こんにちは。



僕は先日、このラーメンを食べました。


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真っ赤っか!辛そうですよねー。(*≧∀≦*)
辛い物は好きです!


ですがこのラーメン、実は全く辛くありませんでした。


なのに食べてすぐに汗がダラダラと!
不思議ですねぇー。


実はこれ、東洋医学の知恵をいかした『薬膳ラーメン』なのです。



薬膳料理とは、東洋医学の考え方をもとに、その人の体質に合わせて食材に栄養価の高い生薬を加えて作る料理です。


不調やバランスの崩れが早く整うのが魅力です。(このラーメンを食べた時の僕はすこぶる元気でしたが。)



最近、同じ人間でも民族によって体質が違うことが分かってきています。



日本人の私たちは欧米の人より腸が1.2~1.3倍長く、糖質の分解に関わるインスリンの量も半分しかありません。

内臓だけでなく、骨盤の傾斜、骨格筋のバランスなどもそうです。



実は若干薬膳に興味のある永田。

少しだけ語らせていただきますと…




「○○が体に良い!」と聞くと気になる方も多いと思いますが、


薬膳ではそれは一概に良いとは言えません。



わかりやすく言えば、

トマトが体に良いと言いますが、体を冷やす作用があるので

冷え症の人が食べ過ぎると症状が悪化するかもしれない。


と言うことです。




食物の効果を組み合わせて目的を持って作る食事が薬膳料理ですが、


私たちの身近なところにも、薬膳の知識がつまった食事がたくさんあります!



例えば冷や奴。

お豆腐は体を冷やしますが、温める効果があるネギやショウガを載せる事で冷やし過ぎません。



また、お刺身の横にある大葉には解毒の作用、

ワサビには解毒、胃腸の冷え予防の作用があり、体を冷やしたり食中毒のリスクがある生魚と合わせて食べる事はかなり理に適っているのです。



生姜を例に挙げると、現代の栄養学ではカリウムが豊富と言われているだけですが、


生薬、薬膳として見れば体内の深部体温をあげる重要な食べ物なのです。

この時期はとても重要ですね!



三大栄養素、ビタミンなどの無機質のバランスを考えるのはもちろん重要なことです!




そこから少し東洋医学の知識を取り入れ、薬膳を取り入れることが 更に今後の病を防止することにつながり、『未病』となるのです。





専門的な薬膳に必要な知識は膨大な量になりますが、

すぐに活用できる知識もたくさんあります!




必ずしもサプリなどを使わず、スーパーで手に入る食物を活用しても薬膳なのです。





僕も買い物をするときに、改めて考え直さないとなー。



と思った薬膳ラーメン一杯でした。笑笑



永田