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なんとな~く  思いつきで  好き勝手に  (=゚ρ゚=) ボヘー  っとやってます。


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前回の記事UP直後にインフルになりまして、久々の高熱地獄で死ぬんじゃないかとか本気で思いつつ、一週間ほど寝込んでなんとか回復したあんびです。
喉の方がまだ本調子じゃない上、寝たきりで筋力が落ちまくりーのの、なんだかクラクラしてたりと、相変わらずすこぶる不健康です。

ちなみに、今回は病院には行かず、パブロン飲んでひたすら寝てただけ。
いや、さすがに病院行く事も考えたんだけど、その時点でもう39度近く熱出てて、動くモチベーションが無かったのね、ほとんど。
んで、A型と同時にB型も流行ってるとか聞いて、下手に病院行くとダブルパンチ食らうリスク高いな~とかも思ったし、一応インフルについて調べてみたら、タミフルとかのインフルの薬って、発症して48時間以内じゃないとほぼ無意味らしいんだよね、どうやら。
48時間とかとっくに過ぎてた俺なんか、下手に外出たらウィルス拡散させるだけじゃないかという事で、これはもう、ただひたすら寝るしかないなと。

全然食えないし、熱もずっと下がらんし、それなのにサイちゃんの遊んでくれ攻撃はいつも通りだし、寝起きによだれ垂らしまくりだったし(無関係)、セクシー美女のお見舞いは来ないし(ただの願望)、ホントにキツかったわ~。
ってか、最低限の家事しないといけないのが一番キツかったけどね、マジで。
洗濯しようと思ってた矢先に熱出ちゃったもんで、フラフラなりつつ洗濯物干してたり・・・とりあえず当面のおかず作っといたは良いけど、いざ高熱出たら全然食えなくて、結果的に冷凍すべく段取りしなきゃいけなかったり。
日常が一番邪魔臭いっていうアレですよ、ええ。
普段から面倒なのに、熱出たらよっぽど面倒だもんね、まったく。

よし、長い余談はこのぐらいにして、本編。
例の如く、ネタバレ上等の映画レビューです。
今回はですね、随分と前に書いたレビューをようやく出すという・・・別に勿体つけてた訳じゃないんだけど、一番手間が掛かる編集を先延ばしにしまくった結果が今になっただけパターンです。
多分、去年の夏頃には書いてたやつっていうね・・・どんだけ古いねん的なアレもありますが、後が控えてるんでいい加減出しときます。


劇場版 稲川怪談 かたりべ
製作国:2014年 日本
監督:大畑 創
評価: 1点 (10点満点)

怪談の語りべとして唯一無二の存在である稲川淳二をフィーチャーしたモキュメンタリーホラー作品。
実在のパチンコ台用に幾つか撮影された稲川淳二氏の怪談再現ビデオの中、とある事故によりお蔵入りになった映像が存在する。
そのお蔵入り映像を編集し、1つの映画作品としてまとめたいと申し出たのが 『呪怨』 で知られる清水 崇監督だった・・・というのが前フリ。
なんともアレですね、面倒臭いですねw
この前フリの為に、ニコ動で特別番組みたいなのまでやったりもしてたんですが、要するに 『宣伝の為のインチキネタ』 でした。
いや、前フリとしては悪くなかったんだけど、いざ公開された本ネタがこの程度の超駄作なので、客をナメるな感が凄まじいんですなw
まぁ、日本のホラー映画界なんてそんなもんです、ハィ。

『首吊り自殺をした女教師と、二人の女子児童に纏わる実話怪談』 の再現ドラマを撮影する為、とある学校での撮影が行われた。
しかし、撮影中に奇妙な現象が多発し、スタッフや出演者は不安を感じ始めていた。
そんな中、稲川氏だけが妙な落ち着きを見せ、まるで怪異を楽しんでいるかのよう。
やがて、ネタ元となった実話怪談を紐解くべく動き出した一行は、驚愕の真実を知る事になるのだが・・・。

という訳で、よくある日本の駄作ホラーですね、簡単に言うと。
いきなり超駄作って言い切っちゃったんでアレなんだけども、稲川淳二御大の演技以外に見どころは皆無です、これ。
御大の大ファンである俺ですら、なかなかの辛い作品だったという事で・・・普通の人が金出して観たら怒るレベルなんじゃないかなと・・・。

