道様のご機嫌次第になってしまうわけであります・・・しかし、石鯛釣りはあくまでも遊びです。誰に自慢する訳でなく、ただ行ける時に自分流の納得できる釣りが出来れば十分なのです。しかし!しかし!限られた行ける日に行けないなんて・・・あまりにも辛いじぁあ~りませんか!行けたと思ったら外道のコロ鯛だ、イラだ、青ブダイだとことごとく石鯛に嫌われ、とってもストレスの溜まる1年を経過しておりました・・・お盆の帰省時も、長男である私は年老いてきた両親の代わりに行事事だの親戚付き合いだのでろくに竿も出せず、出した唯一の日は潮が動かず、べた凪でとても石物が食い込む雰囲気ではなく、とうとうノーヒットでお盆帰省終了と、本当に踏んだり蹴ったりであった。お盆明けに和歌山へ行こうにも、またまた低気圧だ台風だとことごとく嫌われた・・・行きつけの渡船屋の船頭に恨めしく電話やメールを入れるも・・・〇〇さん今年はホンマについてないな~もう今日で何回目やろ?お客さんようけおるけど、あんたみたいについてない人そないおらんで!アハハハハなどと哀れがられる始末であった・・・今年の石鯛釣りを諦めかけてた10月に実家から1本の電話が鳴った・・・この歳になってくると、故郷から電話があるとドキッ!とするのであります。親父に何かあったのか?母親に何かあったのか?親戚に何かあったのかと・・・>はい、もしもし・・・お~ワシや、お母さんが先日、町の定期健診で肺ガンの疑いがあると云われて精密検査せなあかんらしいは。>えっ!肺ガン?>肺ガンやったら、脳に転移するで!>まだそこまで分からんのか?わからん、田舎の病院に専門医がいてないから紹介状もらってきた。>え~!それってかなりヤバイんちゃうんか?わからん。診てもらわな・・・>分かった・・・何かあったらまた連絡してくれ・・・嫌な予感が最悪では無いにしても当たってしまった・・・つづくにほんブログ村

      10
      テーマ:
  • 05 Jun
    • 一匹狼番外編 車中趣向

      磯釣りは演歌!?磯蚊撃退法は、どうやら皆さん必殺技が無かったようで、今年も我慢の釣りと覚悟をきめました。さてさて釣りに行く道中、最近はもう電車で行かれる方は殆んどいないと思います。となれば車で移動が大半でしょう・・・仲間と乗り合わせて行かれる方、私のように二人乗りのスポーツカーなんぞで行かれる方は単独になる訳ですが、皆さん移動中の車内で音楽派?はたまたラジオ派?はたまた無音派?実は私は、あえて演歌をチョイスして気分を高めています^^;それも、日本海へ向かう時は「北島三郎」^^太平洋へ行く時は「村田英雄」^^どうですか・・・渋いでしょ渋すぎ?何かサブちゃんの歌は日本海が合うんですよね~三味線やら尺八やらの楽器が多用されてるので、どうしても風雪やら寒い荒波やら・・・それでもって、村田英雄は荒々しい太平洋を連想させるし、九州の玄界灘なんぞを思い浮かばせるんですよね~私の場合はこんなんを聴きながら、気分は漁師で突撃します!帰りはラジオかけながらですが・・・さて皆さんも案外面白い車中趣向があるんじゃあないですか~?にほんブログ村

      24
      テーマ:
  • 02 Jun
    • 一匹狼番外編 磯蚊

      夏磯といえば蚊!今日は皆さんに是非お知恵を頂きたいのですが・・・夏場磯釣りをしていると、乗る磯によっては蚊の襲撃にあい釣りにならない時がありますが、皆さんどうしてます?波が磯を洗う様な磯なら、ボウフラが繁殖することがないので、それほど蚊の襲来はありませんが、そうでない磯だともう酷いもんです!虫除けなんぞ効かないし、これは効くぞと教わった物もダメ!あの蚊はいったいなんだ?!赤茶色で体も大きく素早い!赤家蚊なのかな?そこで、是非皆さんの蚊撃退方法を教えてください。よろしくお願いいたします。にほんブログ村

