行ってきたさっ!
テーマ:極私的観戦記・野球(今回もコメントを受け付けます。くれぐれも誹謗中傷はおやめください。
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3月29日 第79回選抜高等学校野球大会 大会?日目第2試合
室戸高校(高知) vs 宇部商業高校(山口) 12:30?~ at甲子園
室戸高校 4 - 1 宇部商業高校
【いざ甲子園へ】
朝4時に出発した友人と合流。
…というか友人の御一同様が
7人乗りのワゴンにずらっといらっしゃって、
助手席がどど~んと空けられていた。
(あんまりちゃんとあいさつしてなかったのだが、
ご家族のみなさま…窮屈だったんじゃないでしょうか…。
本当にお世話になりました。ありがとうございます。)
びっくりしたのが、淡路SAで休憩をとっていた時。
ずらずらずずらら~っと平日の朝もはよからバスが並んでいる。
「まさかね~」と思っていたら、ことごとく室戸高校関係者だった。
なんだかSAジャックされてるみたいだった。
淡路島のハズなのに、そこだけ室戸市状態だった。
んで、3年半振りの甲子園へ。
しかし、前の試合が決定打なしの延長戦へ。
おもしろかったけど(外野で観戦)、とにかく長かった…。
【んでゲームをカンタンに】
今日もまた新聞の「今日の試合、みどころ」では、
室戸高校は森澤選手次第だという。
まぁ間違ってはないが、新聞記者ならもうちょっとこう、
「前回の堅守が必須」とか「1~3番がカギ」とか
「竹村選手(捕手)のリードにも注目」とかなんかないんかいな?
エース4番の森澤選手が大黒柱なのは疑いないが、
決してワンマンチームではないのである。
さて、森澤選手だが…テレビで見るとまた印象が違うかもしれないが、
立ち上がりストレートがもう一つに見える。
その代わりキレにキレていたのがスライダー。
序盤、竹村選手はかなりスライダーを要求し、そしてそれが功を奏して、
三振の山を築いていった。
もしも、前回の試合を宇部商業が参考にしていたなら、
おそらくストレート中心のピッチングと読んでいただろうから、
これはかなり戸惑ったのではないだろうか。
結局最後までスライダーを上手く打つことができなかった。
加えて、今回はそのスライダーよりさらに10km/h遅い
スローカーブをうまく混ぜていた。
しかもその変化球でバンバンストライクを取っていくので、
完全に森澤選手のペースだった。
1失点は決して当たりのいいものではなかったし、
守備陣もやむなしで、仕方がなかっただろう。
1点ビハインドを背負うことになったが、
どう見ても室戸高校は焦っている様子はない。
1死満塁で、ジーノ個人的に期待の小松選手がダブルプレーに
倒れてしまった、ということがあったが(4回だった?)、
そういうことがあっても、森澤選手がすぐにその後を抑えるので、
流れが宇部商業にいっているようにはあんまり見えなかった。
すると6回、確かトップバッターからの攻撃だったはず。
3人のうち、誰かが出塁すれば4番森澤選手に回る…というところで、
その通りになった。2死2塁。
ここで、森澤選手が持ち味の豪快なスイングで
ホームラン?というくらいのどでかい左中間へのヒットを放ち同点。
8回には宇部商業ショート、林選手の痛恨の悪送球で勝ち越し。
このまま終わったら、林選手にとっても室戸高校にとっても
後味がイマイチに(勝ちは勝ちだが)なってしまうところだったが、
9回に満塁からトップ泉選手がダメ押しタイムリーを放ち、勝負あり。
…と9回がカンタンに触れすぎた。
もともと打力が弱めとされていた下位打線だが(どこでもそうだが)、
小松選手が今日もヒット、コンパクトに振ってた。
続く小谷(おだに)選手、1死だったがバントだな…、
と思っていたら確かにバントの構え。
しかし、それはフリだけで、バスター。思い切り振った打球は
いい当たりではなかったが、見事に甲子園初ヒット!!
