読書の秋ということで、おススメ本を。

オケ老人!/荒木 源
¥1,575
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Sオケにいるファゴット吹きの方(エキストラで来て貰っている)は、実は作家さん。
元A新聞の記者さんなのですが、今回3作目を出されたので早速amazonで購入しました。

まだ途中ですが、超面白い!!
平均年齢70歳~80歳のオケ(どっかで聞いたことある!w)と格闘する主人公、中島さんの音楽ドタバタコメディ。
有名オケと勘違いで紛れ込んでしまった、問題オケ(補聴器つけたティンパニーのおじいさんや、耳のとおいバイオリンのおばあさんなどなど)のへなちょこぶりと、対立する超上手いアマオケとの比較がよく書けています。
作家さん、ファゴットなのに、、なんでバイオリンのこと詳しく書けるんだろう・・


音楽遍歴 (日経プレミアシリーズ 1) (日経プレミアシリーズ (001))/小泉 純一郎
¥893
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Iさんから、借りた本。
オペラ好きで通っている元総理、小泉さんの音楽に関するエッセイ。

なぜ、クラシックが好きになったのか?オペラをきくポイントや、自分の好きな作曲家のことなど、短いですが非常によくまとめられています。
小泉さんは実はバイオリン経験者だとか。でも、ハイフェッツを聞いて、自分の才能にがっかりして、演奏は止めてしまったというエピソード。。確かに見切りは早いのでしょうが、そんなことだったら、一般のアマチュアはどうしたらいいんでしょう・・

オペラは自分の気に入った曲(アリアなど)から、少しづつ聞くというアドバイス、なるほどです。
いきなり、大舞台見ても確かに、退屈になってしまうかもですね。
いつかは、ワーグナーのオペラを見てみたい。

音遊人 (みゅーじん) 2008年 08月号 [雑誌]
¥580
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カード会社の会員になって季刊でおくられてくる雑誌。
写真が多く、音楽紀行などが充実しています。

「風のジャクリーヌ」も読みました。
映画では語られなかった、家族間の鬱々とした関係や、病気発生後のジャクリーヌの悲愴さが如実に語られています。彼女の演奏のCD、今までとは違う感覚でとらえることができるかも。心に残る作品です。