さて、この解り易すぎるほどのフィクション作品なんですが、ビックリする事に、あちこちのレビューを覗くと 「どこまでホントかウソが解らない」 的な頭悪すぎるコメントをしてる人達も少なくない様で・・・w
もうさ、そんなコメントしてる事の方が怖いわww
どこまでバカなんだろう・・・w
まぁ確かに、一応モキュメンタリー形式ではあるから、それっぽい雰囲気だけはあるけどもさ、この程度でガチかフェイクか解らないって・・・そりゃもうね、認識力無さ過ぎか、あるいは目が機能してないんじゃないかな、きっとw
いずれにしても、そういう人達の人生が心配ですw

2

まぁ、とにかくですね、この作品は色々と香ばしいニオイがプンプンと漂ってきますw
まずは稲川御大だけど、あの人はそのまんまでインチキ臭いオーラ持ってますからね、良くも悪くもw
俺は大ファンなんでそんなトコすら好きですが、その時点できな臭いのは大前提。
んで、清水崇プロデュースという看板もきな臭い。
ただの名前貸しじゃねぇの?っていう、大人の政治的なアレが物凄くアレで・・・。
そして、メインキャストが妄想キャリブレーションっていうアイドルグループの5人でして・・・お前ら誰だよw
これまた業界の政治的なニオイがねぇ・・・メンバーはどの子もこれっぽっちもアレだし、うん。

3

まぁ、そんな感じで初っ端から半笑いになっちゃう訳ですがw、個人的にはメインどころの演技はわりと気にならなくて、むしろ気になっちゃうのはもっと端役の演技
序盤からずっと登場するメイキング担当カメラマンの小池、終盤の方に登場する小学校教師の小山内・・・辺りを演じたほぼ無名の役者なんだけど、いちいち舞台芝居してて鼻につくのよ、これが。
バカみたいな大芝居ではないんだけど、舞台慣れし過ぎてるというか、いわゆる映像作品の演技ではないのね、結局。
御大はともかく、B級アイドルの演技なんかは揃いも揃ってクソ以下な訳でね、それだったら脇がキッチリ良い芝居しないとダメなんですよ、この類のドラマは。
その点で端役連中の演技が低レベル過ぎるというか・・・まぁ、キャスティングが悪いって言えばそれだけの話かも知れんけど。

物語自体はかなり無理があるとんでも話なんだけど、稲川御大はわりとこの手のとんでも系って好きなんだよね、今までの前例からしてw
話は 「稲川淳二の語る怪談話が現実世界とリンクして実体化する」 みたいな事なんですよ、ザックリ言うと。
んで、色々とありがちな怪異が起きて、なんやかんやパニックになったりする・・・みたいな。
決して新鮮味のある話でも展開でもなく、出来の悪いお化け屋敷探索を見せられてる感じ。

あと、手持ちカメラのノイズ演出やら手ブレ演出過剰すぎてイライラする。
やりたい事・・・狙いは解るんだけど、やり過ぎはマイナス評価にしかならんからね、そういう演出。
単純に画面酔いする事を嫌う人も多いし、誤魔化しとしても露骨過ぎてダメ。
演出が評価されるのは 『効果』 としてであって、それ自体が一番の主張になったら破綻してるよね、もう。
そんな事も知らないで映画作ってんの?・・・と言いたくなる。

4

それから、稲川御大の不健康メイクも過剰だったね。
結局、あれもこれも過剰すぎなんだよね、この作品は。
抑える事でより効果的になるっていう方法論を知らないんだろうか・・・知らないんだろうねw
要するに、損して得取る的な発想というか、押すばかりじゃなくて引く事も大事だって話よ。
そんなのさ、映画どうのって以前に物語を構築する上での基本だったりするんだけどね、そもそも。

さてさて、結果的にはですね、作品自体がパチンコのプロモーション映画になってた感がありまして、そんなパチンコ業界の裏には警察組織やら朝鮮方面との繋が・・・ゴホゴホ。
・・・よっぽど怖い話になるがなw

ってな訳で、作品自体の総評はクソですが、裏側を考えるとガチで怖いかも知れないっていう作品でしたw
久々に役者としての稲川御大を堪能出来るって意味では貴重だけど、ホントにそれだけの作品です。
ってか、やっぱり御大はナチュラルな演技上手よね、日頃からそういうスタンスで仕事してるからw
しかし、御大を使ってるのにここまでリアリティに乏しいってのは戴けないな、やっぱり。
もっとリアルにするか、もっとぶっ飛んだ話にするか、極端にどっちかに寄せないのが一番宜しくない。
要するに、もっと勉強してから撮りやがれって話です。