      14
      テーマ:
  • 20 May
    • ちょっと一服 究極の石鯛針

      石鯛針って・・・本当のところどうなん?釣りで絶対欠かせない物!それはラインと針です。この重要な二つのアイテムでも、針は特別重要な気がします。そこで今回は石鯛針について皆さんのご意見や、使用感などをお伺いできればと思います・・・釣り針って、どんな釣りでも魚に直接触れる最重要アイテムだと思いますが、種類多くないですか?メーカーも多いし、本当に色んな針が山のようにあります!そんな中から、お気に入りの1本を見つけ出すのは至難の業ですよね。石鯛釣りを始めた頃、色んなベテランさんにお奨めされたり、書籍やネットの書き込みなどで情報が飛び交い、結局使ってみないと分からない的な事に陥ってしまいますが・・・石鯛釣り師に人気がある有名なO社やG社は、信者か?と思うほどとり付かれている方々を見かけたり、お聞きしたりしますが、本当のところ実釣して決めているのか?それとも、皆が使ってるから良いと思い込んで使っているのか?不思議です・・・私は全メーカーを使った訳では有りませんので、各社の石鯛針を批判したり、語ることはありませんが、有名メーカーのO社とG社など数社の数種類は使いました。手に持った感じだとか、ブランドだからだとか、触ってみて何となく丈夫そうだからとか、太いからとか・・・でも、実際は構造ではないでしょうか?以前記事にも書きましたが、O社の金色の有名な石鯛針が石鯛により真っ二つに噛み割られた事があります。その事は聞いたり、書籍等で理解はしていたが、あまりの衝撃にちょっと針を勉強しようと自分なりに研究してみました。まず、なぜ真っ二つに割られたか?想像では石鯛が針を縦に噛んでしまい、あのペンチのような強靭な歯力で折れたのではないかと考えました。では、なぜ縦に噛んでしまったのか?石鯛の歯を良く見ると、あの一枚歯のセンターに溝があります。(正確には一枚歯ではないのですが)予測では、どうやらその上の歯と下の歯の溝に針が縦に入ってしまい、懐部分で真っ二つになった!?そう考えました。もしかしたら、歯のセンターの溝ではなく歯にある突起物の間に偶然はまり込んで割られたか?まあどちらにせよ、たまたま縦に噛まれてしまった事が予測されます。そこで、これは針の構造に関係する出来事ではないか?と一考し、色んな針を眺めては想像を膨らませました。そんな時、今私が絶大な信頼を寄せているGOSENという大阪のメーカーから石鯛巧舎という石鯛針が安価で売っていたので使ってみました。するとどうでしょう!現在まで、その針を使ってバラシも無ければ、スレでも確実に上がって来ます!もちろん、普通にカンヌキに掛かれば間違いなしですし、デカバンでさえ飲み込まれて喉に掛かった状態でも上がります。そこでやはり形状を眺めてみました。すると、このGOSENの石鯛針は腰曲げからチモトにかけて徐々に平打ちになっています!(下記図参照)どうやらこの平打ち部分が、縦に噛まれた時にサッと倒れカンヌキに掛かるのではないかと思っています。また、この針は、針先の効きが他社より劣らないと言う事も発見しました!これは鋳造時の焼入れなのか?鋼材自体の成分なのか?それは私には全く想像がつきませんが、現在まで100発100中です。ですので現在は、お気に入りで愛用しております。そんな時に、某有名メーカーのジギングインストラクター兼フィールドテスターをしている友人と会話をしている中で、針の話しになりました。彼曰く、どのメーカー共に釣り針への研究は最重要課題としているそうです。そして、特に石鯛針には相当な熱の入れようだと伺いました。そんな彼も、やはり針は魚に直接触れる物なので最も重要だと力説しておりました。そうなると、これからまだまだ石鯛針は各メーカーとも進化しドンドン新しい物が発売されることでしょう!皆さん各自実績等でお気に入りがあると思います。お奨めの一針があれば是非お教え下さい。私からは、自信を持ってGOSEN石鯛巧舎をお奨めいたします。にほんブログ村

      24
      テーマ:
  • 14 May
    • 一匹狼番外編 脅威の自作ピトン仕事人!

      今日は皆さんに、私がとっても凄いと感心している石鯛釣り師をご紹介したいと思います。何が?凄いか?この方、なんと!ご自身で色々な釣道具を作成し、特にチタンの石鯛用ピトン一式は見事なまでに完成度高く作成されてます!以前より、こっそりブログを覗いていたんですが、竿のリメイクから何からとにかく自作品の完成度が異常なまでに高いんです!そして、写真で見る限りお部屋もお家も整理整頓がなされており、とても綺麗好きで丁寧な仕事をしそうなのがにじみ出ております。もうすでにご存知の方も多いと思いますが、今回はご本人のご了解を得てご紹介いたします。広島県で個人タクシーを営んでおられ、「石鯛考察記」というブログを運営されております「うにてんこもり」(ハンドルネーム面白過ぎ^^)さんです。下記アドレスをクリックして覗いて見てください。きっと驚きますよ~~~~~^^ではどうぞ!http://isoturi2010.blog103.fc2.com/にほんブログ村見てください!この完成度!とても素人が創ったとは思えないです!

