純喫茶★ロイヤル  

2013年10月に顔面痙攣の手術をしました。術後経過の様子を中心に書いていきます。片側顔面痙攣の闘病メモ。


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昨日の日経の夕刊に掲載されていた、作家の乃南アサさんのインタビューで気になったフレーズがあったので、ここにメモをしておきたい。(WEBでは、有料会員でないと記事がみれない・・)
乃南さんは、地震のとき、仙台に居たという。「地のはてから」という過酷な時代に北海道で生きた女性たちの小説を書いた後のことだった。昔と今に生きる人々を比較して、鋭い指摘をしている。

「今の人は人生に快楽を求め、ごほうびがないと頑張れない。生き方が多様になり、テレビや雑誌で成功者を見ると、もっと別の生き方があったんじゃないか、自分は貧乏くじを引いたのではと思う」

「自分の生き方に満足していると、つまらない人と言われる。幸せになりたいと占いに凝り、本を読んで頑張ってみるが、世の中それほど甘くない。かつてはモノが増えることが幸せにつながっていた。今は何が幸せかもわからない。ぼんやりとした不幸せ感が社会をおおっている」

「平和ぼけが長かった私たちは被災地の人を除けばまだ実感としてわかっていない。戦争も自然災害もテレビ越しにしか見たことがないのですから仕方ありませんが、この大災害を現実のものとしてかみしめなければいけない」

「被災地の人も私たちも、深く考え込まないでとにかく生きること。理屈は後でついてくる」

~日経新聞 夕刊 2011年3月26日~

地のはてから(上) (100周年書き下ろし)/乃南 アサ
¥1,680
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読んでみたくなった。


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クラシック好き、まさに音楽をやっている人なら、この小説の面白さを普通以上に楽しめるのでは?

たまたまAmazonで見かけて表紙買いしちゃったのだが(笑)。
特に有名な作家さんではないのだが、
「音楽学校でのチェロ弾きのちょっと生意気な男子高校生の青春像を描く」
という紹介のフレーズで迷わず、購入ボタンを押してしまった。

この作品は3部作で
第1巻 合奏と協奏
第2巻 独奏
第3巻 合奏協奏曲

とまるで、クラシックコンサートのような構成(大作品)。
今、ちょうど第1巻を読み終わるところだが、音楽学校の舞台や実際のレッスンや合奏の様子が結構細かく書かれていて、面白い。
(「へえー。試験ってこんな感じなんだ」とか「普通科」と音楽以外の科目は軽んじられているだなんだの・・)

自分は専門教育をうけたわけでないので、このような教育環境にはあこがれているんだが、音楽家を目指す学生たちの心の葛藤や、仲間との絆などがその世界なりに存在してることを、教えてくれている。

作家自身が洗足音楽学園高校出身で、チェロを弾いていたらしいので、道理でリアルだと思ったのだが、彼の経歴は大学から日芸の映画科。。
つまり、音楽から身を引いてしまった人らしいのだ。
インタビュー が掲載されている)

その経緯は、今後の小説に出てくるのかまだわからないが、作家の藤谷さんは「敢えて逃げてきた音楽」について書こうとした思いは、何か特別なものなのだと思う。

船に乗れ!〈1〉合奏と協奏/藤谷 治
¥1,680
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とりあえず、これを読み終わったら、次の第2巻へ。
WEBにも掲載 されているようなんだけど、本でこれはやっぱり読みたいな。

ちなみにタイトルの「船に乗れ!」はニーチェの言葉らしい。
哲学って良くわかりませんが。。



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中年前夜/甘糟 りり子
¥1,680
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甘糟さんの本、買うのは初めて。
いつも雑誌のエッセイでは見かけてて、面白いと思っていたんだけど。

サイトでこの本が↓な感じで紹介されて、思わず購入!

37歳の週刊誌編集者、39歳の専業主婦、42歳の美容整形医院事務長の3人の女性を主人公に、セックスレス、美容整形、ホストクラブ、出会い系サイトなど世相を反映したシリアスなテーマを散りばめながら、現代を生きる女性たちの悩みや葛藤をリアルに描いていく。 「中年とはいつからなのか?」「いつまで女でいられるのか?」をテーマに、忍び寄る“老い”におののきつつも、うまく枯れていくことができない“中年モラトリアム世代”の心情を鮮やかに綴った“アンチエイジング小説”が登場!