エリア0〈ゼロ〉
エリア0〈ゼロ〉
原題:Alien Abduction
製作国:2014年 アメリカ
監督:マッディ・ベッカーマン
評価: 2点 (10点満点)

POVによるモキュメンタリースリラー作品。
ホラーとかオカルト好きな俺ですが、意外と観ないのが宇宙人モノ
ハイ、この作品はいわゆる宇宙人襲来系のファウンドフッテージでして、特に新鮮味も無いベタな展開でまとまってるんで、期待して観ちゃダメなやつですw

2

ノースカロライナ州・ブラウン山の一帯では、遥か昔から謎の怪光の目撃例が多数報告され続けている。
2011年のある日、ブラウン山で27名もの人々が突然失踪し、怪光の目撃報告が多数寄せられた。
その失踪した27名の中に、ブラウン山へキャンプに訪れた一家5人も含まれていたのだった。
一家の末っ子で、自閉症のライリー少年が撮っていたと思われるホームビデオがその後に回収されるが、残されていた映像には恐ろしい光景が映し出されていた・・・。

という訳で、その発見されたビデオ映像というのが映画本編という事なんですが・・・最後の辺りで 『オリジナル映像は政府機関が持ってるよ』 的な事がテロップで出るんですよね~。
って事は、この作品は最初から再現ドラマって前提なんだろかね。
そうなると 「リアリティが無い!」 みたいな指摘もナンセンスって話になるし、「あくまで再現ですから」 っていう逃げ口上ありきの作品って事になっちゃうのよね。
つまり、「これは現場で見つかった本物の映像です!」 って言うのと、「これは実在の映像を再現した作品です」 って言うのとでは、同じモキュメンタリーでも土台がちょっと違うというか。

3

物語的には、序盤の掴みはそれほど悪くない印象なんだけど、そこから先はどうにも子供騙し的。
ってか、序盤で敵は宇宙人だって解り易く出ちゃってるし、その後はひたすら追われて逃げての繰り返しだから、物語としての抑揚がほとんど無い。
しかもほら、冒頭から登場する一家は失踪したってのが解っちゃってる訳だから、どんだけ頑張って逃げてる様子を見せられたって、オチは知れてる訳ですよ。
となると、逃げっぷりやら応戦っぷりに注目するしかないんだけど、残念ながらそこにもこれといった抑揚が無い
宇宙人も目からレーザー出すでもなく、イオナズン唱えるでもなくw、ただ光りまくって追ってくるばかり。
怖いっちゃ怖いけど、単なる鬼ごっこなのはチープ過ぎ。
ベタがベタすぎると、「つまんない」 って言い切るのも面倒というかw

一応、ブラウン山の怪光については実際に古くから目撃例が絶えず有名な現象で、先住民のチェロキーの時代から知られてたとの事。
んで、謎の失踪事件も実際にあったとの事で・・・それを基に作られたのがこの作品って事なんだけども、その辺りはかなり眉唾ですな。
日本で言うところの 『神隠し』 を宇宙人の仕業にするのは実に簡単で、いかにもオカルト的だけど、実際は本人の意思による失踪だったり、犯罪に巻き込まれた事による失踪だったりがほとんどのはずなんで、オカルトに丸投げ的なスタンスでこの手の作品を作られちゃうと、偏り過ぎてて引いちゃうんだよね。
まぁ、トンネルに空の車だけが何台も放置されてたっていう状況証拠がホントにあれば完全にオカルトだけど、『怪光の目撃例が絶えない』 って事だとか、『宇宙人と遭遇した人物が居る』 っていう立証出来ない根拠から膨らませただけの話だったら、言わばどうとでも想像が出来る訳ですよ。
別にオカルト論どうのではないんだけど、タイトルからしてエイリアン・アブダクション(宇宙人による拉致事件)なだけに、ここまで露骨で積極的過ぎる宇宙人を演出すると、シリアスを通り越してバカっぽいんだよね、もうw
だったらもっとバカを前に出した作品にすれば良かったのに・・・っていう。