      10
      テーマ:
  • 12 May
    • VOL.12 昭和の石鯛釣り師勢揃い PART.2

      さっきのが石鯛ならまだ居るはずだと、ヤドカリを入れてみたものの餌取りのアタリすら無くなった。すかさず仕掛けを回収しサルボに付け替え同じポイントへ放り込んでみた。しかし状況は同じ・・・アタリすらなくなり生物反応が全く無くなってしまった。まあ、こうなると磯の上は退屈なもので、なすすべが無い。そこで、自然とおじさんとの会話に花が咲くわけであります。そうだね~、このおじさん見かけは65歳くらいかな~?もう少し若いかな?しかし年期の入った道具をお持ちだ!ひと目で分かるリールですらPENNの40だ。しかも、昔そうとう底物をやっていたのか、パワーハンドルを装着し風情がある。打ち返す時にチラッと見た竿、これまた年代物の振り出し竿だ。しかもとても綺麗に使っている様子が手に取るように分かる。おじさんの昔話やグレ釣りの話などを伺っていると、とうとう二人ともノーヒットで仕舞い時間が迫っていた。おもむろにおじさんが携帯で船頭に電話をしだし、渡船区の底物の状況を聞きだした。>どこもアカンか~?>〇〇さんもあかんの?>そうか~なにやら他の磯に上がった底物師の状況を聞いたようだ。>どこもアカンらしいは。>全員ボウズや・・・そうなんですか!今日活性低いですもんね~>有名な〇〇さんもあかんねやから、しゃーないわ。〇〇さんって?>知らんの?知りません・・・>そやな~、かなりおじいやからの~石鯛釣りで有名なんですか?>そうや、その人の他にも何人か有名な人来とるで。>皆70超えてるんちゃうかな~?へ~そんなんですか!>あの人ら、昔この辺で知らん人おらんかった様な人たちやで!そうなんですか~!あのヘルメット被った人も?>そうそう、あの人が〇〇さん言うて、〇〇会の会長さんや。今も現役の会長さんなんですか?>さ~な~今は分からんけど、俺が知ってるあの人は会長やったで。そうなんですか~大先輩ですね。そうこう語り合いながら道具の片付けをしている時に、おじさんの竿を見せていただいた。これはダイコーですか?>そうそう。古いやろ~WONTって聞いたことありますわ~>なんかケブラーどうのこうの言う古い竿やで~重たいんですか?>重たいで~持ってみる?ありがとうございます。いや~丈夫そうですね~>最近の竿は細いねんな~>もうよう買わんは・・お~やっぱり重たいですね~>そやろ!そんな楽しいやり取りをしながら迎え船に乗り込んだ。ただのおじいちゃん達やと気にもしなかったが、先ほどのおじさんとの会話のお陰で、ほかのおじいちゃん達をついつい見入ってしまう。すごい!昔ビデオで見た様なファッションに、バリバリのヘルメット!リールは全員PENNだ!しかもヘルメットに〇〇会って書いてある!スゲ~生ける伝説や!そういや、昔は普通のゴム長に藁紐巻きつけたんが磯靴やったらしいし、レインウェアも普通の雨合羽。軍手に穴あけてグローブ代わり。そう考えたら相当な近代化やな~港に到着し、皆がゾロゾロと陸に上がる。所が、皆さん見知らぬ人同士荷物を持ってあげたり、譲り合ったりととてもマナーが良い。私も、すかさずお手伝い。すると帰り間際、例の超高級車レクサスに乗ってきたおじいさんが、そうあの〇〇会の会長さん。その人が、バックする私の車を誘導してくれた。窓を開けて御礼を言うと、ニコッと笑って「またどこかで会いましょう」と声かけてくれた。帰路の車内で、ふと思う・・・「皆さん感じの良い人で、磯釣りを大切にしてるんやな~と感心した。また、ああいう礼儀や作法がきっちり出来るから会長さんなんやろうし、品格もあるし、荒くれ者のイメージとは程遠い!だから仕事でも成功してあんな高級車に乗れるんやろうな~。」いや~本当に関心させれれた良い一日でした。何か、お茶の世界の侘び寂びや、作法に共通する釣りを始めて見た様な、素晴らしい一日でした。*一匹狼予告編 次回は超完成度の高いピトンを自作している凄い人をご紹介したいと思います。ご期待下さい。にほんブログ村

