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2017-07-23 00:00:30

ウォーターハウス「オデュッセウスに杯を差し出すキルケー」

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今回はイギリスの画家で、

 

神話や文学作品に登場する女性を描くことで

 

知られているジョン・ウィリアム・ウォーターハウス

 

を取り上げる。

 

 

この絵はギリシャ神話の一場面で、

 

「オデュッセウスに杯を差し出すキルケー 」である。

 

 

 

女性が獅子の玉座に座り、右手に杯を持ち、

 

左手には杖をもっているようだが、

 

何と勇ましい姿なのだろう。

 

 

そして、身に付けているものは

 

なんと大胆に、

 

透き通った、頼りない薄い洋服だ。

 

 

そして偉そうなこの態度。

 

 

この女性は男を酒杯で歓迎すると見せかけ、

 

魔術で動物に変えてしまう恐ろしい魔女なのだ。

 

 

その美貌と右手の酒杯は

 

男たちを油断させるためのものだった。

 

 

さて、この物語の

 

 

女性キルケーは

 

アイエイア島に流れ着いた

 

オデュッセウスと船の乗組員を祝宴に招待し、

 

ワインをふるまった。

 

 

それを飲んだ乗組員達は

 

なんと、ブタに変身させられてしまったのだ。

 

 

このワインには人間を動物に変身させてしまう

 

妖薬が入っていたのだ。

 

 

可哀相にブタに変身させられた乗組員が

 

キルケ―の足元にいる。

 

 

ところが、オデュッセウスは、

 

動物にならずに済んだのだ。

 

 

なぜなら、事前にエルメス(ギリシャの神)から

 

キルケーの妖薬から身を守る薬を貰っていたからだ。

 

 

オデュッセウスは、

 

キルケーの後の鏡にちゃんと映っている。

 

 

立場が逆転して勇者オデュッセウスが、

 

今度は剣を抜いてキルケ-を脅すと、

 

 

キルケーは許しを乞い、

 

乗組員の魔術を解き、人間に戻した。

 

 

さて、キルケーとオデュッセウスは

 

その後どうなったのか・・・・・。

 

 

二人は愛し合い生活を共にしていたが、

 

乗組員からの忠告もあり

 

1年で分かれることになったという。

 

 

オデュッセウスは島を去る時に、

 

キルケーから、いわれた。

 

 

「セイレーンには気をつけなさい」 と。

 

 

今晩の 

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は

 

セイレーンを探しに・・・・・

 

 

 

 

 

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2017-07-16 00:00:23

ドラローシュ「レディ・ジェーン・グレイの処刑」

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今回はフランスのポール・ドラローシュを取り上げる。

 

 

あの夏目漱石がロンドン留学中、

 

とても衝撃を受けた絵だったようだ。

 

 

なぜなら、彼の作品『倫敦(ろんどん)塔』の中にも

 

取り上げられているから。

 

 

この絵はイギリス初代王女ジェーン・グレイが

 

処刑されようとしている光景を描いた

 

「レディ ・ジェーン ・グレイの処刑」である。

 

 

 

なんと恐ろしい絵なのだろう。

 

 

これから何を始めようというのだ。

 

 

若く美しい王女が目隠しをされ

 

断頭台の前に導かれている。

 

 

右には斧を持った男が・・・・・

 

 

この絵の背景を調べてみると、

 

この王女ジェーン・グレイは、

 

この時16歳だった。

 

 

ヘンリー8世の親族として生まれたばかりに

 

政争に巻き込まれてしまった。

 

 

それは王女になって、わずか9日後の出来事、

 

理由も分からないうちに

 

その座から引きずり降ろされてしまったのだ。

 

 

そして反逆者として夫と共にこのようなことに。

 

 

なんと恐ろしいことだ。

 

 

16歳でこのような残酷な形で

 

生涯を閉じなければいけないなんて・・・・・

 

 

この悲劇のジェーン・グレイは

 

「9日間の女王」と呼ばれている。

 

 

ジェーン・グレイは王家の血筋に生まれ、

 

その麗しさと聡明さは

 

イングランド随一といわれていた。

 

 

しかし、イギリスでは古来から、彼女のことを

 

「クイーン・ジェーン」 (ジェーン女王)とは呼ばずに

 

「レディー・ジェーン・グレイ」 (ジェーン・グレイ令嬢)

 

と呼んできたという。 

 

 

こんな可哀相なことがあるだろうか。

 

 

今晩の 

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は  

 

夏目漱石が衝撃を受けた倫敦塔へ・・・・・

 

 

 

 

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2017-07-09 00:00:16

ベラスケス「アラクネの寓話(織女たち)」 

テーマ:ブログ

前回の作品に続きベラスケスを取り上げる。

 

 

この絵は彼の最後の作品で、

 

