認知症在宅介護支援協会

認知症になってしまったご家族を、在宅で介護している方々を支援をしている団体です。横浜市鶴見区を中心に活動しています。当ブログでは公式HPでは載せきれないようなリアルタイムな記事やレポートなどをお届けします。

ポスト 所在地は横浜市中区の馬車道にありますが


横浜市鶴見区を中心に活動している社団法人です。

 


もしも大切なご家族が認知症になってしまったら・・・・


どうしますか?どこに相談しますか?必要な手続きは知っていますか?


住み慣れたご自宅で暮らし続けるために、共に考え、支援をします。まりおたん


テーマ:
 厚生労働省が開催している『都市部の高齢化対策に関する検討会』の第1回・第2回ともに、傍聴人として参加しています。

 日本の高齢化問題という大きな樹木があるならば、その枝葉の部分に認知症とその在宅介護があります。それゆえ、今後の大きな流れの中で、中央省庁など政策の源流からの情報を得たいと思い参加させていただいています。

 各回とも正味2時間という限られた時間の中での発表になるので、とてもスピーディーな展開でその場ではなかなか話についていけません。事前に資料に目を通しておけたらもう少し話にその場でついていけるかもしれませんが、そういった中でも何回となく繰り返すキーワードを拾い、資料の内容とテーマ構成を読み直し、私なりに解釈して感じたことを少し記録として残しておきます。あくまでも一個人の解釈ですので独断と偏見ではありますがご了承下さい。


 第1回は、各都市の現状と将来予測の報告やシンクタンク・大学における分析報告などを主に行い、全国区レベルでどのように変化していくのかを各委員の方が発表されました。途中、こういった案もありますよ。といったアイデア出しもありましたが、基本は現状報告と各行政区の発表が主で、まずは現況の把握を主に今後の検討のための種まきが趣旨の第一点。

 東京・名古屋・大阪をはじめとした都市部における高齢人口の急速な増加は非常に深刻な問題であり、待ったなしのところに来ているとの現状認識のもと、問題打破の為の糸口を探すといったスタンスで進行します。その中で、各行政区における今後の高齢化のスピードに対して、特養(特別養護老人ホーム)などの介護施設の数は追いつかず、また建設していく予算組みも難しいのではないか。という実情から、それならば都市部ほど地価の高くない地方で建設コストを抑えて施設数を増やしていき、都市部が受け入れきれなくなるであろう施設利用者を受け入れてみてはどうだろうか?といった厚生省側が検討会という形を通して考えている目論見が現れてきました。


 2013年6月13日に開催された第2回は現状分析・近未来予測をおさらいを含めた形で復習した後に、受入側の地方自治体の現状と方向性が発表されます。このあたりから、受入側には何かしらの経済的メリットを得られるであろう匂いがしてきます。本当はないのかもしれません。ですがそう感じるほど地方自治体のスタンスが、思いのほか受入に積極的姿勢なのです。

 2回目の開催ですので検討する材料が揃い始め、参加している委員の方々から意見交換も出てきます。少し矛先を変えるためのアイデアの一つとして『日本型CCRC』も検討課題の一つとして取り上げられました。

 CCRCとはContinuing Care Retirement Communityの略で、老後健康なうちに入居し、その場を終の棲家とする地域生活共同体と解釈されます。いわゆるユートピア計画で、本家アメリカでは運営ノウハウなどが蓄積されつつあるようです。

 検討が進む中、終盤で委員の方から、施設ありきの考え方だけではなくもう少し違った切り口から打開策を検討することも必要なのではないか?という意見が出されました。その発言を聞いて少しほっとしましたが、どこまで今後の検討会に反映してもらえるのかは定かではありません。


 ここまでをまとめてポイントを絞り込むと、
  ①介護施設・医療が必要となるピークのタイミングは都市部と地方ではズレがある。
  ②それゆえ、介護が必要になった高齢者は地方の施設を活用しましょう。
  ③そのために、今住んでいる場所から移転してもらいましょう。
  ④CCRCを活用するとしてもやはり移転が必要です。
 といったところでしょうか。。。。

 住み慣れた地域、自宅で極力過ごしたい。という多くの希望は、ここではあえて検討はされていません。だからといって、その方向性も考えていないわけではないと思います。家族の問題や財政の問題、経済の問題など大きな問題の中で、範囲を絞り、ある一部分の問題解決に繋がることは理解できます。

 もし、身寄りもなく、持ち家もなく、都市部の介護施設に住まう人が多ければ、介護施設の空きがなかなか出ません。であるならば、持ち家で、何とか在宅介護できてはいるけれど、一時的に介護施設を使用したい場合でも、空きがないがゆえにショートステイもままならない。よって、何とかぎりぎりで踏ん張ってきた在宅介護そのものが崩壊してしまう。そう考えることもできるのではないでしょうか?


 この検討会は9月までほぼ毎月開催され、秋の国会に提出する法律の基礎になるとのことです。会場内には、政策方(厚労省官僚の方々)も多数いらしたので、検討会からどういった糸口が見えたのか、それによってどのような内容の法律を形作ればいいのかを検討会の終了の都度、省内で議事していると思われます。今のところ厚生労働省が目論む方向は、地方を都市部の高齢人口の引き受け先にし、介護保険等の制度の活用方法や自治体間の負担をどうバランス取りするべきか、その際の人権的な部分はどうするのか、予算配分を見据えてどのように事を運ぶのがよいのか。といった方向性で進んできています。

 第3回は7月下旬の予定とのことで、介護等サービス提供側からの意見を聴取するようです。傍聴可能であれば参加したいと思います。




 ランキングに参加しています。
 クリックのご協力お願いいたします。
   にほんブログ村 介護ブログへ


AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。