September 29, 2006 00:19:26

観戦記じゃない…

テーマ:観戦記

9月28日 vs高知FD 17:00~ at蔵本


徳島IS 4 - 1 高知FD


勝:多田野数人 1勝(記録はどうでもいいだろうが…)

S:小林憲幸 2勝2敗11S

敗:高梨篤 15勝6敗5S(徳島戦初の黒星。最多勝も遠のいた。)


【ヒーローインタビュー】多田野数人


多田野選手が先発するとは思わなかった。

登板機会が欲しいということだったので、

いつでもリリーフ待機だと思っていたのだけれど、今日先発だった。

速い。めちゃ速い。が、序盤はそのストレートがちょいとうわずったところを、

高知FDの打者に捕らえられる。

なんだかストレートをちゃんと待っていたような感じもする。

あとで聞いた話ではクセ(球種がバレる)がありそうだとか?

その辺のことはよく分からなかった。

が、先制点を取られてからは、素晴らしいのひとこと。

ランナーを出しながらも、結局7回を9奪三振でまとめた。


打線は大二郎選手のあわや満塁ホームラン!かと思う大きな犠牲フライと、

永井選手の3試合連続ヒットとなるタイムリーヒットくらいしか記憶がない。

(このタイムリーヒットは金谷選手の暴走気味のランが効いた)

実はある方といろいろとお話をしていたので(大変楽しかった)、

試合をあまりちゃんと見てなかった。なので以後はあんまりよく分からない。

ただ、多田野選手がだんだん調子が上がってきたのと、

6回に大二郎選手のタイムリーが出たのと、

8回表は竹原選手がよく抑えたことと、

最後は2度もリリーフに失敗している守護神小林選手が

今日はキチッと仕事をしたことを大まかに覚えているだけである。


まっ、いいか。

高梨選手は調子が一向に上がらないみたいで、

ついに大カモの徳島ISに土をつけられ、

しかも最多勝までも絶望的になった。

蔵本球場最終で素晴らしい勝利だった。

永井選手は実はミスがあって途中交代となったのだが、

それでも久しぶりに笑みがこぼれていた。

そして…誰がリークしたのか監督解任?の新聞記事があったが、

監督はいつもどおりの表情だった。

September 25, 2006 17:35:34

後期優勝の裏番組?

テーマ:観戦記

9月24日 vs高知FD 18:00~ at鳴門


徳島IS 5 - 5 高知FD


この日、坊っちゃん球場では、香川OGの優勝がかかった試合。

同じ時刻にこちらも試合開始となった。


このところコントロールに苦しんでいた徳島IS先発・渡邊選手。

今日は特に変化球のコントロールが素晴らしく、

スタート2イニングスで5つの三振を奪った。

5回にやや単調になったところを捕まり2点リードを追いつかれたが、

7回まで失点はその2つのみ。

実は7回も1死12塁のピンチだったのだが、2連続三振で切り抜けた。

いつもはそんなに三振を取るようなイメージはないのだが、

今日は結局7回で8奪三振。


一方徳島ISがやられっぱなしの高知FD先発・高梨選手。

この時点で15勝5敗5Sの成績だが、

徳島戦では11試合に先発。うち9勝で1度も敗戦がない。

(他にリリーフで2勝のため、通算対戦成績は11勝無敗)