別に自分が、この登場人物の誰か・・って当てはまる感じではないけれど(笑)
女性はこの手のテーマから永遠に逃れることはできない気がします。

いつまで「女」として、見られたいのか?
もちろん自分の旦那や恋人から、大事な存在として思われたいんだけど、この本でいうと「女」=性の対象。
この本の中の3人の女たちの葛藤が、痛々しい。。

いい年をして・・・という表現がよくされますが、、女性らしさを保っていくには、そういう貪欲さも必要なのかな。。
自分としては「複雑」な想いが。

それにしても、甘糟さん。
ホストクラブや、出会い系サイトのやりとりなど、妙に詳しくリアリティたっぷりに描写していて、すごい。
取材したのか、ご自分の経験なんでしょうか?
甘糟さんは、元マガジンハウスの副社長の令嬢なのですね。。
バブルな時代に奔放に遊んだのかもしれないなあと感じる描写も、小説内からにおってきます。
(女性のキャラが、林真理子よりもアッサリしているように感じます)

女性の老いがどうのこうの・・というシリアステーマではありません。
こういう女性たちも居るんだなという軽い思いで読んでみるとよいかも。
他の甘糟さんの作品もきになるので、読んでみようっと。

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読書の秋ということで、おススメ本を。

オケ老人!/荒木 源
¥1,575
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Sオケにいるファゴット吹きの方(エキストラで来て貰っている)は、実は作家さん。
元A新聞の記者さんなのですが、今回3作目を出されたので早速amazonで購入しました。

まだ途中ですが、超面白い!!
平均年齢70歳~80歳のオケ(どっかで聞いたことある!w)と格闘する主人公、中島さんの音楽ドタバタコメディ。
有名オケと勘違いで紛れ込んでしまった、問題オケ(補聴器つけたティンパニーのおじいさんや、耳のとおいバイオリンのおばあさんなどなど)のへなちょこぶりと、対立する超上手いアマオケとの比較がよく書けています。
作家さん、ファゴットなのに、、なんでバイオリンのこと詳しく書けるんだろう・・


音楽遍歴 (日経プレミアシリーズ 1) (日経プレミアシリーズ (001))/小泉 純一郎
¥893
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Iさんから、借りた本。
オペラ好きで通っている元総理、小泉さんの音楽に関するエッセイ。

なぜ、クラシックが好きになったのか?オペラをきくポイントや、自分の好きな作曲家のことなど、短いですが非常によくまとめられています。
小泉さんは実はバイオリン経験者だとか。でも、ハイフェッツを聞いて、自分の才能にがっかりして、演奏は止めてしまったというエピソード。。確かに見切りは早いのでしょうが、そんなことだったら、一般のアマチュアはどうしたらいいんでしょう・・

オペラは自分の気に入った曲(アリアなど)から、少しづつ聞くというアドバイス、なるほどです。
いきなり、大舞台見ても確かに、退屈になってしまうかもですね。
いつかは、ワーグナーのオペラを見てみたい。

音遊人 (みゅーじん) 2008年 08月号 [雑誌]
¥580
Amazon.co.jp
カード会社の会員になって季刊でおくられてくる雑誌。
写真が多く、音楽紀行などが充実しています。

「風のジャクリーヌ」も読みました。
映画では語られなかった、家族間の鬱々とした関係や、病気発生後のジャクリーヌの悲愴さが如実に語られています。彼女の演奏のCD、今までとは違う感覚でとらえることができるかも。心に残る作品です。


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最近、本を買うのは、AMAZONが多いことに気づいた。。
雑誌はともかく、新刊書なんかは人のブログやWEBサイトの中で取り上げられていて、それを読んで「あ、自分も読もうか・・」ということで、ついついAMAZONへ。
でも、そうやっていると、自分の審美眼(目ではなく、頭ですけど)というか判断価値がどんどん鈍くなってくるな・・という危機を感じました。
世の中、なんでもベストセラーとかランキング入り!と賞されているものが、どんどん雪だるま式に評判になって、またそれが過剰に売れるという傾向なんですよね。。いろんなところでいわれているけど、まさしく自分もそれに拍車をかけている一人なんだと、嫌な意味で実感しました。

