2016年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■ 映 画 化 作 品(3月12日全国公開)

映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!

映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!







ジャンル:ドラマ/アドベンチャー
 エヴェレスト 神々の山嶺  【3月12日公開】

エヴェレスト 神々の山嶺 (角川文庫)/KADOKAWA/角川書店

¥1,404
Amazon.co.jp

■内容紹介
1924年、世界初のエヴェレスト登頂を目指し、頂上付近で姿を消した登山家のジョージ・マロリー。登攀史上最大の謎の鍵を握る、マロリーのものと思しき古いコダックを手に入れた写真家の深町誠だが、何者かにカメラを盗まれる。行方を追ううち、深町は孤高の登山家・羽生丈二に出会う。羽生が狙うのは、エヴェレスト南西壁、前人未到の冬期無酸素単独登攀だった。山に賭ける男たちを描いた、山岳小説の金字塔、待望の合本版。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1山に賭ける男を描いた山岳小説の金字塔。待望の合本版!
なぜ山に行くのかーーー。『そこに山があるから』という名言を残したG・マロリー。そのマロリーをめぐる謎から物語は始まる。本作で深町は山に登る理由についてこう言っている。『何故、山にゆくのか。何故、山に登るのか。それには、答えがない。それは、何故、人は生きるのかという問いと同じであるからだ。』。そう、生きること。山に登ることは生きること。ありのままの自分と、自然と、向き合う場所。主人公の登山家羽生の視点ではなく、それを追うカメラマン深町の視点でのみ語られているのも効果的だった。専門用語が分からないところもあったが、自分の知らない分野に触れることができ、良い本に出会えたなと感じた。山に登る情熱、希望、辛さ、現実がすべて詰まった一冊。



■映画ストーリー
ネパールの首都カトマンズ。ヒマラヤ山脈が見えるその街で、日本人カメラマンの深町誠は古めかしいカメラを見つける。それはイギリス人登山家ジョージ・マロリーが、1924年6月8日にエベレスト登頂に初めて成功したか否かが、判断できるかもしれないカメラだった。カメラについて調べを進める深町は、羽生丈二というアルピニストの存在にたどり着く。他人に配慮しない登山をするために孤高の人物となった彼の壮絶にして崇高な人生に触れるうちに、深町の胸にある思いが生まれる。

★映画チェック★
第11回柴田錬三郎賞を受賞し、漫画版と共にベストセラーを記録している夢枕獏の小説「神々の山嶺」を実写化したドラマ。あるクラシカルなカメラを手にした写真家が、カメラの逸話を調べるうちに孤高のアルピニストとして名をとどろかせた男の人生に触れていく姿を追い掛ける。出演は岡田准一、阿部寛、尾野真千子ら。メガホンを取るのは、『愛を乞うひと』、『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』などの平山秀幸。過酷な自然にぶつかっていく男たちの思いが交錯する熱いドラマに加え、大規模ロケを敢行したヒマラヤの荘厳な風景も見もの。


■スタッフ
原作: 夢枕獏
監督: 平山秀幸
脚本: 加藤正人
音楽: 加古隆
製作代表: 角川歴彦
エグゼクティブプロデューサー: 井上伸一郎 / 平野隆 / 豊島雅郎
企画・プロデュース: 高秀蘭
撮影: 北信康
照明: 渡部嘉
美術: 中澤克巳
録音: 小松将人
編集: 洲崎千恵子
山岳監修: 八木原國明
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年3月12日
上映時間:2時間2分
製作:「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会
配給:東宝 / アスミック・エース 特別協力:ANA mont-bell

■キャスト
深町誠: 岡田准一
羽生丈二: 阿部寛
岸涼子: 尾野真千子
長谷渉: 佐々木蔵之介
宮川: ピエール瀧
岸文太郎: 風間俊介
井上真紀夫: 甲本雅裕
アン・ツェリン: テインレィ・ロンドゥップ
斎藤: 山中崇





ジャンル:コメディ
 家族はつらいよ  【3月12日公開】

家族はつらいよ (講談社文庫)/講談社

¥616
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■内容紹介
長年連れ添った妻の誕生日の夜、平田周造は離婚届を突き付けられた。翌朝、犬の散歩に出ようとすれば次男は結婚したい相手がいると言い出し、家に戻れば長女が亭主と別れたいと泣いている。二世帯住宅でひらかれた家族会議は予想もしない展開に!?「男はつらいよ」から20年、山田洋次監督の待望作を小説化!

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1山田監督作品を家族小説の第一人者がノベライズ!
誕生日当日、妻にプレゼントは何がいい?と聞いたら、450円で買えるもの!という答え。 ついでに名前を書いて判子も捺して欲しいと・・・ お互い気持ちはわかってくれているはず!? という慢心が問題を起こすのかもしれない。 突然、熟年離婚を突きつけられた父。結婚を決めた次男。「もう別れる」と泣く長女。離婚と結婚が一軒の家の中でドタバタする家族の話。山田洋次監督と小路幸也さんという最強のコラボ。読みやすくて頭の中で映像のように動くストーリー。きちんと言葉であらわしたら、もっと違う営みができていたかもしれないので気をつけましょう! 奥さんから「今はお父さんといることが私のストレスなの…離婚したい」なんて言われちゃうんだから・・・・。



