木村沙織の移籍先と噂されるブラジルスーパーリーガも大波乱!? | バレー・テニス中心のスポーツブログ

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現在、木村沙織の2014/15シーズンの移籍先として噂されているブラジルスーパーリーガ。その中でも木村選手がオファーを受けたのが強豪のAmil Campinas。残念ながら今季はプレーオフ準決勝で敗退。

ブラジルスーパーリーガは、記憶によれば全14チームが参加で、確か2回戦総当たりで、上位8チームがプレーオフへ。違ったらすいません、各自ご確認を。

しかも今季は21点制をいち早く採用し、第1~4セットは21点先取になり、よりコンパクトな試合を目指してきました。TV中継では第5セットになると2時間枠以内に収まる試合が少ないための改善点です。

しかしブラジルスーパーリーガが提出したレポートには、25点、21点でもさほど時間に影響はなく、試合時間は変わらないとのこと。開幕前は選手、監督など各チームから批判の嵐でしたが、来季は25点制に戻るようです。

このブラジルスーパーリーガの時間的な成果の影響で、国際試合も21点制になる可能性もあったので、本当に良かった。これ以上バレーの試合を短くしてほしくないものです。20点以降が非常に面白いバレーボール。この攻防を見るだけでも価値があると思います。

上位4チームの主な選手ですが、

・Molico Osasco
 OPシェイラ、MBタイーザ、MBアデニジア、Sファビオラ、
 WSボゼッティ妹(イタリア)、WSマラグルスキー(セルビア)

・Amil Campinas
 MBワウレスカ、MBキャロル、WSタンダラ、WSクラウディア
 OPナタリア、WSヒルデブランド(アメリカ)

・Unilever
 WSギャビイ、WSミハイロビッチ(セルビア)、Sフォフォン
 OPパヴァン(カナダ)、MBジュシエリ、Lファビ

・SESI-SP
 MBファビアナ、Sリンス

さて今季のスーパーリーガの状況ですが、

フル代表のような-メンバーにイタリアのボゼッティ妹、セルビアのマラグルスキーを擁するosascoが26連勝で断トツの首位。優勝候補筆頭でした。

2位は木村沙織の移籍先と噂され、ブラジル女子代表監督のギマラエスが率いるamil。3位もosascoと変わらないくらいの代表チームとミハイロビッチを擁するunilever。4位は南米クラブ選手権を制し、世界クラブ出場も決めたファビアナ擁するSESI-SP。

これだけみてもおもしろい。その8チームによるプレーオフは、

何と、シェイラ、タイーザのosascoがファビアナ、リンスのSESI^SPに2連敗してしまい、まさかの準決勝敗退。これは非常に驚きました。レギュラーラウンドは26銭無敗だっただけに、プレーオフの恐ろしさを感じます。

ただブラジル全盛期の主力も全員30歳超え。終わりつつあるのかな、時代の変わり目なのかもという気もします。

一方2位のamilも代表候補を揃えるUnileverに2連敗し、準決勝敗退。決勝はレギュラーラウンド3位Unileverと4位SESI-SPとの対戦になりました。確か3先勝だったかな!?

●2013/14ブラジルスーパーリーガプレーオフ準決勝② Amil × Unilever


●2013/14ブラジルスーパーリーガプレーオフ準決勝② SESI-SP × Molico osasco


素晴らしい試合だと思います。欧州のような荒っぽいバレーではなく、組織的でコンビも組み立てられ、何よりもブロックの反応がいい。そして不必要なフェイントの嵐のラリーもないし、日本人には一度行ってほしいバレーリーグだと思います。


ただ見てもわかるように、首位のOsasco。シェイラやタイーザが短パンタイツではなく、スコートをはいてるんですよね。青のタンクトップスタイルに、赤のスコートとなると、チアリーディングを思い出しますが、こういうバレー組織としての努力も必要だと思います。これだけでも女子がやっているスポーツで可憐さや一生懸命さが伝わってくる。

バレーは魅せる競技になりつつある。そうしないとファン拡大さえできない。露出を多くすればいいのではなく、お客さんに見せる競技としてどうやればいいのか?を真剣に考える時期に来ているのではないかと感じます。

自分は思うんですよね。バレーだけで魅せる時代ではないと。かといってジャニーズやアイドルで魅せる時代でもないと。コート内の選手が輝く姿を見たいファンがバレー会場に来るわけで、選手が輝ける場所をつくっていかなければならないと。

この立ち振る舞い、ブラジル選手たちの笑顔、すごくいいと思いませんか? 女子なのに女子らしさを感じない現在の企業ユニフォームに不快感を最近感じてます。もっと鮮やかなパステルカラーで会場を女子バレーの雰囲気に一新できるような企画が欲しいと。

また来たくなるようなまた応援したくなるようなリーグに盛り上がってほしいと。今季から、会場のコート内を赤、青にしました。これも一つのアイデアだと思います。しかしできれば男女色を分けてほしかった。

イタリアのセリエAの女子では、下記のようにパステルカラーで会場に入った途端、女子の試合が行われるイメージにぴったりの色使い。日本のVリーグは古くさーい感じがするのは自分だけでしょうか。「魅せる」ということを意識しながらのスポーツ経営が必要な時代だと感じます。

人気が落ちてからでは遅い。まだ人気が停滞する前に、しっかりとした企画を持ち上げていかないと、バレー自体が終わってしまう可能性も。

ブラジルスーパーリーガは、いよいよ決勝戦。どちらが勝つのか楽しみです。SESI-SPは世界クラブ選手権の出場権も得ています。シェイラ、タイーザのosascoもワイルドカードで出場予定。

久光がアジアクラブで優勝すれば、どちらかとは当たると思うので、しっかりと勝ちあがってほしいです。楽しみです!

また海外リーグ情報は別途報告します。

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