4

この作品に登場する宇宙人は、いわゆるグレイタイプと呼ばれるベタなやつで、非常に好戦的で次々と人々を拉致してくんですが、何故かUFOに吸い上げる時に対象者をサバ折りするっていう・・・w
執拗に追っかけて拉致するぐらいなら、フツーは生け捕りにするんじゃね?w
ってか、完全に恐怖を煽りたいだけの演出で、理由とか深く考えてないよね、絶対w
その辺りが一番ダメなんだよな、駄作ホラーと同じ理屈で。
結局、お化け屋敷的に 「怖いだろ~?怖いだろ~?」 って言いたいだけなんだよね・・・頭悪すぎw

まぁ、アメリカ的には宇宙人ってもはやホラー映画のモンスターと同じ様な扱いで、ブラッディ・メアリーやらブギーマンみたいな、いわゆる都市伝説の怪物扱いになってるんで、その辺を踏まえて観れば何がしたい映画なのかは解り易いかなと。
とりあえず、宇宙人飛来説肯定派の人であっても、この作品は無理ありすぎって感じるでしょうな。
結論は、お粗末な子供騙し作品です。
特に観る価値無し。


ザ・アブノーマル
ザ・アブノーマル
原題:The Road
製作国:2011年 フィリピン
監督:ヤム・ララナス
評価: 3点 (10点満点)

フィリピン産のサイコサスペンスホラー作品。
いきなりだが、これは邦題が宜しくない
原題のままだと 『道』 だけで解り辛いのは確かだけど、アブノーマルって言葉の響きで日本人が連想するのはエロ系のあっちですよね、フツー。
とか言うと、まるで俺がエロを期待して観たみたいになっちゃいますがw、ちゃんとあらすじを読んだ上で録画したんで、別にエロ目的では観てませんw
とにかく、アブノーマルって言葉のイメージとは全然違う話なのであしからず。

2

2008年、数々の事件解決で手柄を挙げ、異例の昇進を果たした警官のルイスは、勲章授与式の直後、ルナという女性から10年前に起きた姉妹失踪事件の捜査の進展状況を尋ねられる。
成り行きで事件について調べる事を口約束したルイスは、相棒のアランと共に事件資料に手をつけた。
そんな頃、女子高生のエラは、親友のジャニーンとその彼氏のブライアンに誘われ、深夜の無免許ドライブに付き合う事となった。
順調にドライブを楽しんでいた3人だったが、とある場所でパトカーを見つけると、捕まるのを回避する為、たまたま見つけた脇道へと入り込んで行った。
細く舗装もされていない一本道を走っていると、ふと後方から赤い車が現れ、彼らの脇を追い越して行ったのだが、エラはその赤い車に運転手の姿が無い事を気付いてしまった・・・。

という訳で、実に珍しいフィリピン産ホラー作品なんだけども、この作品は構成が3部に分かれていて、現代となる2008年を軸に、その10年前である1998年、更に10年前の1988年・・・と、時系列を遡る形で物語の真相が見えてくるというなかなか凝った代物。

んで、1部2部3部、それぞれにテイストがちょっとずつ違っていて、1つの話でありながらもオムニバス形式という手法なのがまず面白い。
物語自体は複雑じゃないし、内容もわりとベタだったりはするんだけど、見せ方を工夫するだけで、ベタもそこそこ楽しめる作品になるんだってのが良く解る。

3

2008年が舞台となる1部は、高校生3人が遭遇する恐怖の物語
新耳袋とか世にも奇妙な物語のエピソードにあってもおかしくない感じの話になってて、ほぼほぼホラーだけでストーリー展開してる。
1998年が舞台の2部は、2008年時に姉妹失踪事件として触れられているエピソードの詳細。
ララとジョイ姉妹の乗った車が田舎道でオーバーヒートし、通り掛かった青年に助けを求めた事から始まる惨劇。
ここはサイコホラーとしてのテイストが色濃いんだけど、2008年時の種明かしになる心霊的要素もかなり詰まってる。
1988年が舞台の3部は、2部の犯人である青年の少年期を描いた物語
ヒステリックで暴力的な母と、優しいが極端に潔癖な教えに従う父に育てられている少年が、ふとしたきっかけから家庭崩壊を迎え、解放と呪縛に翻弄されて行く序章。
ここもサイコホラーテイストが濃いけども、2部よりも人間の怖さが強調されていて、心霊的な怖さはその後押しをしている感じ。