このプレーは大きかったなぁ。
で、堅実なプレーがキラッと光る柳弘(やなひろ)選手が、
きちぃっとバントを決め(重要)、
ずっとヒットがないが、前の試合ではフォアボールを選びまくった
俊足の北岡選手がここでもフォアボールを選んで満塁。
…というところでの、実は地方大会で打点も多かった泉選手の
タイムリーへと続く攻撃だったのだ。…書くと長かったな~。
下位打線がこれだけ機能したらそりゃ勝てるわ。
森澤選手はこれで2完投。今日はフォアボールがなかったような。
ただしデッドボールが3つという怪投…。
スライダーで稼いだ奪三振は7つとなった。
初めスピードガン的に乗ってなかったのだが、
尻上がりに調子を上げ(スロースターターなだけかも)、
最終的には140km/hを記録。
後半はけっこうストレートを加えてたような。
と、さんざん室戸高校のことばっかり書いていたが、一方で宇部商業。
打線がもうちょっと暴れるかな、
という根拠ナシの予感があったが、それははずれた。
まぁ、たぶん事前のイメージと
今日の森澤選手の組み立てが違ったんだろう。
テレビで見て変化球がいい投手だな、と思ってた高橋選手も
敗戦となったが8回2/3でフォアボール0のナイスピッチング。
ストレートもまずまずだったし、惜しかった…。
しかし、息詰まる投手戦の中で本当によく投げた。
【で、アルプスを埋めた室戸高校応援団って】
平日にもかかわらず、アルプスは埋まっていた。
ここは全校生徒がそんなに多いわけではないので、
結局オトナ達…ということになるのだが、それにしても多い。
私が欲しいなぁと思っていた、
「こじゃんとやるぜよ」ということばとクジラのかわいい絵が描かれた
トレーナーは、実は保護者家族だけの限定モノ。
一緒に戦ってるんだ、というような気持ちをこめてるんだって。
(たいびんびさんとおっしゃる保護者様のブログより情報収集)
知らなかったよ…ごめんなさい。
そんな貴重なものだったなんて…。
で、肝心の応援である。
ブラスバンドもけっこうまとまってて、あとはオーソドックスな感じである。
室戸市民ならみんな知ってるなんとかって曲や、
高知県出身のやなせたかしさん原作のアンパンマンの曲や、
そういう郷土色ある曲が存在していることを除けば、
特に目新しいものというのはないが(十分目新しいが)、
彼女彼らは応援に一番大事な、
「本気で応援している」
感が、どどどっ!と出ているのである。
私の拙文では申し訳ないが、言い表せない。
別に少々リズムがずれてようが、
ボードがあがってんだかあがってないんだか、
とにかく気持ちが入っているからすぐにまとまる!
勝利に向かって!ということはもちろんだが、
選手がアツクなるような応援を!というふうになっているし、
目一杯のプレーには失敗してもごちゃごちゃ言わない。
そういうわけで、みんな率先して声を出している。
今日の試合の場合、1点ビハインドでしばらく進んだわけだが、
みんななんだか「やばいな~」という雰囲気が感じられない。
なんというのか、選手がきっと追いつき勝ち越す、と信じているかのよう。
そう、保護者の方は「一緒に戦っている」というようにおっしゃっているが、
それも感じたが、それよりも「信じている」という気持ちの方が
あるんじゃないだろうか。
人文字もいいだろう、一糸乱れぬ音楽もいいだろう、
そういった統率の取れた応援は確かにカッコイイが、
やっぱり一番肝心なのは「魂」だわなっ!
(アイランドリーグの応援もぜひこういう室戸式でいこうぜ!)
異常に長い文になってしまったが、これでも半分くらい削った。
選手は本当に会心のプレーを続けるし、
ベンチももちろん一緒に戦っているし、
アルプススタンドも戦い、そして見守っている。
それと。
見事ベスト8を勝ち取った。
報徳学園、宇部商業と、
高校野球ファンならおなじみの両校を下して、である。
しかし…その次がこれも名門熊本工業って…どんなめぐり合わせじゃ。
もう次は行けないし、テレビ観戦も叶わないが、どうかいいプレーを。
勝とが負けよが、甲子園でもう一暴れしてきて欲しい。
そして、アルプスのみなさん。今日はお世話になりました。
たった1年半のファン歴の私ですが、
次もいいゲームになるよう、心から願っております。
お体こわしてでも(をい。)次もがんばってください!






