最も心配していたわずか3週間でのウィンブルドンの芝の張り替え。
しかし他で育成した芝をわずか3週間で根付かせ、選手達によるといつものウィンブルドンと変わらないとのこと。
そんなに簡単にできるんだ?と思ってしまったのは自分だけだろうか。通常芝は2週間もすれば根付くというが、サッカーグランドのように激しい動きの後は剥げる気がしていたが、やはりサッカーシューズとテニスシューズでは底面にスパイク有り無しの大きな違いがあるので、問題なさそう。
しかし、今大会は通常のグランドスラム(GS)のウィンブルドンと大きく違うことが10個もあるそうだ。
飲食ブース
オリンピック期間中は通常の出店とは違い、オリンピック公式の飲食コーナーが設置されます。
音楽
ウィンブルドンは、他のグランドスラムとは違い会場で音楽は流れません。しかし、ロンドンオリンピックでは音楽が流れます。
看板の色
センターコートをはじめ他の試合コートに、オリンピックカラーであるピンクと紫を使用した看板が飾られます。
今までは濃緑で黄色のボールと白のウェアが引き立ち、コートやそれ以外のモノは一切目立たない濃いめの色が通常だったが、オリンピックは一新。ド派手なバイオレットピンクのバックの看板と緑の芝がどう合うか?
これって合うと思います?何か、全米や全仏でもこんな派手な感じは見たことがない。しかもバイオレットピンクのバックでボールは見えやすいのか?と疑問に思うが、選手達にはそんなに気にならないというのだ。
ウエアカラーが自由
ウィンブルドンでは、必ず白のウェアを着用しなければなりませんでしたが、オリンピックの試合では好きな色のウエアを着用することが出来ます。例えば、世界ランク4位のマレー
は、イギリス国旗である赤・白・青の鮮やかなカラーのウェアを着用します。
男子試合の短縮化
グランドスラムであるウィンブルドンの男子シングルスは5セットマッチで行われますが、オリンピックでは3セットマッチで行われます。
ドローが縮小化
グランドスラムでの男女シングルスは128ドローで争われますが、オリンピックは64ドローと、グランドスラムの半分になります。
メディア・ミックス・ゾーン
ウィンブルドンの本大会ではメディア・ミックス・ゾーンはありませんが、オリンピックでは設置が義務付けられています。選手達は試合後、短いインタビューに応じることになります。
メンバーサービス
オリンピックの期間中、オールイングランド・ローン・テニス・クラブのメンバーは普段とは異なる場所でティータイムを楽しむ必要があります。大会期間中、施設はオリンピック機構と国際テニス連盟の管理下となります。
チェンピオンズディナー
ウィンブルドンでは大会終了後、各種目のチャンピオンを招待したディナーパーティが催されますが、オリンピックでは金メダリストを招いた催しなどは予定されていません。
12コートのみ使用
ウィンブルドン会場には19の試合用コートがありますが、オリンピックでは12コートのみ使用し、残りの7コートは練習コートとして使用されます。
※テニスネット365より引用
これだけ違うと、もう全く異種の大会ですね。おそらく自分が生きている内で最初で最後のウィンブルドンオリンピックでしょう。楽しみです!