全体的には傑作ホラーのおいしいトコ取りって印象が強い話だけど、それなりにホラー映画愛は感じられるんで悪くはないのかなと。
一連の犯人像は 『サイコ』 ノーマン・ベイツがほぼ当て嵌まるし、両親は 『キャリー』 の母親像を分割させて当て嵌めさせてるんだろうと思う。
まぁ、サイコキラーの生い立ちを描くとなれば、どうしたって似た様な状況になっちゃう訳だけど、この作品がベタであっても面白さを感じさせるのは、その中にしっかりと心霊的な要素を織り込んでるから。
犯人が少年期から霊を見てる事実があって、それを観る側がどう解釈するかで結構な違いが出るだろうと思う。
つまり、精神疾患的な要因なのか、持ち合わせた霊感が要因なのかという事。
個人的にはサイコキラーとは別の部分で、犯人は霊感を持ち合わせてると解釈したけど、劇中の描き方からすると、殺戮の舞台である屋敷そのもの、あるいは土地に霊的な作用があるって事なのかな~とも思った。

4

他のレビューでも多々指摘が見受けられるんだけど、この作品は色々と詰めの甘さが目立ってて、その辺りはもっとしっかり作らないとダメですな。
時系列的に 「・・・あれ?」 って箇所が幾つかあるし、せっかく不気味なシーンでも、暗すぎたり演出が微妙何を映してるのか瞬時に解り辛い場面が多々ある。
ただ、フィリピンだからなのか、日本的な怖さに似た演出もわりとあって、そのものズバリを見せずに不気味さを煽る辺りは日本人ウケもしそう。
物語自体のスケールが小さすぎるのも問題で、章立てで作ってるわりに大した話でもないし、オチもバレバレだから冗長感が出てしまう。

総体的には、見せ方としては捻りがあるけど、内容に捻りが無さ過ぎるかなと。
あと、劇中には出ない部分の設定もちゃんと作った上で、メインシナリオ書かないとダメよね。
人を殺すシーンを描くのは簡単だけど、その後の処理とか周囲への誤魔化し方とかまで考慮しとかないと、結果的に薄っぺらなシナリオになる
それと、犯人のイカレっぷりもあんまり伝わってこなかったな。
シリアルキラーとしてのキャラ立てが不足してるんだと思う。
とりあえず、思ってたよりはちゃんとした作品だったけど、サスペンスかホラーか、どっちかにもっと振り切った方が面白くなった気がしますな。



パラノーマル・アクティビティ 呪いの印
原題:Paranormal Activity:The Marked Ones
製作国:2014年 アメリカ
監督:クリストファー・ランドン
評価: 3点 (10点満点)

POVなモキュメンタリーホラーのヒットシリーズ最新作。
という訳で、お馴染みのパラアクです。
正直、パラアクは二作目で見限ってしまったシリーズ作品なので、それほど語るべき事もないっていう・・・。
一応は全作観てるんだけどもね。

2

2012年6月、カリフォルニア州オックスナード。
ヒスパニック系の父子家庭で育つ高校生のジェシーは無事卒業を迎え、学生生活からの開放感と新生活への期待で少々浮き足立った生活を送り始めた。
質屋で中古のビデオカメラを購入したジェシーは、日常のあらゆるシーンをカメラに収めていたが、かねてより不審な言動が目立つ階下の中年女性・アンナの様子をからかい半分で窺う様になる。
そんな折、アンナの部屋に同級生で卒業生総代を務めるほどの優等生・オスカルが出入りしているのを目撃するが、数日後、オスカルがアンナを殺害して逃亡する事件が起きる。
ジェシーと親友のヘクターは、何故オスカルがアンナを殺す事になったのかの手掛かりを探す為、事件現場であるアンナの部屋へ忍び込むが、オスカルの兄で地元ギャングの幹部でもあるアルトゥーロと鉢合わせし、部屋を追い出されてしまった。
翌日、ジェシーとヘクター、そして女友達のマリソル三人は、アンナの部屋から唯一持ち出せた謎のノートを参考に、夜の礼拝所へ忍び込んで肝試し感覚で儀式を試した。
その翌朝、変な夢を見たと言って目覚めたジェシーの腕には、謎の噛み傷が。
そして、その日からジェシーの身体に不思議な事が起き始める・・・。

