気になるのは、左膝の怪我。どうもサーブを打った着地での反動と捻りで膝の炎症が起こってるっぽい。 これから打ち方などを変え、研究していかなければならない部分。しかし膝の治療も癒えた錦織が2/18～メンフィス500大会に戻ってきました。
【準々決勝の動画：チリッチ戦ハイライト】
◆全米インドアテニス選手権・メンフィス500大会(アメリカ)：ハードコート
〇1回戦 22位 錦織圭 6-4、7-5 146位 マルチェンコ(ウクライナ)
〇2回戦 22位 錦織圭 6-3、6-3 200位 ドナルド・ヤング(アメリカ)
1回戦は、146位のマルチェンコ。初戦ということもあり、ブレイクも多かったようですが、無難に勝ち上がり。更に2回戦は元36位のドナルド・ヤング。現在は不調で200位までランキングを落としていますが、アメリカ期待の左利きの選手でしたが、ヤングも相手にせずに完勝で準々決勝進出！そしてむかえた準々決勝は、昨年の全米3回戦で負けている世界ランク12位マリン・チリッチ
〇準々決勝 22位 錦織圭 6-4、6-2 12位 マリン・チリッチ(クロアチア)
完勝です！2012年全米の屈辱の敗戦。3回戦負け。期待を裏切った形でしたが、今回は完璧なまでにリベンジ！チリッチの高く上に伸びる2ndサーブを完全に攻略！スタッツを見てもその差が歴然！
いいっすね～、完全にトップ10への道を辿ってます。正直、今年トップ10に入るかどうかは、この1戦にかかっていると思ってました。このままトップ20をウロウロするのか？一気にトップ10まで駆け上がるのか？とても大事な大事な1戦でした。 でも見事にその期待に応えました。だから錦織圭をテニスファンは大好きなんです。応援してしまうんです。テニスはパワーや高さだけでない。それを証明した試合でもあります。
この身長差を見れば、わかります。チリッチは198㎝、87㎏で、錦織178㎝、68㎏と3回り程度、体の違いがあります。 この試合で勝利した錦織は、世界ランクも19位以上に上昇。ドルゴポロフがまだ試合中なので、最低でもトップ20に復帰しました。優勝すれば、500p加算で世界ランク16位程度までまた上昇します。
2012全米と違って、あまりにもサーブが通用しないチリッチは、ラケットを叩きつける珍しい場面も。完全ににしきおりが試合をゲームメイクし、制したことがわかります。
今、これから外出で時間がないので、この試合の詳細は夜にでも。この試合は、TV放送されます。
◆2/24(日)0:00～2:58
番組名：全米インドアテニス選手権「メンフィス」準々決勝
錦織圭 × マリン・チリッチ
放送局：GAORA
そしてそのまま準決勝放映も
◆2/24(日)2:58～9:00
番組名：全米インドアテニス選手権「メンフィス」準決勝
錦織圭 × 世界53位 マトセビッチ
放送局：GAORA
準決勝の相手は、今年のブリスベンで勝っているだけに、油断をしなければ、決勝も無難に進出でしょう。そして決勝の相手も、シード勢がすでに全員敗退しているので、十分に優勝のチャンスがあります。本当にこれはチャンスなので、是非モノにしてほしい！！！
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