眞名井神社(京都府宮津市)851 | 神様と暮らす家そだて

神様と暮らす家そだて

家族の健康をまもり、言霊の幸わう家づくり。
家族と日本と地球の”健やか”をはぐくむ
うやまう暮し。

神社 眞名井神社(京都府宮津市)

 

籠神社駐車場から眞名井神社への案内看板が見えています。
外宮大元宮吉佐宮。
 
 
これが、眞名井神社の裏紋であるカゴメ紋がついていたという石碑。
このように現在は三つ巴紋です。
天香語山旧参道・・・
ああ、ここにもカゴが。籠神社のカゴはカゴヤマ命のカゴである可能性もありますね。
天香語山という名はほぼ世襲ですから、誰を指すのかぼかすことができます。
 
もともとは、オオヤマツミの子孫であるカゴヤマを指し、アスカ宮となったホノアカリの大臣を務めました。ホノアカリに子がないのでカゴヤマの子タクラマロ(タカクラシタ)をアスカ宮の養子にしたのです。
ですが、何番目かのお妃が自分にも子ができずに「臣の子!」と蔑み妬んで、タカクラシタを追放します。タカクラシタはそれ以降、いくらホノアカリに呼び寄せられようともアスカ宮に戻ることをしませんでした。
ホノアカリは築いた山を”天香久山”と名づけるほどで、そのお山の威信を継ぐのは血を引いた子孫(オオヤマスミの)だと思い入れていたのかもしれません。
しかし、その思いが叶わぬままに亡くなります。
アスカ宮を継いだのはニニキネの孫にあたるニギハヤヒで、アマテルカミが指名したものです。
 
霊験あらたかという神水は有名で、ご縁を固めるというようなご利益があるようですね。
こちらではお水は汲まないようにとのことなのに、なぜか漏斗が置いてある・・・って。
この左側にちゃんと水汲み場があります。
 
こちらの階段を上っていくと、拝殿があるようですが工事中ですね。
撮影禁止とあります。なので、看板写真は知人から拝借。
 
この看板の右側に遥拝所があり、その先へは進めませんでした。
残念!
眞井神社。851番目
祭神 豊受大神 天照大神・伊射奈岐大神(いざなぎおおかみ)・伊射奈美大神(いざなみおおかみ)・罔象女命(みづはのめのみこと)・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)・神代五代神(かみよいつつよのかみ)
 
丹波國与佐之小見比沼之眞名井原
 
先ほどの外宮大元宮吉佐宮の社標の裏には久志日沼前大神宮と。
 
社標の向こうには天橋立が遠く見えています。
 
元伊勢がどこなのか、ということが話題になっているようですが、「豊受神が神上がり下場所はどこなんだろう?」ということが気になります。
 
神上がりの方法は、洞に大岩を閉じて行われるそうなのですがこのように里に近いところではないような気がします。
 
京都市峰山町中郡久次というところにある比沼麻奈為神社はご祭神が豊受大神 瓊瓊杵尊 天児屋根命 天太玉命 ということです。
この神社の元宮が九次岳の南の堺にある比治山峠にあったと言われていて、比治山山頂にあり比沼麻奈為神社をヒノマナイではなく「ヒチノマナヰ」としていると言います。
ここが、神上がりの地なのかも・・・。
 
表真名井神社の裏に、隠された秘密がまだまだありそうです。