といった感じで、いかにも2以降のパラアクな展開です。
もうね、諸悪の根源が何者かは解ってるんで、言ったら何でもアリなんですよ、このシリーズ。
神と対の存在である悪魔を後ろ盾にしちゃってますからね、どんな変化球だって 『悪魔の仕業』 にしちゃえばゴリ押し出来るっていう・・・。

シリーズとしては通算6作目で、日本版パラアクのTOKYO NIGHTを除けば5作目。
低予算ながら大ヒットした一作目の謎(怪異の原因)の正体を、「悪魔でした~」 と手の内明かした時点でこのシリーズは半ば詰んでるので、どうもこうも期待しようがないというね。
そんなシリーズ最新作であるこの作品、これまでのシリーズ作と違ってヒスパニック系の人々を登場人物にしてるんで、少しだけ宗教観の違いみたいなのが出てはいます。
でもまぁ、原因について変えられる訳じゃないんで、オチとかは想定の範囲内
ただ、今作はこれまでの定点カメラによるPOVじゃなく、ハンディカメラ映像だけで展開してるPOVなんで、モキュメンタリーとしてのスタンスがちょっと違います。
ってか、ラスト観た段階で 「これでいいの?」 って思っちゃったけどね、シリーズとして。

物語自体はこれまでのシリーズと繋がりがあって解るんだけど、「この作品は遺族と警察によって提供された映像を基に・・・」 みたいなモキュメンタリーのお約束演出が皆無なもんで、単純にホームビデオ風ホラー映画になっちゃってるのよね。
こうなるとモキュメンタリーではなくなっちゃうんで、「これ、どっから持ち出した映像なの?」 っていう疑問は当然出て来るだろうし、「誰が編集したの?」 みたいな話にもなる。
無論、モキュメンタリーじゃないからその辺りは関係ないんだけど、これまでのシリーズがモキュメンタリーを前提としてきただけに、そこの違和感ってのはどうしたってある。
「どっちにしたって作り物だろ?」 って言ったらオシマイなんだけどw

シリーズ作品として 「ぼちぼち話を先に進めろ」 と言われ続けてるパラアクなんだけど、今作でも話の進展はほぼありません
つまり、『謎の魔女コミュによって悪魔崇拝による何らかの計画が進行中』 というところ止まり。
「結局、何がしたいねん・・・」 という地点で待ちぼうけを食らったまま、ハードルだけ上がり続けてるのが実情なんで、尻つぼみでも何でも、そろそろケジメをつけないとマズいシリーズですw
もうね、どうせ悪魔の本体が出て来るんだよw
んで、召還した魔女のババァ連中もろとも殺しまくり~のの、他の人達も巻き込んでえらい事になるんだけど、なんか唐突に現れた神の力を使う奴とかに封じられるんでしょ、きっとw
キリスト教圏のホラーなんてお約束展開しかありえんからね、どのみち。

3

さて、シリーズとしてじゃなく、この作品のみの話に戻すと、全体の雰囲気自体は結構良かったんじゃないかと思う。
ヒスパニックの中流家庭ってシチュエーションに生々しさがあったし、信心深いジェシーの婆さんなんかもリアリティが感じられた。
反面、地元ギャングの幹部だっていうアルトゥーロの掘り下げ方が足りなくて、恐らく 『個人的に弟の事件について調べてた』 って設定なんだろうけど、その辺りが全然描かれてない点が終盤に無理が生じてる原因だと思う。
ジェシーが連れ去られたって簡単に話しただけで魔女コミュへ乗り込もうとするのは大袈裟だし、しかも結構な武装した上で乗り込むつもりなのも大袈裟に見えてしまってる。
恐らく、アルトゥーロはアルトゥーロで魔女コミュについて調べてて、そこそこ怪しんでたっていう前提があるから、あのタイミングでジェシー救出の話に二つ返事で乗ったんだろうね。
でも、そんな事情は全く触れられてないもんだから、アルトゥーロがホイホイ話に乗ったみたいに見えて、ご都合主義展開な違和感を覚える。
それでも100分作品なんで、充分に尺は長いんだけどね。

ともあれ、シリーズ最新作でもこんな感じに間延びさせるのかと呆れつつ、「さて、どう始末つけてくれるのか」 という・・・シリーズの終わり方だけが気になるアレになってます。
ホントにそろそろ終わらせとかないと、いい加減、誰も劇場で金払ってまでは観なくなると思うんだよな、これw



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