「アラクネの寓話(織女たち)」である。

 

 

 

ベラスケスはとても意味深な絵を描くが、

 

今回の絵もなかなか難解なようだ。

 

 

でも、少しづつ見ていこう。

 

 

この絵は2つの場面から構成されているようだ。

 

 

先ず、前面の場面では、

 

スポットライトを当てられように

 

右側の白いブラウスの女性が目立っている。

 

 

濃い緑色のスカートから足が見えるが、

 

力を入れてリズミカルに糸を紡いでいるようだ。

 

 

指先まで力が入り熟練された織女のように見える。

 

 

次に目立つのは

 

左側の白い布で頭を覆った年配の女性だ。

 

 

糸車を回しているようだが、まさに今、

 

グルグルと回っているかのように描かれている。

 

 

そして奥の場面では、何かが行われている。

 

 

実は2枚の絵が

 

タペストリーの中に合成されて入っているのだ。

 

 

この2枚の絵はとても有名だが、

 

何だと思いますか?

 

 

そうです、1枚はティツィアーノの「エウロパの略奪」、

 

もう1枚は、ルーベンスの「パラスとアラクネ」なのです。

 

 

ベラスケスはティツィアーノとルーベンスを、

 

とても崇拝していたとは聞いていたが、

 

 

この様に自分の絵の中に取り込んでしまうとは・・・・・

 

驚き。

 

 

タペストリーを見つめている3人の女性も気になる。

 

 

一人はチェロを持っている、もしかすると音楽の精霊?

 

となると、他の二人も芸術の精霊かもしれない。

 

 

この精霊は女神パラスの使いであることから、

 

ギリシャ神話の「パラスとアラクネの戦い」が

 

想像される。

 

 

すると、前面の二人の女性は

 

女神パラスとアラクネということになり、

 

 

まさに、これから「パラスとアラクネの戦い」が

 

始まるところなのかもしれない。

 

 

ますます、興味がそそられる。

 

 

今晩の

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は 

 

この戦いを見届けに・・・・・

 

 

 

 

 

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2017-07-02 00:00:09

ベラスケス「ラス・メニーナス」(女官たち)

テーマ:ブログ

今回は17世紀スペインバロック期に

 

最も活躍した宮廷画家の

 

ディエゴ・ベラスケス を取り上げる。

 

 

ベラスケスの顔は余り知られていないようだが、

 

この絵には自分自身を描いている。

 

 

左側でキャンバスの前で筆をもって、

 

立っている男性がベラスケスだ。

 

 

そして、この絵は王女を中心とした宮廷の日常を

 

描いた「ラス・メニーナス」(女官たち)である 。

 

 

 

なんと美しい絵なのだろう。

 

 

宮廷にはこのようなアトリエがあったのだ。

 

 

中央には王女マルガリータがいる。

 

まるで人形のように・・・・・

 

 

ちょっと気取って胸を張って、

 

おませなポーズをとっている。

 

 

小さな王女にはたくさんの女官が付いているようで、

 

年齢も様々なようだ。

 

 

そして気になるのは右に居る女性たちだ。

 

 

ちょっと調べてみると、

 

体は小さいが大人の女性のようで、

 

奴隷?だというのだ。

 

隣の小さい子は犬を踏みつけている。

 

 

とても残酷な場面を見てしまった。

 

 

華やかな宮廷の美しい絵、

 

と思って見ていたが、少々ショックを受ける。

 

 

一般の人にとって閉鎖された宮廷の日常生活は、

 

誰も知らない場所だけに謎めいてはいるが・・・・・。

 

 

ベラスケスは宮廷に出入りするうちに、

 

いろいろなことを見、体験し、

 

それを少しだけ世間に覗かせようと悪戯ごころで、

 

こんな絵を描いたのではないだろうか。

 

 

深読みかもしれないが。

 

 

この絵には

 

秘められた謎があるような気がしてならない。

 

 

今晩の

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は  

 

この宮殿のアトリエへ・・・・・

 

 

 

 

 

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2017-06-25 00:00:31

ドガ「腕を組んだバレエの踊り子」

テーマ:ブログ

エドガー・ドガといえば「バレエの踊り子」

 

とすぐイメージが浮かぶ。

 

 

しかし、その踊り子の中に、

 

こういう作品もあったのだ。

 

 

 

 

この絵は、舞台の袖で、出番を待つ

 

「腕を組んだバレエの踊り子」である。

 

 

これも、ドガの作品なのか?

 

それとも未完成なの?

 

 

背景の大胆な色とその塗り方にも・・・・・。

 

 

正直、ちょっと失礼かもしれないが雑なのでは?