ただ、近頃は調子を崩している、という噂も聞く。

それが結局本当なのかどうかは分からないが、

3回、2死満塁まで攻め、バッターは久々のスタメン、DH金谷選手。

ここ最近はDHにSHOHEI選手が入っていたが、この日の高梨選手は左腕。

だいぶケガの状態もよくなったきたそうだし、

今日のDHは金谷選手かなぁ、と予想していたら当たった。

もともとはチャンスに強いバッター。満塁になるともっと強い。

この日も素晴らしい当たり、というわけではなかったが、

先制の2点タイムリーを放ち、先発起用に見事に応えた。


そうして7回表まで終了して2-2。

なぜか3カ所くらいで「今日は多田野選手の登板がある」と聞いていた。

もし渡邊選手が完封中ならムリして起用することもなかったかもしれないが、

残り7試合しかない(セインツ戦は除く)ところでの途中入団。

その時からすでに2試合を消化していたため、

もしこの日も登板がなければ3試合連続で登板なし。

これでは入団した意味もなくなってしまうだろう。

…ということなのかもしれない。

どちらにしても渡邊選手はこの回限りだ、という予感があったので、

なんとしても7回裏で勝ち越して欲しかった。


すると、2日前の試合で下位打線が奮起したが、この試合もそうなった。

7番大二郎選手がエラーで出塁すると、福永選手がすぐに送りバント。

ラストバッター永井選手が2試合連続となるヒット。

このチャンスメークに1番山口選手がタイムリーを放ち、

次のグレアム選手はスクイズを決めた。さらに4番・西村選手もタイムリー。

一気に3点を奪った。


8回表。大きな拍手の中、多田野選手がマウンドに上がる。

「背番号16」とアナウンスされてはいるが、

このリーグのいつものことでまだ背番号はユニについていない。

あれで何割くらいの力なのか、スピードはあった。

が、ボール先行でいきなり高知の打者2人にヒットを許した。

そこからは3者三振で片づけたが、変化球の割合が増えていた。


9回をどうするのかなぁ、と思ってみていたのだが、

結局多田野選手は1イニングのみで、

最後はストッパー小林選手がマウンドに上がった。

さっきまで多田野選手に拍手を送っていたスタンドの皆さんが、

今度は「小林~、多田野に負けるなよ~。」と声援を送っていらっしゃった。

しかし、負けた。

ほとんどのボールは大きくはずれているか、威力がないかで、

打ち取れそうな雰囲気がなかった。

クリーンアップ3人におんなじように打たれ(この間ずっと1死12塁)、

3連打(いずれも単打)で3点差を吐き出してしまった。

なんかもう、5-3くらいからだるそうに投げていた。


たぶん、本当にだるかったのだろう。

そういえば2日前にも同点の9回に登板、一挙4点を奪われ、

それがもとでチームは敗退している。

ひょっとすると調子が悪いのかもしれない。

しかし、徳島ISのストッパーは小林選手なのだ。

だから、多田野選手を1イニングで下げてまでして、

しかも1番セーブのつきやすい場面で監督は起用したのだ。

ベンチに戻ってグラブを叩きつけたりして

悔しさをめいっぱい表現した小林選手だったが、3戦で2度リリーフ失敗。

しかも一発長打ではなく、連打を浴びてのもの。

情けないぞ。ふがいないぞ。


この同点劇のせいで試合終了が30分以上も遅れた。

(9回裏にはいってしまったため)

その頃坊っちゃんスタジアムではすでに優勝セレモニーが行われていた。

September 23, 2006 09:40:56

万華鏡、楽し楽し。

テーマ:観戦記

9月22日 vs愛媛MP 18:00~ at鳴門


徳島IS 9 - 10 愛媛MP


勝:浦川大輔 14勝5敗5S(しかしちょっとふがいないぞ)

敗:角野雅俊 4勝12敗(記録上は…致し方なし)


【本】林真輝 6号3ラン(3回・益田陽介から) 7号ソロ(5回・番場由樹から)