■映画ストーリー
長男・幸之助(西村雅彦)の一家、次男・庄太(妻夫木聡)と3世代で同居をする平田家の主、周造(橋爪功)。妻・富子(吉行和子)の誕生日であることを忘れていたことに気付き、彼女に何か欲しいものはないかと尋ねてみると、何と離婚届を突き付けられる。思わぬ事態にぼうぜんとする中、金井家に嫁いだ長女・成子(中嶋朋子)が浪費癖のある夫・泰蔵(林家正蔵)と別れたいと泣きついてくる。追い掛けてきた成子の夫の言い訳を聞いていらついた周造は、思わず自分も離婚の危機にあることをぶちまけてしまう。

★映画チェック★
『男はつらいよ』シリーズや『たそがれ清兵衛』などの名匠・山田洋次監督によるコメディードラマ。結婚50年を迎えた夫婦に突如として訪れた離婚の危機と、それを機にため込んできた不満が噴き上げる家族たちの姿を描く。ベテラン橋爪功と『御手洗薫の愛と死』などの吉行和子が騒動を引き起こす夫婦にふんし、その脇を西村雅彦、夏川結衣、妻夫木聡、蒼井優といった実力派が固めている。彼らが繰り出す濃密なストーリー展開に加え、笑いをちりばめながら家族の尊さを表現する山田監督の手腕も見もの。


■スタッフ
監督・脚本: 山田洋次
脚本: 平松恵美子
音楽: 久石譲
プロデューサー: 深澤宏
撮影: 近森眞史
美術: 倉田智子
照明: 渡邊孝一
編集: 石井巌
録音: 岸田和美
衣装: 松田和夫
装飾: 湯澤幸夫
監督助手: 佐々江智明
音楽プロデューサー: 小野寺重之
スチール: 金田正
記録: 鈴木敏夫
製作担当: 杉浦敬
製作主任: 牧野内知行
ラインプロデューサー: 相場貴和 / 岩田均
タイトルデザイン: 横尾忠則
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年3月12日
上映時間:1時間48分
製作委員会・制作・配給:松竹
製作委員会:住友商事 / テレビ朝日 / 木下グループ / 博報堂DYメディアパートナーズ / 松竹ブロードキャスティング / 読売新聞社 / 博報堂 / 朝日放送 / 日販 / GYAO / メ~テレ / 講談社 / 九州朝日放送 / 北海道テレビ

■キャスト
平田周造: 橋爪功
平田富子: 吉行和子
平田幸之助: 西村雅彦
平田史枝: 夏川結衣
金井成子: 中嶋朋子
金井泰蔵: 林家正蔵
平田庄太: 妻夫木聡
間宮憲子: 蒼井優
――:岡本富士太
――:広岡由里子
――:近藤公園
――:北山雅康
鰻屋: 徳永ゆうき
――:関時男
高村: 木場勝己
沼田: 小林稔侍
かよ: 風吹ジュン
平田謙一: 中村鷹之資
平田信介: 丸山歩夢
警備員: 笹野高史
医師: 笑福亭鶴瓶







ジャンル:アドベンチャー/ファミリー
 アーロと少年  【3月12日公開】

アーロと少年 (ディズニー プレミアム・コレクション)/著者不明

¥486
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■内容紹介
もしも隕石が地球に衝突せず、恐竜が絶滅していなかったら――? ここは、恐竜だけが言葉をもつ世界。川に流され、大自然の中でひとりぼっちになった弱虫の恐竜アーロは、言葉をもたない野生の少年スポットに出会います。故郷をめざす旅の途中、さまざまな恐竜や自然の猛威にさらされながら助け合ううちに、ふたりの間には強い友情が生まれていきます。ディズニー/ピクサーによる、感動のアドベンチャー・ファンタジー。3/12映画公開。中学年~。




■映画ストーリー
3きょうだいの中でも体が小さな末っ子アーロは、甘えん坊で臆病な性格のため、常にみんなにからかわれていた。アーロは体が大きい兄や姉たちに少なからず劣等感を抱いていたが、両親の深い愛情に包まれてすくすくと育っていく。だが、ある日、アーロは川の急流にのまれ、たった一人で見覚えのない場所にたどり着き……。

★映画チェック★
数々の名作を世に送り出してきたディズニー/ピクサーが、恐竜と少年の出会いを軸に壮大なスケールで描くアニメーション。絶滅せずに生き残った恐竜たちが高度な文明を築いた地球を舞台に、恐竜と人間の子供を待ち受ける大冒険を描く。監督を務めるのは、『モンスターズ・ユニバーシティ』などでボイスキャストを務めてきたピーター・ソーン。まるで別世界の地球で、外見も性格も対照的な彼らが織り成すドラマが感動を呼ぶ。


■スタッフ
監督: ピーター・ソーン
製作: デニス・リーム
製作総指揮: ジョン・ラセター
英題:THE GOOD DINOSAUR
製作年:2015年
製作国:アメリカ
日本公開:2016年3月12日
上映時間:1時間41分
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

■キャスト(日本語吹き替え)
ママ: 安田成美
ブッチ: 松重豊
ナッシュ: 八嶋智人
ラムジー: 片桐はいり
アーロ: 石川樹