仕入先1~買い付け編~
今回は商品の仕入方法について
まず在宅中国貿易と言うからには買う(売る)ものは中国から仕入れます。(当たり前過ぎて怒られそうですが…)
その中国商品の仕入れですが、その前にモノを売る前提に立ってみましょう!
ここでの基本的なスタンスとしては
『中国で安く商品を仕入れて日本で高く売る!』
(ちょっとあくどいように聞こえますが現実問題そうです)
ではいったいどこから仕入れるのか…
ここが重要になってきますよね?
いくつか挙げてみたいと思います。
1.中国に行って仕入れる(買い付け)
2.中国の独自ネットショップから仕入れる
3.中国の『タオバオ』(中国最大のショッピングモール)から仕入れる
本題(?)の前に中国の現地の状況についてお話します。
中国から商品を輸入するにあたって基本的なことを頭に入れておいた方が良いでしょう。
今日はまず1.についてお話しします。
これは言うまでもなく中国まで行って自分の目で見て日本で売りたい商品を買う方法です。
単純っちゃぁ~単純です。
しかし!
実はこれが一番奥が深いかも知れませんね。
というのも行く場所によって同じ商品でも値段がまったく異なります。
(いや、時には同じ商品が別物として売られてたりします)
また行く場所というのも二通りあって
1.どの地域に行くか
2.どのお店に買うか
ここがとても重要で、これにより同じ商品でも値段がまったく違ってきます。
まずは当然ですが「どこ(どの地域)に買付けに行くか」ということから始めないといけません。
何のあてもないことを前提とすると私がオススメするのは
一番:上海
二番:広州
三番:義烏(イーウー)
この三ヶ所を抑えれば問題ないでしょう。
(ここくらい位しか行ったことがないとう説もありますが…)
実際、上記以外の地域でも安く仕入れられる地域はあるとは思いますが重要なのは「モノと人」です。
モノが沢山あって人が多く集まる場所ということは…そこに売れるものや売るヒントがたくさん集まっているとうことです。(当たり前ですね)
日本で考えれば分かりやすいでしょう!
日本では東京が日本経済の中心。
東京には人もモノも全てが集まっています。
そう考えると中国では上海が中国経済の中心です。
上海が一番なのは必然ですね。
二番目は広州<
実は本当の意味でのオススメNo.1はここなんです。
ですが、ちょっと慣れというか、ある程度、中国事情を分かっていた方がいいかということで、二番にしました。
ここは中国はもとより世界の一大生産拠点です。
自動車を始めとした様々な業種の工場があります。
またアパレル関係の方には宝の山に見えるであろう生地などの巨大な繊維街や洋服、カバンやクツ等の卸問屋街が集中しています。
例えば生地ひとつとっても日本なら地域の一角に生地屋がひしめいているくらいが関の山ですが、ここではビル一等丸ごと生地屋ってのがあるんです。
しかもそのビルもちっちゃなビルではなく「イオ○モール」を更に巨大にしたようなものです。
更に更に!!
そんなビルが5棟も10棟も立ち並んでいるんです!!
ビル一棟周るのも真剣に見て周ると一日掛かりって感じです。
街全体が生地屋って感じです。
超ビックリです!
超巨大です!!
そんな巨大な街が洋服街であったりカバン街であったりと言った感じであっちこっちにあります。
しかも上海で売っている商品の数分の一から数十分の一の値段で買えます
いいですねぇ~♪
行ってみたいですねぇ~♪♪
そんな安く買えるなら是非行こう!!
って思っちゃいますよね。
がしかし!!
もし実際に行くのなら覚悟しておいて下さい。
「何を?」て思いますよね。
一言で言えば『汚い』です。
「何が?」て、街ですよ。まぁまだ街は耐えられます。
そのモノが売ってるビルです!
もちろん行く先にもよりますが、穴場というところを目指そうと思うと相当の覚悟で望んで下さいね(><;)
三番の義烏(イーウー)
ここは知る人ぞ知るというか業界関係者の間では超有名ですが百均で売っている商品が溢れています。
いわゆるメッカと言っていいでしょう。
恐ろしく安く買えます!
超驚きです。
日用品を買い付けるならここが一番でしょう!
あんまり長くなり過ぎると読むのも疲れるので(十分長いですが)
まとめると
一番:上海…中国経済の中心、中国のありとあらゆるものが揃う
二番:広州…世界の生産拠点、工場や巨大問屋街が集積している
三番:イーウー…百円均一のメッカ、日本の百均ショップの仕入先の拠点
ということです。
なので買いたい(売りたい)商品に合わせて行き先を選ぶのが重要ということです。
どのお店で買うかと言うことに関しては中国での基本的に知っておいた方が良い考え方をお伝えします。
日本ではあまり考えられないというか考えないですが中国では同じ商品同じモノでもお店によってまったく値段が異なるんです。
極端な話しこっちでは1,000円するものがあっちでは100円だったりします。
日本では考えられないですよね?
もちろんブランド品を始めチェーン店のものは価格が統一されていますし一概に全てがそうだとは言いません。
ですが、そうではないものが多いんです。
まぁ、日本でもあっちこっちのお店と周って安いとことを探したりします。
それに価格比較サイトで安く買ったりと同じものでも値段が違うという感じと言えばそんな感じです。
決定的に違うのはそういうモノには希望小売価格というのが存在しないことです。
OPEN価格みたいなもん(?)です。
それと、もう一点、中国では小売店、卸、問屋の間にほとんど垣根がありません。
一応、問屋や小売店という形は存在しています。
だけど基本的に問屋だからと言って個人客(素人)には「売らない!」と言うことはありません。
(自分も購入や入店を断られたという記憶がありません)
もちろん一見さんお断りというようなお店も見当たりません。
またお店によって多少見受けられるところもありますが基本的に最低ロットもありません。
(ロットというのは最低購入しないといけない数量、別名:ミニマム)
なので買いたいものを一点や二点でも売ってくれます。
もちろん、大量に買えばそれだけ安くしてくれます。
一点や二点だと割高になるのは当然っちゃー当然です。
最後にもし中国に行ったことがなければ上海から攻めてみましょう!
上海は街全体が楽しめます♪
外灘は旧租界の雰囲気がいいです♪
美味しいものも沢山ありましね。
上海ならチープールーに行ってみて下さい。
上海に行ったことある人、行ってみました?
色んな意味でビックリすること請け合いです!
上海に慣れたら広州へ進出!
広州は自分もまだまだ・・・
奥が深いです。