私は時々球場で「オマエはどっちの味方だ?」ということをやらかす。

今日は、わざわざ愛媛からお越しの友人と会う。

そこでちょっと声を出してくれ、と頼まれ、

まぁ私はもともと「四国IL応援」という意識があるため、

「ま、いいか。」と愛媛応援団の声出しにスポット参戦した。

しかし、私にはヘンなジンクスがあり、

どうも一瞬でも相手を応援すると、その選手にヒットが出るのだ。

この日がそうだった。


初回順調だった益田選手が2回に崩れる。

林選手から始まる攻撃で2本ヒットとフォアボールで無死満塁。

梶原選手に先制2点タイムリーを打たれる。

むむっ、私は益田選手を応援しているのに、

これではいかんっ!と「ごめんごめん」でネット裏に戻り、

再び徳島ISを応援、すると2点で止まった。

以後は5回裏までおとなしくネット裏に座っていた。

だが、やはり当たり前なのだが、そういうこととはなんの関係もなく、

林選手に3ランを打たれ、早くも5点差。

4回からはバッテリーごと代えられた。

前回登板は好投だった益田選手、

久々にここ2、3試合スタメンマスクに復帰した加藤選手、

両方の責任と首脳陣は見たようである。


あとを受けたのが米澤選手。前回先発は5回までは好投。

そういうこともあって、今回またチャンスが巡ってきたのだろう。

実は前回登板の6回と7回がひどいデキだったのだが、

まだそれを引きずっていたかのようなピッチング。

あわてて交代した番場選手は1死満塁のいきなりのピンチを抑えたが、

止まらない林選手にこの日2本目のホームランを浴びた。

しかし、全体通しては結局6回終了までこの1本のみ。

よく試合を引き締めたのではないかと思う。


ちょいと手順前後したが、5回裏すでに5点ビハインド。

しかし愛媛MP戦は何かが起こる予感がする。

ここまで完全に前田選手のペースだったが、

4番西村選手がようやく切り崩す。デッドボール、さらにヒットで満塁。

ここでケガで数試合スタメンをはずれていた福永選手が初打席。

やや投げ急いでいたように見えた(あるいは単調だった)前田選手の

甘く入ったボールを思い切りとらえ、右中間の奥へと飛んでいった!

3点タイムリーで一気に2点差!

ここで前田選手の降板。賛否両論あると思うが、ここはやむなしか。

しかし、リリーフがいないという徳島ISと共通項を持つ愛媛MP。

宇都宮選手が登場したが、SHOHEI選手にいきなりフォアボール。

無死3塁2点リードの場面、内野ゴロとかなんなら外野フライでも

よしというところだが、フォアボールではどうにもならない。

同点のランナーが出て、それをこの試合最初から最後まで気力十分だった

吉岡選手がYAMASHIN選手や角中選手を見ているような

ウツクシイバッティングを見せ、打球はセンターの頭上を越していった!

値千金の2点タイムリースリーベース(足が速い)で同点!!

さらにグレアム選手にもフォアボールを出し、1アウトも取らずに降板。

結果なんだから仕方がないが、愛媛MP首脳陣は

またしても継投に失敗した。

そのあとが、ねぇ。愛媛MPが次に送り出したのは、

前日先発だった(7回途中までだっけ)小山内選手を連投させた。

他にいないのかよ…と思っていたら、徳島ISも後続が断たれてしまい、

結局同点止まり。


で、そこからは番場選手、小山内選手がそれぞれふんばり、

後を継いで徳島ISは角野選手が7回から、

愛媛MPは浦川選手が8回からマウンドに上がった。

角野選手はここ最近ではいい方ではなかったか。

ストレートはもはや昨年の輝きが戻ってこないが、

変化球を(スピードのある変化球があったがSFF?)うまく散らして、

8回は危なかったがなんとか0で。

一方浦川選手は入団当時はストッパー。

8回は3人で片づけ、いよいよ9回の攻防。


実は9回表頭から小林選手にスイッチするものと思っていた。

調子がいいとは思えないのだが、監督のパターンとして。

だが、この日は角野選手がマウンドへ登った。

おおお、角野選手にこの試合を任せたのか~と感じた。

先頭バッターにフォアボール。ここで小林選手の登板となった。

その小林選手が大誤算。

バント処理でバランスを崩し送球できなかったのは仕方がないとしても、

愛媛MPの誇る中長距離砲、林選手、荒木選手、梶原選手に

全部長打を打たれてしまい、一挙4点を失った。

もう梶原選手に打たれた「瞬間」(「後」じゃない!)などは天を仰ぎ、

気持ちが切れてしまったようにも見えた。


しかしスタンドは一部を除けばそんなに諦めている風でもなかった。

特に。全体を通して出番が少なめだった下位打線は、

ちいとも諦めている風ではなかった。

先頭の福永選手はここ最近の好調そのままに鋭いヒットではじき返す。

これでなんと出場5試合連続でマルチヒット(2安打以上)を達成

アツイ男SHOHEI選手は粘ってフォアボール。

今日は完全に試合にどっぷりつかっていた吉岡選手は、

いつもならここで代打を出されるのだろうが、

今日はそのまま第4打席を迎えた。その期待に応え、

追い込まれながらもファールで粘り、最後に鋭いヒットをレフトに流した。

下位打線が作った無死満塁の大チャンス!