ということで・・。
昨日の帰りは、本屋によりました。
やっぱり、色んな本があって、いるだけで本屋は楽しい。
無目的だったり、ふっと表紙に目に付いた本や好きな作家の新しい本が出ていたり・・
まあ。結局は、その中でPOPに「ベストセラー」と書いてある本を買ってしまったわけだけど、、。
(あと、男の料理本
ウケるひと皿/土屋 敦
¥1,470
Amazon.co.jp

をタイトルが良くて購入)

巷には、沢山情報があるけど。ネットに頼りすぎている自分をつくづく省みた日でした。


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林 真理子
知りたがりやの猫

林 真理子ほど、「女」のいやらしい面を描くのが上手いひとは居ない。
この本の帯にも書かれているけれど、彼女のストーリーの中ではスマートに見える女でも、嫉妬や悪意をむき出しにして「嫌」な面を見せ付けてくるのです。そういう誰にでも持っている「暗」の部分を、彼女は「ほらっ」といって白日のもとに晒すのが得意。
そんな彼女の性格こそ、まさしく「女」。いつの間にか、引き込まれている自分が、怖かったりします。。

読者はきっと登場人物にいつの間にか自分を投影させてみたり、時には同情を寄せあるいは軽蔑したりするんでしょうね。
小説のネタは、実際にあったのかもと思えるほどリアルです。(最近はとみに不倫モノが多し)
林真理子自身が、こんなに沢山の恋愛経験をしているのだろうか?と首を傾げたくもなりますが、友人達から聞いたエピソードなども多く入っているに違いないでしょう。(そう、思いたい)

最近作「ミルキー」同様、この「知りたがりやの猫」も女性たちの恋愛短編集です。
不倫する妻、昔の恋人に嫌がらせをするOL、、なんてことはない三文小説的な設定なのですが、彼女が書くと妙にくっきりと人物が浮かび上がってくるんですよね。どれも退屈しません。


軽く、読めるので、、通勤のお供にどうでしょうか?
朝なんかは、ちょっと読後感が悪いかもしれませんがむっ

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有栖川 有栖
作家の手紙
36人の作家たちが、それぞれのテーマ
「愛を告白する手紙」
「借金の依頼を断る手紙」
「隣人にさりげなく苦情を伝える手紙」
「別れた妻に、子供にあわせて欲しいと頼む手紙」など、、
悲喜こもごも、さまざまな相手に、それぞれの個性を色濃く加えながら、36通の手紙を書いています。

北方謙三、中村うさぎ、小池真理子、酒井順子、姫野カオル子など、そうそうたるメンバーが並んで、1冊にまとまっているなんて贅沢!
中村うさぎさんのは、「さりげなく好きな人に好意を伝える手紙」。ちょっと癖のある遠まわしな恋文は彼女の性格を想像してしまい、思わずぷっと笑ってしました。
どの男性作家さんだか忘れてしまいましたが、ゲイのファンからの熱い思いを「おことわり」する手紙も、妙に感心したりして。作家らしく格調高く(ファンの夢を壊さないように)、誠意を伝えるのは、この場合とっても難しいと思うのに、なるほど~と納得の文章。

相手は、恋人・家族(元家族)・隣人・ファン・・
作家によっては、仮定ではなく、リアルに自分に置き換えて書いている方もいるのでしょう。
はあ。こんなことをこの人は考えているんだ、と気づきもあって、面白いです。

自分も、困ったときに、この作家たちの手紙のように書いてみたい。

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PLANTED #3
今、部屋に植物の鉢を4~5個置いています。
(ひとつは、去年のクリスマスからあるポインセチア・・季節はずれなんだけど、いまだ綺麗に咲いている汗
スミダノハナビ、モスボール、グリーンネックレス。。

冬の間に枯らしてしまった鉢もいくつかありまして、、せっかく春なんだから、ということで新しく先週あたりに増やしてみました。
ちょっと緑が増えるだけで、部屋もイメージが変わる気がします。