      1
      9
      テーマ:
  • 11 May
    • VOL.12 昭和の石鯛釣り師勢揃い PART.1

      名を残す釣り師を見た・・・2011年5月そう、ついこの前です。昨年から通いだした和歌山県の南紀白浜の某磯。この磯は夏場非常に優れた釣果を獲られる南紀屈指の好磯である。もちろん、この春先も例年好釣果で賑わう所です・・・付け餌と撒き餌を兼ねたサルボ貝(赤貝)にヤドカリを持参して船着きへ向かった。出船の5時半に間に合うように5時ごろ現地到着。なんと!車の多いことか!平日だというのに仕立て船のお客も多く、船着きには車を止める所が無いほどの盛況ぶりだ!夜空が薄暮に変わる頃、各々が車から出てきて準備にとりかかる。ズラリと並んだ高級車!あら~今日はえらい高級車が居並ぶね~すると、そこに一台の超高級車!白のレクサスが颯爽と割り込んできた。私の車の横に滑り込み、出てきたのはどうみてもおじいちゃん!私も支度でバタバタとしていると、磯渡しの渡船前にゾロゾロとおじいさんと思しき底物師が10数名!別段、何かの大会でも無さそうだし、皆が知り合いでも無さそうだ・・・若い者といえば私ともう一人程度!まあ私も若いとは言っても45過ぎたオヤジであるが・・・薄暮の薄暗い中渡船のエンジンがかかりそれぞれが乗り込んだ。船頭が手際良く各釣り師に上げる磯の確認を取りながら船を滑らす。私が上がったのは黒島と言う磯で、私以外に底物師のおじさん1名・上物師が1名の合計3名で渡礁した。どうやら、私以外のお二方は同じ会社の方の様で慣れた会話をしている・・・徐々に朝日が昇る頃、底物師同士挨拶をした・・・どうも始めまして、今日はよろしくお願いします。私、この磯初めてなのでポイントも良く分からないのでお先にどうぞ!>こちらこそよろしくお願いします。>ポイントはそこから〇〇の方向ですからどうぞ・・・え!私先にでよろしいんですか?>どうぞどうぞ、私はこっちから〇〇向きにやりますから、どちらでもお好きな方を・・・あ~ありがとうございます~では私はこちら向きでやらせていただきます。ありがとうございます。>どうぞどうぞとまあ、なんと感じの良いおじさんなんだろう!私は例の如く先ずは撒き餌おじさんは仕掛けの準備と餌のサルボ貝を針にセット!先に仕掛けを入れたのはおじさんだ。私は相変わらずサルボ貝を砕いては撒いた・・・いよいよ私も仕掛けをセットし、海面向けてそっと入れた。餌取りの反応は薄く、ヤドカリに至っては全く触らない。そんなやり取りをしていると・・・>そこのポイントはもう少し沖へ投げた方が良くアタリますよ。あ~そうなんですか!ありがとうございます。優しい先輩の教えに従いサルボ貝を付け餌にそっと投げた。すると!早速コツン!コツン!ガッ!ガッ!とアタリが出た。お~流石はベテラン。どうやらここがポイントやな~アタリが無くなり回収すると、綺麗に付け餌が掃除されていた。ここが時合いとおじさんも私もせっせと打ち返す。すると、またしても私の竿にアタリが!ガン!ガン!コン!コン!ん?石鯛かな?いや~違うな~?そんな打ち返しを何度しただろうか?再三同じポイントに投入した時だった!ガン!ガン!コン!コン!と騒がしいアタリの直後だった!一気に竿先が海面目掛けて突っ込んだ!私の背中方面からはおじさんの”あっ”と言う声!すかさず竿を滑らかに外し送り込んだ!スー!スー!っと竿先が持っていかれる!その時だった!ズッコーン!キタッ!所が、合せを入れる本当に直前だった!合せとほぼ同時に竿先が戻り素針を引いた!ありゃ~・・・・・?また後ろから>今の何やろうね~?石鯛やないみたいでした。>そうやね~なんか入り方が石鯛の様な石鯛じゃないような変な入り方やったね~そうですね~、コツリともどこにもアタル事無かったですからね~。ガシラか何かですかね~?石鯛なら、バラしてないんでまだ居ますね~>そうやね~石鯛ならまた来るわ!そして、石鯛なら・・・と今度はヤドカリを着けて放り込んだ・・・part2へつづくにほんブログ村