早く帰りたかったであろう浦川選手も結局22時をマウンドで迎えてしまった。

が、結構後期後半機能していた上位打線が…。

結局山口選手の痛いデッドボールと(大丈夫かな?)、

大二郎選手の内野ゴロと、

梶原選手(愛媛MP)のパスボールでランナーが全て還ったものの、

タイムリーが出ないまま試合終了。


ちょっと最後は消化不良だったかなぁ。

あと、益田選手と米澤選手は再びまた前の課題に戻ってしまった。

打線はもちろん○だが、ただし愛媛MP投手陣も

徳島IS投手陣を笑えないくらいのものである。

見ようによってはいつも諦めの早い徳島ISがよく粘ったと言えるし、

愛媛MPもっとしっかりしろ!とも言えるし、

万華鏡のようにいろんな風に見える試合だった。

ただ、個人的には林選手の2アーチがウツクシク、

立ち上がって拍手しちゃったくらいに印象的だった。

September 23, 2006 00:36:16

ホンモノのプロやん…

テーマ:ニュース

ちょっとネタが新鮮ではないのだがニュースが入ってきた。


MLBオークランド・アスレチックス(今年はその傘下3Aサクラメントに所属)

所属の多田野数人選手が、なんとアイランドリーグ、しかも徳島ISに

スポット参戦することが決まった!!!


私は知らなかったのだが、

3Aというのはずいぶん早くシーズンを終えるらしく、

9月初旬にはもう日程を終了していたのだそうだ。

スポット加入、ということでこれはサッカーで言うところの

「レンタル移籍」ということになる。

まだNPBでもMLBでも導入されてないことなので、

それだけでもすごい(容認した(保有権を持っている)アスレチックスがね)。


さて、この多田野数人選手、

八千代松陰高校の頃に甲子園出場、

実はキャプテン山口選手とはチームメイト。

多田野選手はよく覚えているのだが、

…すみません、キャプテン(たぶん、当時2年生)。

(山口選手は3番ショートで初回に2死いきなりヒットを打ち、

先制のホームを踏んだんだそうだ。

高校野球ファンなら分かるかな?vsPL戦で相手投手は上重選手。

上重選手は現・日テレアナウンサー。)


その後立教大学で…下調べなしで書くが、確か大学通算20勝だったと思う。

これも確実な情報ではないが、当時立教大学はそんなに打力が高くなく、

そんな中で勝利を重ねてきたことに大変な価値がある、とのこと。


で、NPBを通さずMLBへ。で、ちゃんとメジャーまで上がった選手である。

未だそういう選手は、マック鈴木選手と多田野選手だけである。


さぁ、球場に行くのが楽しみになってきた。

ところで山口選手はキンチョーしてるかなぁ…?

September 19, 2006 14:18:35

若い力でボールパーク

テーマ:試合前後・球場あれこれ

ちょいと前記事にもあったが、18日月曜日の試合は、

小松島西高校Day with 徳島大学ということで、

小松島西高校(以下松西)の生徒と徳島大学(以下徳大)の学生さんの

コラボによる運営・企画ということになった。


人数をかけ、2ヶ月前から計画を練っていき、

さらにはこの1試合のみということもあったのだろうとは思うが、

これがまたなかなかの盛況ぶり。

それと観客動員がどのくらい関係があるのか分からないが、

今日は4ケタの入場者数であった(招待もあったかな…?)。


徳島ヴォルティスの試合会場前をご覧になった読者の方なら、

アレを想像して頂くとだいたい正しい。

この日はお店(屋台風)が下に出ていて、

ライブもあったり、なんだっけなキッズスペースみたいなのもあったっけ?

