こんにちは。法対策部長の妹尾です。

平成29年2月11日(土)に名古屋にて

第9回全国青税理事会が行われました。

「全青研修会理事会会場」

名古屋の朝は雪がちらつく天気。

近畿方面の理事は新幹線が遅れてお昼ご飯食べる時間が

とれなかった方もいたようです。お疲れ様です。

あの関ヶ原のあたり、どうにかならんもんですかねー。

（↑ただの悪口だね。妹尾部長炎上すればいいのに。

岐阜県の会員より）

今回は理事会の前に2時間の研修会を開催したので、

通常の半分以下の時間での審議・報告・協議です。

議長の佐藤副会長(名古屋青税)の腕が試されるところです。

さて、研修会は、

法対策部税理士業務研究委員会(芳賀委員長)の主催です。

「水野会長から研修前の景気づけの挨拶」

「フィンテック・AIの進展と税理士の未来像」というテーマで、

マネーフォワード株式会社の辻庸介社長

をお招きして講演(1h)＋パネルディスカッション(1h)

の内容で行いました。

「講師のマネーフォワード株式会社　辻庸介社長」

「パネルディスカッション、スタート！」

「フィンテック」「人工知能（AI）」「ビッグデータ」

などのキーワード、

名前はよく聞くようになったけどよくわかんないし、

税理士業界に関係あるのか？と。

芳賀委員長を中心に今年の法対策部では

今まであまり考えてこなかった

この分野に焦点を当てて研究進めています。

オックスフォード大学発表のレポートの中で、

かなり高い確率で「税務申告書代行者」が将来消える職業

として位置づけられています。

これまでがんばってきた税理士業界。

さて、どうしましょう。

「まだまだしゃべり足りないご様子。」

「水野会長の話をぶった切ってコーディネータ芳賀委員長がズバッ。

写真に写っておりませんが、なぜかよくやったと思った私。」

昔、税理士が総勘定元帳をいかに綺麗に手書きするかをウリにしていたのがパソコンの普及でその業務がほぼなくなったように、AIなどで税理士がいま行っているお仕事の中にはなくなるものもあるのでしょう。じゃ、全部なくなるの？

「高橋委員長もしゃべりますよ」

お話を聞くと、(講師の見解では)人間の脳と同じような働きをするAIはまだ当分先の未来のようです。

今後は、進歩が続くテクノロジーをどうやって使いこなすか、

顧客・納税者とAI等の間に立って橋渡しをする役目なども税理士には求められるんだろうと、そんな感想を持ったところです。

テクノロジーに対して、必要な分析をさせる、適切な質問をする、

苦手な分野を把握して対処する。

そんな能力が求められるところかしら。

「最後に集合してパシャ。

近未来では親指の指紋とられるからやっちゃいけないポーズ。」

我々税理士業界にも少なからず影響あるであろう技術革新ですが、

受講した皆さんの漠然とした不安が

ちょっとでも晴れたら嬉しいところです。

辻社長、ありがとうございました！

と、休むことなく速攻で机を並べ替えて理事会スタートです！

「研修後、即椅子を並べ替えてバタバタ始まる理事会」

今年11月11日(土)に岐阜で開催される全青シンポの大テーマや

税制改正要望書、パブリックコメントへの対応等、

順次審議が進みます。

これで色々と議論してきた

いくつかの要望書・意見書を世に出せます。

提出したらHPにアップするので皆さん見てくださいね。

●参考：全国青税HP　法対策部[意見書・要望書]

< http://www.aozei.com/houtaisaku-iken.html>

あとは、早いもので、もう来年(平成30年)の全国大会、

秋季シンポジウムの開催地・担当青税を協議しつつ理事会も終了。

その二つの行事って結構規模が大きいので大変です。

コンパクトに開催する方策なども必要になってくるのかな。

短くも濃い理事会が終了し、あとはのんびり懇親会へと移動。

外はまた雪がちらつくようなお天気でした。

「懇親会。皆さんよく飲むので店員さん大変そう」

「森さん、2次会も行きますよね！」

熱気むんむんの1次会、

名古屋組＋地元が名古屋の森さんで2次会、

3次会はカラオケ、と続き、ラーメン・餃子を食べつつ

夜中３時過ぎに帰途につきました。

あー、疲れた。

次回の理事会は3月25日(土)、場所は仙台です！

仙台では25日AMと翌日26日みっちり使って拡大法対策部会

としてミーティングを行います。

皆さん、仙台にて熱い議論に花を咲かせましょうぞ。

…確定申告で精根尽き果ててなければ、ね。

名古屋理事会