      6
      テーマ:
  • 04 May
    • VOL.11 銀ワサ記録更新 PART.4

      自己新記録の喜びに浸りながら、怪物をストリンガーにセットし波打つ海面へそっと落とした。濃紺の海面に浮かぶ銀色の巨体は、見れば見るほど美しく太古からの生存を思わせる程の風格で海面を漂った。喜びもつかの間、まだ時合いなので直ぐ準備を整えて仕掛けを投入。何投目だっただろうか・・・波間に漂う銀ワサに目をやりながら竿先にも目を・・・そんなやり取りの最中だった!釣り上げた先ほどの怪物に気を取られてる隙に幻覇王の竿先が何度となく海面に引き込まれる様なアタリを捕らえた!来た!次の瞬間!またもや海底から何者かが竿先を海中に引き込んだ!幻覇王がグリップの部分から強烈に絞め込まれ海面に突き刺さった!連続ヒットや!先ほど同様、石突を慌てて外し渾身の合せを入れようとしたその瞬間!竿先が急激に戻った!放された!クソッ!仕掛けを回収してみると鮮やかに餌を捕られていた。しかし、針に掛かってからのバラしでは無さそうなのでまだ行ける!そう言い聞かせ、再び準備にとりかかる・・・その時ふと先ほどの怪物に目をやると、海面から陸に押し寄せる荒波に激しく揉まれているではないか!これはいかん!魚が痛む。すぐさま携帯で船頭に電話して、怪物を回収に来てもらった。程なく勢い良く渡船が着岸し、怪物を船に放り込んだ。船頭がニヤッと笑い笑顔で称えてくれた・・・さあ!気を取り直して再び仕掛けを同じポイントにそっと投入。なんと!間髪入れずに再び幻覇王が海面に突っ込んだ!お~!なんやなんや・・・今日はえらい石鯛の食い気が立ってるな~手持ち状態だったので、すぐさま竿先を海底目掛けて送り込む・・・グン!グン!と第2の怪物らしき生物反応が手元までしっかり伝わる!よっしゃ!今や!目一杯に伸ばした右腕を思いっきりシャクリ合わせた!すっポーン・・・え~!何?素針?慌てて仕掛けを回収したところ、なんと!針が真っ二つに割られていた!今日はなんちゅう日やねん!釣り師に絶大な人気を誇る〇社の金色の針が見事に噛み割られていた!こんな事ありかいな~・・・自身初めての経験である。先人の話や書籍で、石鯛が針を噛み砕くとは聞いていたが実際に遭遇すると驚愕だ!その後再三同じポイントに入れてみるが本物がアタル事なく、また賑やかな餌取り達のアタリに変わり静寂を取り戻した磯を後にした。港に帰ると船頭がしっかり海水氷に漬けて大切に保管してくださってた。>「おめでとうさん、今年の記録級やで」とお褒め頂いた。ありがとうございます。今日は撒き餌だけのつもりやったんですが、入ってしまいました・・・>氷水に浸けたからちょっと縮んでると思うで。>またやったな。まぐれですよ・・・明日本番と思ってたんですが、今日来てしまったんで明日はボウズかもしれないですね。などと会話をし、ではまた明日もよろしくお願いしますと御礼を済ませ足早に隣町に魚拓をとりに向かった。いつも魚拓をお願いするスタッフの皆さんが昨年の銀ワサダブルをおぼえて下さってて検量に入った。しかし残念な事に66センチあった怪物は絞めて海水氷に漬けたため約2センチも縮み63.8センチに、重さは4.91キロだった。残念ではあるが納得の満足感で感無量だった。翌日、本番と定めていた日は朝から鼻息荒い底物師がどっと押し寄せて来ており、前日の私の釣果が載ったサイトを見ての様だった。皆さんあらかじめ船頭に昨日の情報をもらってたのか、底物師が次々と私に質問攻めしてくる。そんな中昨日の余韻に浸りながら昨日と同じ磯へクエ師と2人で渡礁した。しかし昨日とは打って変わって潮色も悪く、潮も走らない。隣のクエ師と顔を見合わせ、あきまへんな~とボヤきながら時間を費やした。沖磯の上で初対面の男達がたった二人。しかも同じ底物師。自然と会話が弾み、お互いの連絡先を交換し友情が芽生えた。これも磯釣りの楽しみでもある。そんなまた違った楽しい時間を過し、他の磯に渡礁した底物師達の動向が気になりながらもこの日はノーヒットで納竿となった。二日間の釣行を振り返ってみると、潮と餌は重要であり水温共々どれ一つとしておろそかに出来ないのが石鯛釣りなのかも知れない。今回の釣行では色んな事を再認識させられた釣行だった。先人達が口を揃えて云う様に・・・石鯛は60センチオーバーは別格・・・まさしく仰るとおり。最高の出会いであった・・・にほんブログ村

      12
      テーマ:
  • 28 Apr
    • VOL.11 銀ワサ記録更新 PART.3

      グイーン!ズッボーン!!その瞬間は突如訪れた!満月調子の幻覇王別誂本式が、何か巨大で得体の知れぬ怪物にでも引き込まれたかの様な唸りをあげで海面に突き刺さった!お~!なんやなんや!えげつないで~!幻覇王が易々と柳の枝の様に伸された!磯際に打ち込んだステンレス製の60センチ足ピトンがしなる!え~~~!ピトンがしなるか~!心臓の鼓動に気付くが早いか竿をピトンから外すが早いか、ガチガチに食い込んだ石突を満身の力で一目散にピトンから外すと素早く竿先を送り込んだ。しかし!送り込むも何も物凄い勢いで海底目掛けて引き込まれる!ヤバイ!竿が伸されたら一巻の終わりだ!全体重を幻覇王に乗せ思いっきり体を反らした。大物を掛けた時特有の金属音がビィーン!キィーン!とかん高い轟音をたてる!満月調子の幻覇王がヘアピンの様にひん曲がり耐えている!怪物はお構いなしに怒涛の突っ込みを見せ対峙する俺に真っ向勝負を挑んでいる。何とか竿を持ちこたえ、ポンピング体制に入った。しかし海底の怪物はあざ笑うかの如くリールを巻かせない!とにかく根に入られては絶望的だ!何とか耐えしのぎ一回目のポンピングに成功!しかし、次の瞬間!またもや怪物の猛攻撃で幻覇王が極限まで曲げられた!ヤバイ!アカン!竿もリールもビクともしない・・・うわ~最悪や。根に張り付かれた・・・慎重に慎重にゆっくりと竿先を海面に向けテンションを緩めた・・・奴は動かない・・・足場を移動し、再度竿先を海面に向けた。来た!再び怪物の生物反応をキャッチした!第二ラウンドの開始だ!グン!グン!グン!と海中を走る怪物の魚信がダイレクトに伝わる。よっしゃ、今や!再度ポンピング開始。2回・3回とリールを巻く。よし、その調子や。グッー!グッー!グッー!またしても怪物の反撃だ!耐えろ幻覇王!しかし再び根に張り付かれた・・・先ほどと同じ要領で竿先を海面にむけテンションを緩めた・・・出た!よっしゃ。再度ファイト開始だ。徐々に上に上がってきているのが竿を通して実感できる。グィー!グィー!グーン!グーン!怪物が三度反撃を開始しだした!幻覇王がヘアピン状にひん曲がり、太陽の日差しを反射しながら耐えしのいでいる・・・ピタッ!3回目の根だ!しかし奴はもう直ぐそこに居る!またしても竿先を緩めると怪物が離れた・・・よっしゃ!ここは一気に行こう。リールを巻き巻き!幻覇王は金属音で耐え忍ぶ。見えた!!濃紺の海中に、不気味にうごめく白い影・・・デカイ!竿を立ててリールを巻く。徐々に薄白い怪物が海面下まで浮いてくると、銀色に輝く見事な銀ワサが二度・三度とヒレをひるがえしうごめいた。ギャフも玉網も所持していない。ブリ上げるしかない。しかしここの磯は足元を洗うほど海面と磯際に差が無いのでブリ上げるというより滑り挙げる感じで行ける。隣の磯で上物釣りをしていたギャラリーから声援にも似た歓声が耳に飛び込む・・・デカイ!!幻覇王には限界越えの怪物がゆっくりゆっくりと海面を割った・・・太陽に照らされた巨大な魚体は鮮やかな紫色に反射し目に飛び込んできた。磯際に寄せ一気に滑り上げた。磯上で横たわった銀色の巨体からは、正しく怪物の風格が伝わった!グワッ!グワッ!と泣きを入れながらもこちらを睨み付けてる様だ・・・足元を洗う荒波に揉まれながらワイヤーをつかみ持ち上げた重量感は過去最大の物だった。早速メジャー計測したら66センチあった!自己新記録だ!part4につづくにほんブログ村