あと、松西の生徒さんがいつも売っている物販もあり、

場内アナウンスは松西の生徒さんと徳大の学生さんだった。


5回ウラのイベントでは、あれはなんというのか、

応援の振り付けを「もりのくまさん」のメロに合わせてやってみよう!

という企画だった。

大学生のおねえさんが説明をされていた。

しかし、私の座っていたバックネット裏はおじさんばかり。

それと大学生のおねえさんともりのくまさん。

なんだかものすごいミスマッチな気もするが、

私はこのおじさんたちはきっと

このスタンツのような振り付けに乗ると思っていた。

…するとやっぱりおねえさんの説明に合わせておじさんたちも

一つ一つ振り付けを確認していた!!

もちろん私もおじさん(?)なので一緒にやった。


なぜか。

これは徳島ヴォルティスの観客を見た時にそう思ったのだが、

基本原理は

オジサマ<オネーチャンである。

なぜヴォルティスの試合を見てそう思ったか。

今はどうだか知らないのだが、ハーフタイムの時に

チアリーディングチーム(ウチの母校のサークルらしい)が活躍する。

そのチアリーダーたちが後半戦にはいると、

スタンド中を歩き回りながら1つ1200円もするロールケーキ

「ヴォルティスロール(製造・販売:イル・ローザ)」のPRをしていた。

すると試合終了後、オジサマたちがおよそ彼らとは縁遠い洋菓子、

「ヴォルティスロール」を買って帰るのだ。

(もちろんその売り場にもチアリーダーのみなさんがいらっしゃる)

…それと同じ事である。

球団事務所もどんどんおねえさまを出そう(?)


もちろんそれだけではなく、あらゆる面で

本当にちょいとボールパークっぽい感じになっていて

じっくり熟成した計画だったとはいえ、

決してプロではない彼女らが、熱意を持ってがんばったそのことは

大変な意義があるし、ちゃんと盛り上がったように感じる。


ただ問題が、こういう企画はこの試合だけで

あとは球団が努力しなければならないことと、

この日のように普段は人数をかけられないことと、

球団事務所の熱意が果たしてここまであるかどうか、である。

(物販だけが仕事じゃないんだよ、その辺分かってるかな…??)


ともあれ、松西のみなさん、徳大のみなさん、

楽しい一日をほんとうにありがとうございましたぁ!

September 19, 2006 00:46:06

立ち上がれ!

テーマ:観戦記

9月18日 vs愛媛MP 18:00~ at鳴門


徳島IS 0 - 8 愛媛MP


勝:浦川大輔 13勝5敗5S(変化球主体で完封)

敗:米澤孝祐 3敗(7回さえなければ…。でも今季一番のデキ。)


今日は行く行かない、どうしよう…、と考えていた。

愛媛先発は浦川選手。打ち崩したのは今季1度しかない。

しかも私はその試合を見ていない。

今日もきっと優位に試合を進めることだろう。行きたくない…。

そう思ったのだが、

今日は小松島西高校&徳島大学プロデュースの試合であり、

そのためか(?)先発が小松島西高校OBの米澤選手である。

そう思うと、やはり球場に足を運ぶことになる。


さて、学生プロデュースのお話は別稿に譲るとして、

先発米澤選手である。

いつからかお会いするたび、ちょいちょいお話をさせていただいている。

大変失礼なもの言いになるのだが、

シーズン当初はなんだかヘラヘラしてる選手だなぁ、とか思っていた。

ところが夏場に入り全然出番がなくなると(7月の登板は0)、

出番がないことにすごく焦っていらっしゃった。

なんとかしようとしている(ように見える)姿を見て、

「うむ、力を抜くくらいでちょうどいい投手になるんじゃないか。

みんな見捨て気味だけど(失礼)いっちょ応援しようか。」

という気持ちになった。

ならば今日の地元先発を見逃すわけにはいかなかったのだ。


先発は4度目。1度はまずまずの結果だったが、2度はさんざん。

愛媛戦も1度投げたが4回途中でKOという結果が残っている。

しかし、ちょっと前のリリーフでは打たれはしたが、

ところどころいいボールもあったので、今日は期待していた。

…ってもうそりゃ期待以上!

