神奈川県の不正経理問題で、県は20日、2007年度までの5年間の不正経理が5073件、総額約14億5157万円に上ったとする調査結果を発表した。

 発表によると、内訳は、物品を架空発注して業者に現金をプールする「預け金」が約1億2739万円(120件)、翌年度に納入されたのに現年度に会計処理する「翌年度納入」が約12億8569万円(4694件)、請求の名目以外の物品を納入させる「差し替え」が約3201万円(134件)など。

 「預け金」は、職員による私的流用があったとして公表されていた税務課の約1億2704万円のほか、新たに3部局(厚木土木事務所、水道局厚木営業所、緑県税事務所)で計約248万円(16件)が判明した。この3部局については、いずれも事務用品などの購入費に充てられ、私的流用は見つかっていないという。

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