      1
      21
      テーマ:
  • 21 Apr
    • VOL.11 銀ワサ記録更新 PART.2

      さて釣行初日当日、知り合いの乗合船の船頭に声を掛けていただき、やや平常心を取り戻しヒップガードやらライフジャケットやら準備していると一台の軽自動車が凄いスピードで船付き場に滑り込んできた。ん?〇〇渡船の親父さんかな?しばらく様子を見ていると、渡船らしき船に乗り込み煙突から勢い良く黒煙を噴出しエンジンをかけだした!お~!間違いない。テクテクと近寄り声をかけた。すんませ~ん・・・すんませ~ん・・・キャビンから親父さんが船側を歩きながら近寄ってきた・・・あの~昨日電話してた〇〇ですけど~・・・>あ~。ここから乗ればええよ・・・明日の餌どこに・・・>そやったな!持ってきて・・・ハッチの中に入れとき・・・良いんですか?>ええよ!ありがとうございます。助かります。>磯は〇〇でええんやろ?ハイ!お願いします。とまあ、感じ良く対応していただき船に乗り込んだ。どうやらこの渡船、係留所はここだがお客を乗せる桟橋は違うところにあるらしく、その方向へ船首を向け走り出した。程なくのそ〇〇渡船専用桟橋に到着し釣り客が次々と乗り込んできた。底物師の気配がない!お~良かった貸切や。早速船首は見慣れた渡船区を走り出し次々にお客を降ろしていく。この日の天気は晴れ・風は南西・水温は21度、潮は以前63センチと56センチの銀ワサダブルを手にした潮と同様中潮だ。さあ次は自分の番だ。もうここまで来れば初めての渡船とはいえ乗りなれた磯!慣れたもんである。楚々と磯に飛び降り船頭に手を挙げ挨拶を済ませた。この磯は満潮を迎えるにつれ足元を洗う磯で、湾向きに釣り座を構えるとカウンターで約17メートルのドン深、磯際がややオーバーハングになっており取り込みの際には神経を使う磯である。ここは、数日前からクエが連続ヒットしており、石鯛の撒き餌が入っていなかったので釣行初日はしっかりと撒き餌を打つ事に専念しようと撒き餌だけを持ち込み、メインの付け餌は明日の二日目の本番にと決め持ち込まなかった。さてっと!ボチボチ撒き餌を撒きましょかっと・・・バッカンから撒き餌を少しづつ取り出しては、足で砕いてパラパラと狙いなれたポイントへ撒いた。石鯛釣りの神様と云われる小川陽一郎さんの真似をして、1時間ほどかけてゆっくり少しづつ少しづつパラパラ・パラパラと潮の様子を伺いながら撒いた。まあ、いくら初日は撒き餌だけとはいえ、せっかく上がったのだから暇つぶしに撒き餌にハリを忍ばせて釣れたらラッキー程度の感覚でファイトすることにした。満潮で足元を洗いだす時間までにと、上空も薄暮から徐々に徐々に明らけてきた頃やっと所定の位置に、足元を洗う事を想定し60センチ足のロングピトンを打ち込んだ。ロッドケースからお気に入りの幻覇王別誂本式を抜き、コレクションの一つであるアブアンバサダーBG9000をセットした。今回のロッド選択は、足元狙いなので食い込み重視で満月調子の幻覇王別誂本式にした。リールは年代物の金色のアブアンバサダーだ。ハンドルには釣武者の金色パワーハンドルを装着してありとても格好良い。仕掛けは磯際のオーバーハングにやられないように背ズレワイヤーには36番を約2メートルとり、そこに誘導式天秤に35号の鉛を装着。ハリスは食い込み重視と足元狙いなので39番にし、針は餌に合わせて14号と小さめを巻く事にした。ここで!石鯛をやる人は?と思ったでしょう・・・ハリスワイヤーが細い!針が14号?小さい!そうなんです、定石ではハリスもハリも小さすぎます。ところがです!ところがです!一計を案じたのです・・・足元狙いという事で、合せのタイミングが素早く出来るという事で小さい針でもタイミング良く合わせれば大丈夫ではないか?との読み!ハリスは短くすることでズレを無くせば5キロクラスが掛かっても十分取り込めるのではないか?との読みと、足元17メートル前後なので浮かすまでそんなに時間が掛からないとの読み!さて、では撒き餌に同化させて14号の小さな針を忍び込ませっと。海面目掛けてそ~っと入れた。着底早々何やら賑やかな餌取り達のアタリがある。コンッ!コンッ!コツッ!コツッ!仕掛けを回収すると付け餌は綺麗に掃除されていた。再び撒き餌を兼ねて入れてみる、また賑やかな餌取り達のアタリで綺麗に掃除されて帰って来る。時合いまではもう少し時間がある・・・退屈しのぎに、この作業をノラリクラリと繰り返していた・・・その時!! PART3につづくにほんブログ村