いきなり広田選手を3球三振に仕留めると、1回は三者凡退、

2回はヒット…といってもポテンヒットで、完全に打ち取った当たり。

4回のヒットもそんなにいい当たりではなく、それ以外は完璧。

これまでと違う点は変化球が多かったこと。

初球は変化球(スライダーかな?横変化だった。)がほとんど。

その変化球がまたちゃんとストライクを取れる変化球。

こうなればあとは米澤選手のペース。

ストレートが少々はずれていてもバッターは手を出してしまい凡打の山。

当然フォアボールだって1つもない。


愛媛先発浦川選手もほぼ同じような(変化球主体)ピッチングで、

両者似たような展開でゲームは進んでいった。

今日の前半戦は決して貧打戦ではなく、間違いなく投手戦だった。

米澤選手が特に興味深い。

イニング始まる前の投球練習は、これまで同様(?)ひどかった。

超すっぽ抜けあり、変化球の2m手前ワンバウンドあり、

おいおいおい…な内容だったが、プレーがかかると、

変化球がコーナーに決まり、ストレートはずっしりしたのを飛ばす。

どうなっちゃってるの?


5回、前までの米澤選手が少し顔を出し、

ヒットの後2連続ワイルドピッチで3塁に進められると、

松坂選手にクリーンヒットを打たれ先制。しかしまともにとらえられたのは、

アウトになった打球も含めてこれが初めてではなかっただろうか。

それくらいこの日の米澤選手の前半は素晴らしかった。

6回の失点はやや不運。連打を浴び、

ややタイミングが合ってきたのかな、と気になり始めた。

犠牲フライで1点が入ったのだが、防げたかもしれない。

記憶違いかもしれないが、3塁ランナーの走塁は中途半端だったはず。

で、しかも1塁ランナーを十分に刺せそうだった(刺したらチェンジだった)。

が中継で投げた岡嵜選手の送球がワンバウンドしてしまい、

中途半端だったはずの3塁ランナーがゆうゆうホームイン。

ちょっとしたことだったんだけどなぁ。

7回。まだ米澤選手は行く。

…結果論を言ってもしょうがないが、確かに引っ張りすぎた。

米澤選手は突如ストライクが入らなくなった。

魔法が解けてしまって前の状態に戻ったか、

あるいは今のいい状態に呪いをかけられてしまったか、

そうとでも言わなきゃ説明できないくらいに(※)ガラガラに崩れてしまった。

6回までわずか1だったフォアボールをこの回だけで3つも出してしまい、

押し出し(先頭バッターはヒット)。ここは納得の降板。

打線の援護が期待できない苦しい中で、本当にここまでよく投げたと思う。

が、降板のイメージがちょっと悪すぎたなぁ。


※ムリヤリ「説明」となると…ちょっと手投げになってたか。

だが、なんで急にそうなるんだろう…。

まだ自分のピッチングをつかみ「かけ」なのかもしれないな。


この無死満塁で代わったのが安里選手。

いくらなんでもちょっと酷な場面での登板である。

酷…いやはや本当に酷だった。

酷なのは分かるのだが…登板チャンスそのものが減ってきている以上、

なんとかしなけりゃならない場面だったとも言える。

結果は打者3人、3押し出し。

これでこの試合の勝敗は決した…。


打線は福永選手の素晴らしい2安打&粘りのフォアボール以外、

特に見るべきものはない。

浦川選手も前半ほどには後半はよくなかった。

左打者に対して、外角ボールからストライクになる変化球を投げて

まずは1ストライクをとってくることが多かった。

後半になるとこの変化球がほとんどボールになりはしたが、

いずれにしても勝負は内角への同じ変化球。

(ウワサのカットボールらしきものはあまり見なかった。

その変化球はもっと大きな曲がりのやつ。)

とはいえ、いずれにしても内外角の出し入れの上手いこと。

徳島IS打線はそれに対して無策だった…。


せっかく今日は新規のお客様が多そうだったのに、

非常に残念な試合展開となった。


米澤選手、安里選手、

辛い登板だったが後がないのだ。

次の登板でゼッタイに見返すんだ!立ち上がれ!!


