昨日朝、地元駅で議員さんが辻立ちしていましたが、配っていたビラに

「あの時、10円の値下げで外国の投資ファンドに売却されなくて、本当に良かったと思います」

という文言が。

党議拘束を破って、議案に「反対」してくれた「元維新」の府議会議員さんでした。

今度は無所属のようですが、頑張ってほしいですね。


さて。


昨年7月の「南海グループ化」以後、目立った動きは3月1日からの「南海・泉北連絡普通運賃の値下げ」「泉北線内通学定期の値下げ」ですが、その他の動きもありましたのでご紹介。




3月1日から「パークアンドライドはじめました。」

泉ヶ丘駅の第4・5駐車場(これも南海が昨年8月に取得している)を対象に、電車とマイカーの乗継を念頭に置いた割引を実施しています。

この駐車場では3月から「1日料金」が設定され、従来1時間310円だった駐車料金が「1日最大900円」(平日の第4駐車場)になり、さらに「泉ヶ丘駅で降車履歴のあるPiTaPaで駐車料金を決済する」ことで、さらに300円割引となるものです。

1日600円なら、通勤で利用する人も出てきそうで、平日は余裕のある駐車場ですから、いいアイデアだと思います。


第3・4駐車場の入り口脇には歩行者通路がありますが、そこには開店以来?と思われる、古い看板が。

パンジョの古いロゴも懐かしいですね~



「好評につき」3月14日追加発売となった「週末とく2きっぷ」ですが、泉ヶ丘駅でも売れ残っている模様。

なんば駅に至っては、3月1日発売の「クーポン付」の分でさえ残っているようで、予想外の苦戦ですねガーン


昨日は、南海で発売されている金剛山・高野山関係の割引切符を、4月1日から泉北高速各駅でも発売する旨が発表されました。

「高野山・世界遺産きっぷ」は、中百舌鳥から2,720円のところ、例えば泉ケ丘からは2,840円で発売と、かなり頑張った印象です。


既報の「minapitaカードが、泉北で加盟店が広がる」動きは、一瞬「3月11日からパンジョがポイント2倍対象施設となる」旨の表示をHPで見たものの、その後消されており、現在まで再告知はありません。

こちらは、南海自ら「なんばや泉北エリアでの加盟店拡大」を告知済みなだけに、パンジョが対象となるのは時間の問題でしょう。


肝心の電車ですが、平日の朝晩は通勤定期券客が主流ですから、値下げ前と目立った動きは無いように思います。

一方、週末のお出かけ時間帯は、以前より南海に直通する客が「ちょっと」増えたかな?と思います。

80円の値下げはインパクト大ですが、次はダイヤを工夫して「大阪市内~泉北のスピードアップ」を図らないと、南海直通客の爆発的増加は望めないかな・・と思います。

特に平日夜の、なんば~堺東間が遅いしょぼんこれは高野線の特急や急行にも言えることで、泉北直通だけの問題ではないですが、もう少し「キビキビ走っている」感がないと、「地下鉄でも同じスピード」になってしまうんですよね。

地下鉄のなんば~なかもずが23分ですから、南海・泉北が「なんば~泉ケ丘23分」とすると、相当なインパクトなんですが・・・

その昔の区間急行が23分で走っていたんですから(なんば19:07→泉ケ丘19:30というダイヤがあった)、やろうと思うと出来そうなんですが、ね。