      テーマ:
  • 15 Apr
    • VOL.11 銀ワサ記録更新 PART.1

      先人曰く、石鯛の60オーバーは別格!ある年の11月某日。季節は石鯛釣りシーズン真っ只中。各地・各磯では連日賑やかに石鯛の釣果が賑わっていた。しかし、どうもこの年の和歌山県はデカバンサイズの釣果が例年より少ない年だった。仕事が忙しく、なかなか釣行計画を立てれずに居たが、11月の良い時期にポッカリと2日ほど空き日が出来たので2日連続釣行を計画した。どの磯を狙おうかと一考したが、ここはやはり慣れている行きつけのホームグラウンドでやろうとすぐさま決定!1週間前頃から天気のチェックに、水温、釣果状況などを事前に叩き込み、撒き餌と付け餌の段取りをして宿泊先も予約した。そして、釣行2日前、今回は2日連続同じ磯に渡礁プランをたてているので、事前にいつもお世話になっている渡船屋さんにお願いしようと電話をいれた。ところが!が何度電話しても繋がらない・・・渡船屋のホームページを見ても平時と変わらない・・・何で???良し!船頭の携帯にメールしてみようと、メールを送れど全く返信が無い・・・そうこうするうちにとうとう前日の朝を迎えてしまった。再度電話を入れるが全く音信不通だ・・・どないしょ~~日にちは迫るし、電話しても連絡ないし、メールを入れても返信がないし、付け餌と撒き餌は頼んでしまってるし、焦りに焦った!他のエリアへ行こうか・・・でも2日連続同じ磯に上げてもらうのはなかなか難しいだろうし、宿泊先も予約したし・・餌と撒き餌の保管もお願いしないといけないし、やはり始めての渡船屋には気が引ける。思案した挙句、同じ渡船区で瀬渡しをしている某渡船屋さんにお願いしようと意を決し電話してみた。もしもし>ハイ急で申し訳ないんですが、明日と明後日と〇〇の磯に連日で上がりたいんですが、行けますか?いつも〇〇渡船にお願いしてたんですが、どうも連絡がつかなくて・・・すみません・・・>ハイ・・・(何か不機嫌そ~~~~)お願いできますでしょうか?>ハイ・・・(うわ~、絶対機嫌悪いわ~~~)>お名前は?〇〇と申しますが・・・>あ~、あんた〇〇で去年デカイのん釣った人か?(ラッキー!俺の事知ってる)あ~ハイ・・・>ええよ!ありがとうございます。それでちょっとお願いがあるんですが、2日やるのに餌と撒き餌を船のどっかに括り付けて活かしといて欲しいんですが、そんな事って可能ですか?>ええよ!ありがとうございます。明日船着きどこへ行ったら良いですかね?>あんたがいっつも乗ってる〇〇さんとこの近くで待っといて。あ・・はぁ何時に行けば良いですか?>いつも乗る時間でええよ・・・わかりました。明日よろしくお願いします。とまあ、リアルにこのやり取りをしたのだが、ライバル渡船なんで不機嫌か?と思いきや、昨年の釣果を知っていてくれてたのがラッキーだった。いや~良かった~思ったより後半感じ良く接してくれたし、一安心!意気揚々と車に荷物を積み込み、一路ホームグランドへ向かった。慣れたホームグラウンドとはいえ、初めての渡船屋。何かいつもと違うリズムに、一抹の不安もあり早々に駐車場に到着した。すると、乗合船を経営している顔馴染みの親父さんが・・・>お!なんやおい、あいつ入院しとるぞ!あ~そんなんや。>あれ酒飲み過ぎで胃をいかれたみたいやでアハハハハ・・・マジですか!どうりで連絡つかないはずですわ~>そやろ!ほんでお前今日は〇〇渡船に頼んだんか?はい。昨日頼みました。>そうか~・・・まあまたデカイの釣ってくれやアハハハハ・・・何か、はやり知り合いに会うとホッとするもんである・・・part2につづくにほんブログ村

