見るからに、焼きの入ったSTI 6POTキャリパーのオーバーホール作業。
ダストシールが熱でひび割れてしまっていたので、被害が大きくなる前にダストシールを交換しました。
症状は、まだまだ初期の段階なので引きずりやピストンが錆びてしまったりなどは起きておらず、作業はスムーズに進みました。
結局の所、キャリパー容量を大きくする。と言う選択肢を除外して考えると、
ブレーキを大切に使うには、ブレーキの踏み方を改善するか放熱してあげる他に方法がありません。
でも、ブレーキの踏み方と言ってもドライバーの腕が上がりタイムを更新していく過程で、ハードなブレーキングになってしまうのは避けられませんよね。
そこで、ブレーキの放熱を対策する。
と言うことにつながり、良く販売させて頂いている、マルシェさんの3Dブレーキディフレクターとコーンプロテクターが出てくる分けです。
こちらは、WRX STI VABに装着している写真ですが、
フロア下部を通過してくる空気をすくい上げて、ブレーキローターのバックプレートへ風を当てる構造になっています。
バックプレートをコーンプロテクターに変更すると、ハブ周辺に空気の通り道が出来ているので、ブレーキローターへ風が当たりぐるっと回り込んだ空気がプロテクター上部の排出穴から空気が出て行く構造になっています。
こんな感じでブレーキの冷却を行ってあげると、見た目でも変化が現れます。
一番分かりやすいのが、ブレーキパットの磨耗。
ブレーキローターを挟んで左右にパットが付いていますが、クーリング対策無しで走っていると、大体外側より内側の方がブレーキパットが先に磨耗することが多いです。
逆に、クーリング対策を行っていると、冷え方が逆転し外側より内側の方がパットの残量が残っている場合が多く目に見えて変化を体感する事が出来ます。
それだけ、ブレーキローター内側が強烈に冷却されて、ブレーキシステム全体が長持ちするようになります。これからの季節は、水温含めて冷却対策の効果を体感できる季節がやってきます。
気になる対策は、お早めにご検討下さい!
先日のブログで反響のあったリヤだけ車高調のTPS Rear Suspension System。
レヴォーグの乗り心地改善にお試しください!
要望を頂く事が増えてきたので、
中古車の在庫を見れるようにしてみました。
ゼロマックス南関東店のトップページから見ることが出来ます。
そんなに、台数はありませんが普通の中古車屋さんをやるつもりはありません。
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VABの走行動画をまとめてみました。
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