ヤシュチラン リンテル9

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zelenka日記

9.16.17.6.12
1 Eb 0 Mol = 西暦768年6月18日?

A1 1エッブ
A2 終わり
A3 ヤシュキン
A4 踊った
B1 ハサウ
B2 チャン
B3 3カトゥンの王
B4 ヤシューン・バラム王
B5 捕まえた
B6 アフ・ウック
B7 20人捕まえた
B8 カー?およびパ・チャンの神聖王
C1 チャーク・ホローム
C2 母方の叔父(当時の王イツァムナーフ・バラムからみて)
C3 王の
C4 7人捕まえた


【訳例】
1エッブ0モルの日(768/6/18)に、パ・チャン及びカー?の神聖王で、
アフ・ウック(虹?)という人を捕まえ<合計>20人捕まえた、
3カトゥン(40~60歳)のヤシューン・バラム王が、ハサウ・チャン
(空を綺麗にする?)の踊りを踊った。
<左は>王(イツァムナーフ・バラム)の叔父で7人捕まえたチャーク
(偉大な、赤)ホローム(頭蓋骨)である。



父:ヤシューン・バラム=母:チャーク・ホローム 母の弟:チャーク・ホローム

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        イツァムナーフ・バラム王


【注】
A2とA3は、ヤシュキン月が終わって次のモル月の最初の日になった
という意味です。
B1とB2のハサウ・チャンはティカルの王の名前にも見られます。
宿敵カラクムルの首都に攻め込んだ王として有名です。
B2に蛇が書かれていますが、空と4と同じ発音「チャン」です、
ここでは空の事だと思います。よく空の神として表現されています。
C1多くの資料ではチャーク・チャミとして名前が載っています。
(ハーヴァード大学等)
チャミ(死)の文字は目が閉じて睫毛が下向きに描かれています。
しかしC1はそのような様子はないのでここではホル、最後にmiの
文字があるのでホロームとしました。
C2のyi-cha-niは母方の叔父という意味で、この碑文の当時の王は
ヤシューン・バラムの子供のイツァムナーフ・バラムからみたら叔父
にあたります。(母親の弟)
この年、この儀式の後ヤシューン・バラムは亡くなりますが、幼い
我が子をサポートするように、義理の弟に権力の委譲をしている図
ともとれます。

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