 

と思ってしまう。

 

 

でも、ドガが描いた作品なのだから

 

その時のドガの心境を推し測りながら

 

この作品を眺めてみたい。

 

 

少女は目を閉じ、腕を組んでいる、

 

 

背中から光が当たっているのか、

 

少女の前面は暗く影になっている。

 

 

それは少女の不安な気持ちを

 

表しているようにも見える。

 

 

そして、出番を待つ間の緊張を鎮めるためか、

 

精神統一をしているようだ。

 

 

薄暗く静かなこの空間には、

 

少女の強い気迫もピリピリと張り詰めているのだろう。

 

 

それが背景の赤で表現されたのかもしれない。

 

 

ドガはこの瞬間の情景を

 

描き留めておきたかったのだろう。

 

 

この絵は素描なのだという人もいるが、

 

これはこれで一つの作品なのだと思う。

 

 

今晩の

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は  

 

このオペラ座の舞台裏へ・・・・・

 

 

 

 

 

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2017-06-18 00:00:24

ドガ「競馬場の馬車(プロヴァンスの競馬場)」

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今回は印象派のエドガー・ドガを取り上げる。

 

 

ドガといえば、バレエの踊り子や浴女など、

 

余りにも有名だが、

 

屋外の競馬風景を描いた作品も多く残している。

 

 

この絵は友人の家族が

 

競馬を見に行ったところを描いた

 

「競馬場の馬車(プロヴァンスの競馬場)」である。

  

 

競馬場とはいうが

 

競馬をして様子は良く分からないぐらいだ。

 

 

ただ、のどかな美しい風景に満足してしまう。

 

 

この広い空と淡いグリーンの芝生は

 

何と美しいのだろう。

 

 

こんな競馬場があるなら、私も行ってみたい。

 

 

遠くには、

 

見物客の馬車と、白馬に跨るレースを待つ選手、

 

更に遠くには、レースの様子が描かれている。

 

 

そして、

 

この絵のモデルは、ドガの幼い頃からの友人と、

 

その家族のようだ。

 

 

日傘をさしながら赤ちゃんに、乳を与える妻、

 

やや上から、その様子を見つめる優しい夫、

 

そばにいる愛犬も、それを見守っている。

 

 

競馬場でのひとコマだが、なんて微笑ましいのだろう。

 

 

遠くに見える場内では、大きな歓声とともに

 

白熱したレースが繰り広げられている。

 

 

しかし、この絵の中心は、対照的に、

 

のどかで幸せな家族の風景が描かれている。

 

 

一枚の絵の中で、

 

このような二つの場面を想像しながら見るのも

 

楽しいものだ。

 

 

今晩の 

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は  

 

このプロヴァンスの競馬場へ・・・・・

 

 

 

 

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2017-06-11 00:00:17

ゴッホ「子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人」

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今回の絵は、前回と似ているが違う。

 

どこが?

 

 

今回は女性なのだ。

 

 

この絵はゴッホの

 

「子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・

 

ルーラン夫人」である。

 

 

この女性は前回の郵便配達夫ジョゼフ・ルーラン

 

の夫人なのだ。

 

 

この絵は、夫婦対で紹介されることが多い。

 

 

 やや緊張した表情で、椅子に座っている女性、

 

背景には大きめの白い花が描かれている。

 

 

こうして見ていると夫婦の肖像を並べてみたくなる。

 

 

夫のルーランは

 

優しい人柄がにじみ出るような表情だったが、

 

夫人の方もその人柄が伺える。

 

 

タイトルは「子守唄、ゆりかごを揺らす・・・・・」だから、

 

夫人の前のゆりかごには幼子が寝ているのだろう。

 

 

手に持つ紐でゆりかごを、ゆったりと揺らしている。

 

時々、子守唄を口ずさみながら・・・・・

 

 

そこにはゆったりとした時間が流れているようで、

 

こちらまで心地よくなってくる。

 

 

彼女の衣装はシックなダークグリーンの上着に、

 

ライトグリーンのスカートを身に付けている。

 

 

カーペットの色は赤系で、

 

 

このグリーンと赤が互いを良く引き立て合って、

 

スッキリと見える。

 

 

そういえば浮世絵の背景にも、

 

菊の花が描かれているのを見たことがある。

 

 

これは主役を引き立てるためのようだ。

 

 

この絵の背景も、ゴッホの

 

夫人に対する敬愛の気持ちの表れかもしれない。

 

 

ゴッホはこのルーラン夫婦に対し、

 

どれだけ強い思いを持っていたかが分かる。

 

 

 

今晩の 

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は 

 

このルーラン一家の団欒に・・・・・

 

 

 

 

 

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2017-06-04 00:00:10

ゴッホ「郵便配達夫ジョゼフ・ルーランの肖像」

テーマ:ブログ

今回はフィンセント・ファン・ゴッホを取り上げる。

 

 

1888年、ゴッホは活動の場をパリから

 