September 04, 2006 23:07:58

ワンパンチ!

テーマ:観戦記

9月4日 vs高知FD 17:00~ at蔵本


徳島IS 2 - 5 高知FD


勝:高梨篤 14勝4敗5S(苦しみながらも完投)

敗:渡邊隆洋 5勝7敗(一発と味方のエラーに泣いた)


【本】小山田貴雄 1号3ラン(4回・渡邊隆洋から)


渡邊選手は試合後「自分の力不足です…。」とおっしゃってうなだれた。

そうなのだろうか?それはまた違うように思う。

確かにコントロールには苦しんでいたが、

それは勝っている試合でも同様だった。

初回の失点はそもそも山口選手のなんでもないエラーから。

4回の連打は、外中心の配球(だったらしい)。

リーチのある小山田選手ではあったが、

上手く打ったライトへのホームランだった。

この場面、ファールで追い込んでおいて、2つボール。

打たれたボールはきっと悔やまれる1球だったに違いない。

5勝中高知FD戦が3勝と、徳島ISファンの期待がどうしても高まってしまう

渡邊選手だったが、一発に沈んでしまった…。

私個人的に恐怖のYAMASHIN選手は3打席見事に抑えたのだが、

やっぱり高知打線なのか…。


さて、いきなりのエラーで始まったショート山口選手。

ここのところ自慢の守備で精彩を欠いている。

いや、昨年から失策は多めなのだが、それはほぼフル出場だから、

ということと、送球のエラーが多かったからだ。

ところが…バットはよく振れていていたりする。

昨日なんかも最終回にウツクシイツーベースを放っていた。

ただ、3番に入るとチャンスで凡退したりするので、

今の1番起用は正解かもしれない。

初回、止めたバットだったがきちんとヒットの軌道を描いていた。

次の打席も四球を選んだ吉岡選手に続いて緩いゴロながらもヒット。

ん~…いったいこの山口選手って不思議な選手である。

ただ、調子の悪い時はとことんまで調子が悪い選手だな、

というのは感じる。

監督は「おとなしいからあえてキャプテンにして鍛える」

ということをおっしゃっていたが、その効果のほどは…。

しかし、低調気味の打線で2安打は立派。


あとは、キラリ光る選手を2選手。


まずは6回~8回と長めのリリーフだった益田選手。

ほとんどボールから入っていったのだが、

しかし適度に荒れていたのがかえってよかったのか

(そういうのを「たまたま」というのかもしれないが)

相変わらずミットに収まる音がいいストレートでグイグイ。

ピンチはあったが結局3回を0。

試合を壊さない見事な結果だった。

ただ、今日はセットポジションからの投球で、

いつものダイナミックなフォームではなかった。

何か修正を加えたかな?


そして、今日スタメン…後期初スタメンの吉岡選手。

たぶん打席に立つのも後期初のはずだ。

第1打席のフォアボールは高梨選手が

制球に苦しんでいる中で選んだもの。

その後、2塁に進み、グレアム選手のレフト前ヒットで

レフトがややもたつくのを見て一気にホームを突いた。

次は三振。ちょうど高梨選手が持ち直していた頃だ。

迎えた第3打席。もうイニングからいってこれが最後だろう(8回ウラ)。

初球を振り抜くと、キレーにセンター前へ!!

吉岡選手の出番があまりないことを知っていた、

私の知り合いのファンのみなさまは大喜び!!

もちろん私も大喜び!!