      7
      テーマ:
  • 07 Apr
    • ちょっと一服 渡船屋さん

      渡船屋の良し悪しは安全第一石鯛釣りと言えば磯の王者。当然磯で竿を出す釣りが95%は占めるだろう。そこで、磯釣りといえば渡船となるわけだ。しかし、この渡船屋ほど個性がハッキリしている面白い職業は無いのではないか?ハッキリ言うと、良い渡船屋と悪い渡船屋に分かれる訳だが、それはあくまでも自分にとってという事だろう・・・まず、良い渡船屋とはどんな渡船屋だろうか?商売的に挙げると、愛想が良い・親切丁寧・値段が安い・常連だろうと初めての人だろうと平等、とまあ商売的にみると大体こんなところだろうか?ところが、船頭の人柄によるとかなり複雑で本当に個性が際立つ!船頭自らお客さんに話しかけ、親切丁寧にポイントを一緒に考えてくれて、なんとかして釣らせてあげようと努力する船頭。夫婦や家族で親切におもてなしをしてくれる渡船屋。帰りにお土産をくれる渡船屋と、なかなか人柄のよろしい船頭さんが居る。では、技術面はどうか?潮の見極めが上手い・着岸が上手い・トラブル時の判断が早いなどが挙げられるだろうか?だが、悪い渡船屋さんにあたると、もうこれはその日は勿論一日不快だろうし、下手したら1週間不快な気持ちになるものである。では、悪い渡船屋はどういう所か?値段が高い・弁当を無理やり買わせようとする・前の日出船を宣言して当日欠航する・無愛想・常連贔屓・操縦が荒い・マイクで怒鳴る・潮などお構いなしでとにかくお金欲しさに適当な磯に上げる、とまあ挙げればきりが無いが・・・私が経験した弁当事件と言うのがあるが、実は私はある事をキッカケに磯弁当を一切注文しなくなった!それは、とある渡船屋にお邪魔した時である。船頭さんはとても愛想が良くて感じの良い親父さんだったが、弁当は?と聞くので、じゃあ一つお願いしますと注文した。磯の上で食べる弁当は、磯釣りの楽しみの一つでもある。所が、弁当を開けてビックリ!!白御飯のど真ん中に小さい梅干一つ!脇のおかずはと言うと、目を疑ったほどの!かまぼこ2枚に卵焼き少々に漬物。たったこれだけで600円だったかな?皆さんどう思います^^;目が点になりますやろ^^;このね~、なんと言うか、虚しいというか・・・こういう弁当が普通な家なのか・・・悪気はないんだろうけど・・・怒りもしないけど・・・もう少しおかず入っててもええやんか~・・・それ以来、恐怖と言うか・・・疑念と言うか・・・どこの渡船屋さんでもお弁当は頼まなくなった。お茶を付けてくれて、とても豪華なお弁当を出してくれる渡船屋もあるでしょうが、怖くて手が出ましぇん・・・次に、感動的な操船技術に敬服した事件であるが、和歌山県潮岬という所に凄い操船テクニックをもった親父が居ます。名礁ドウネがある(うりた渡船)の親父さんだ!この海域は和歌山でも1・2を争う激しい海流に、常に波がある磯が多く、磯と磯の間も狭い。そんな所を手足のように軽々と操船し、それは見事である!私が知る限り、和歌山では一番の腕利きだろう!着岸から離岸、バック操船どれをとっても無駄が無く、スピーディーで素早い!その上ブッ飛ばす!とまあ、本当に渡船屋さんは多種多様とでも言いましょうか・・・なかなか観察すると面白いものです。何はともあれ、安全第一でお願いしたいし、乗る側の我々もいかなる船頭でも、船頭は船頭なので言う事をちゃんと聞いてお互い安全に配慮し遊びたいものです。にほんブログ村

      15
      テーマ:

プロフィール

沖 西郷

性別:
男性
自己紹介:
日本海に浮かぶ小さな島に生を受ける。 ・育少時代より人と違った事をする、がき大将(この頃、家の...

続きを見る >

読者になる

AD

カレンダー

1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

ランキング

総合ランキング
123379 位
総合月間
147940 位
釣り
2848 位

ランキングトップへ

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。