最近、「planted」 という雑誌を購入。
編集長が、いとうせいこうさんで、もっと「緑」を気軽に楽しむライフスタイルを紹介しています。
インテリア・アートなど、緑をキーワードに面白い切り口で取り上げていて、ちょっと新しい感覚。タレントやミュージシャンも、全然植物っぽいイメージが無い人たちが、どう「グリーン」なライフスタイルを楽しんでいるかを、いとうさんがインタビューをしています。
(部屋や庭のグリーンアレンジ、ビフォー・アフターが面白い)


おまけで「花の種」がついているのも、キュートな仕掛け。

気になる方↓
ここでちょっと読めます クローバー










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中山 可穂
弱法師
久々に、中山可穂さんの本を手に取りました。(前に「聖家族」を読みました)
この人の作品は、読んでいて時に、息苦しくなります。(耽美的な表現、多数)
背景や人物描写がとても繊細なタッチで描かれており、容易に風景が目の前に浮かび上がってきます。
そう、「奇麗」な表現であるゆえに、書いているテーマは、「切ない愛」。深いけれど、決して満たされない愛です。
でも、それが不幸ではなく、その経験が出来るものこそ「幸せ」であるということを、ほのめかしているようです。


「弱法師」は、3つの短編小説集。
難病を抱えた美しい少年と青年医師。義父と子という関係を超えた愛情の哀しい行く末を綴る「弱法師」
自分を愛するあまりに、天才小説家を死へと追い詰めてしまった編集者の昔語り「卒塔婆小町」
母の死により、伯母と父の複雑な関係を知ることとなった娘「碧生」の葛藤 「浮舟」
※小説のタイトルから分かるとおり、日本の古典をオマージュした構成。作家の意図にしてやられた。

不覚にも、私は「卒塔婆小町」で涙腺が緩みそうになりました。

このストーリーは、自分の作品を出版社にけなされ、自信をなくした作家がホームレスの女性に出くわすところで始まります。
実は彼女が、かつての美貌をほこり、天才といわれたある小説家を死なせた「伝説」の編集者ということを、その作家は知ることになるのですが、、小説家と編集者の愛憎の変遷が見事に書き抜かれています。最後の結末まで一気に読みました。

文章やネタ的に、好き好きが分かれる作家だと思いますが、私はここまで恋愛感情を熱くストレートに語れる女性作家は貴重な存在ということでおススメです。下手な男女間の性描写が沢山盛り込まれている作品よりも、それ以外の言葉で深く愛を語れる作品のほうが、何倍も濃く記憶の中に染み付くかな・・と思った次第。



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気になっている映画「パフューム」の原作本です。
題名「香水~ある人殺しの物語」。

パトリック ジュースキント, 池内 紀, パトリック・ジュースキント
香水―ある人殺しの物語
華やかな香水のイメージとは裏腹に、ドロリとした残酷な人間の欲望をうまく描いた作品です。
当時の情景もさながら、香水という液体を花や油脂などから作り出していく様子など、まるで映像を見せられているかのような気になります。

18世紀のパリ。「香水」が必要にして生まれたといわれるほど、セーヌ川や人ごみあふれるパリの街が、悪臭にまみれていた時代。そこに生まれた「香り」に取り憑かれた1人の男の人生を描いています。
生まれつき自分の匂いが無い男。グルヌイユは、自分を惹きつけてやまない甘美な香りを追い求め、究極の香水を作ることを決心。そのために若く奇麗な女性の「香り」を彼女たちを殺して自分のものにしていく・・

と、今で言うと連続殺人犯の犯行ぶりを、至高の香水を作るにいたるまでの工程を書いているのですが、嗅覚に関する描写をここまで鋭敏なタッチで描かれている小説を読んだのは初めてでした。
残念なのは、エンディングがあまりにもありえない幻想的な終わり方であったこと・・。

実際に、映像化されたとき、甘美あふれる世界観をどう演出するか注目したいとおもいます。
(「ラン・ローラ・ラン」の監督、ベルリンフィルの音楽です!)

映画「パフューム」 公式サイト


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