実は4月中旬以来、まったくヒットなかった。

しかし、このヒットはそんなことを忘れさせるヒットだった。


試合後…吉岡選手は納得の表情だった。

失礼ながらハイタッチをさせていただいた私。

さらなる活躍を望んでいる。

盗塁はサインが出てなかったような感じ。

走塁は…1度目のホーム帰還はレフトのもたつきが

ずいぶんなものだったからスキをついた、ということもない。

2度目はレフト前ヒットがかなり浅かったのでホームはつけず。

あまり足を生かせる場面はなかったものの、守備では軽快だった。

結局チームは2点だったが、2点とも吉岡選手がホームを踏んだ。

敗戦ではあったが、仕事をした満足感はあったことと思う。

外野のポジションは厳しいが…、なんとかまた出場を。


最後に打線全体は、高梨選手を完全には打ち崩せなかったものの、

あと1歩だった。このあと1歩が苦しいのは重々承知だが。

しかし本当に惜しかった。

考えてみれば結局小山田選手の一発に沈んだ試合だったのか…。

September 03, 2006 22:26:58

まだ終わってねぇ!(蔵本のブルペン5)

テーマ:試合前後・球場あれこれ

今日9月3日は蔵本球場。

ここは駐車場のことでどうしてもナーバスになるため、

開門1時間前にはもう到着。

おかげでちゃんと公園の駐車場に停めることが出来た。

特にすることもないので、音のするブルペンへと向かった。


そこには角野選手がいた。

前日打ちこまれ敗戦投手になった角野選手がいた。

1球1球、足の挙げ方腕の軌道などなどを確かめていたのだと思うが、

時間をかけて丹念に投げていらっしゃった。


そういう風景を以前に一度見たことがある。

その時は渡邊選手×定詰コーチ(当時) だったはずだ。

9月初めにそれを見たのだが、

その時は確か渡邊選手が好調だった時のことだ。

それでも、入念にフォームチェックをしていたのだった。


そのケースとは状況が違いすぎる。

角野選手は現在結果が出てないのである。

それでも必死に何かを取り戻そうと投げ続けていた。

今年は満足のいくピッチングがほとんどできていないはずだ。

さんざんコメントにもあったが、焦ってもいる。

なぜ焦るのかといえば、それだけ本気でNPBを見ているからだ。

だから、残り試合が少なくなってアピールの場が減ってきても、

彼はもうダメだと諦めるわけにはいかなくなっているのだ。たぶん。


投球の向こうにはキャッチャーがいらっしゃる。

…とすると、衣川コーチか深谷コーチが(いずれも捕手経験者)

アドバイスをしていらっしゃるのかなぁと思って見たら、

そのキャッチャーは福永選手だった。

福永選手は事情により全くスタメンの機会を失っていた。

ということはつまり、試合中はただひたすら

ブルペンキャッチャーを務めていらっしゃったことになる。

(捕手控えが1人しかいないため)

その現実にじっと耐え、ピッチャーを鼓舞し続けている。


鼓舞だけではない。

今日は角野選手のフォームチェックとアドバイスをされていた。

「腕がさ、こんなふうに出てるから…こうしたら?」とか

「変化球の時にどうしても体が前に突っ込むんだよ(だったかな?)。

足を上げる時にこう…。」

と、かつての定詰コーチ並みの熱の入れよう。

そして、そのアドバイスの的確さ。

角野選手がカーブを曲げようとしたのだが、

シロートが見てもちゃんと曲がってなかった。

だが、福永選手の一言で、

それはストライクゾーンから鋭くボールゾーンへ沈んでいく

有効なカーブに変身した。


このチームが、このリーグがもし本当の意味での「プロ」なら、

福永選手はチームのためにおおいなる貢献をしているだろう。

それだって大事な仕事だ、と賞賛されただろう。

でも、ここはどっちかといえば育成リーグ。

「選手」として試合に出なければ評価の出ないリーグなのだ。

しかし、試合には出してくれない。

福永選手がいつ「辞める」と言い出してもおかしくない状況だが、

彼は彼で…自分に与えられた仕事を黙々とこなし、

必死にがんばるチームメートに手を貸していらっしゃるのだった。


その練習は何十球投げてもまだ続いていた。

3時半、3時40分…まだ続いていた。

たぶん終わったのは開門(16:00)直前だったと思うが、

ひたすら聞こえるミットの音は、

このブルペンのバッテリーがまだ諦めていないことを語り続けていた。

「まだ終わってねぇよ。」

私は心の中でつぶやいた。

きっと彼らも…。

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