南仏アルルへと移したが、

 

 

その時に、出会ったのが

 

この絵のモデルになったルーランである。

 

 

絵のタイトルは

 

「郵便配達夫ジョゼフ・ルーランの肖像」である。

 

 

先ず目につくのは背景の小花、

 

なんと可憐で、かわいい、花たちなのだろう。

 

 

そこに立つ男性、郵便配達夫らしく

 

カチッと紺色の制服、制帽を身につけている。

 

 

背景の小花たちと、

 

少々ミスマッチのような気もするが、

 

とてもよく合っている。

 

 

この淡いグリーンが一層、そうさせているのか。

 

 

見事な顎髭を生やしたルーランだが、

 

頬から顎にかけて巻き毛で

 

ダイナミックに覆われている。

 

 

金髪とゴマ塩の混じった色で、

 

本人もさぞや自慢だったのだろう。

 

 

この風貌は

 

ソクラテスに似ているといわれていたらしいが、

 

なるほど、そんな感じもする。

 

 

こんなルーランだが、性格は、

 

とても心やさしい人だったようだ。

 

 

ゴッホが悩み苦しんでいる時に、

 

どれだけ助けられたことか。

 

 

ゴッホにとって心ゆるせる唯一の友だったのだろう。

 

 

それを物語るように、

 

ルーランを描いた絵は、この他に5枚もある。

 

 

ゴッホは日本びいきだったと聞いている。

 

この絵の背景はとても日本的だ。

 

 

私の勝手な想像だが、

 

親愛なるルーランを描くときは、

 

 

大好きな日本の小花模様の背景で

 

飾りたかったのかもしれない。

 

 

 

今晩の  

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は  

 

この優しいジョゼフ・ルーランに会いに・・・・・

 

 

 

 

 

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2017-05-28 00:00:33

セザンヌ 「アヌシー湖」

テーマ:ブログ

ポール・セザンヌの風景画をとりあげる。

 

 

この絵は、フランスの小さな村、

 

タロワールを訪れた時に

 

描いたもので「アヌシー湖」である。

 

 

思わず、「わぁーー」と声を上げてしまうほどだ。

 

 

なんという静けさ ・・・・・

 

そして、神秘的 ・・・・・

 

どこか秘境に迷い込んだような ・・・・・

 

 

青と緑が主の寒色系の色で覆いつくされた

 

この風景はそれらをさらに強くし、

 

妙に心を落ち着かせてくれる。

 

 

そして、しばらく観ていると、

 

絵の中に吸い込まれていきそうになる。

 

 

左側に一本の大きな樹、

 

中央にはアヌシー湖、

 

少し遠くには古い小さなデュアン城、

 

奥には、アルプスの山々が描かれている。

 

 

アヌシー湖にはこれらの風景が写し出されている、

 

まるで鏡を見ているようだ。

 

 

この湖はヨーロッパで

 

もっとも透明度が高いといわれている。

 

 

タロワール周辺は「フランスのベニス」といわれ、

 

観光客も多く訪れるようだ。

 

 

私も、この絵を観ているだけでは満足できない。

 

一度、きっと、訪れてみたい。

 

 

今晩の

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は

 

アヌシー湖に行って、

 

この空気をいっぱい吸ってみたい ・・・・・

 

 

 

 

 

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2017-05-21 00:00:26

セザンヌ 「卓上の果物と水差し」

テーマ:ブログ

今回は後期印象派のポール・セザンヌを取り上げる。

 

 

セザンヌは友人に、「リンゴでパリを驚かせたい」

 

と語ったとか。

 

 

リンゴでパリを驚かす?

 

 

一体どういうことだろう。

 

 

リンゴぐらいでパリが驚くのか?

 

そんなことを考えながらこの絵を見る。

 

 

この絵は「卓上の果物と水差し」である。

 

 

どこにでもある単純なリンゴという素材を

 

セザンヌはどれだけ深く、長く、見つめたことか。

 

 

リンゴ、オレンジ、レモンが、

 

無造作のようだが、うまい具合に盛り付けられている。

 

 

そして、それぞれの色、赤、橙、黄色が

 

うまい具合に納まっている、

 

それぞれの存在感を保ちながら。

 

 

その豊かな暖色でまとめられた果物に対して、

 

テーブルクロスは

 

寒色の落ち着いた青とグレーである。

 

 

模様の青がアクセントになって、とても良い。

 

 

何というセンスの良さなのだろう。(失礼)

 

 

最初に戻って、「リンゴでパリを驚かせたい」 だが、

 

 

リンゴをここまで、大切に思い、愛おしみ、

 

良い作品を描くということかもしれない。

 

 

今晩の

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は 

 

セザンヌの描いた「リンゴ・・・」の絵を

 

すべて観る旅に・・・・・

 

 

 

 

 

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