「時の人」の発言満載!総合ビジネス誌  『財界』主幹・村田博文の雑記帳

混迷する日本経済の中で、

次代への希望を見出す智慧

「企業経営は人なり」という視点で、経営分析・評論

企業の管理職はもとより、起業を目指す人、ベンチャー企業経営者、

必見の書

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『ポスト・トゥルース(Post-Truth)』なる言葉がよく使われるようになった。客観的な事実や真実が重視されない時代と訳されているが、これだけでは何のことかよく分からない。

 

 

今回の米大統領選で、ネット上で「オバマ大統領が過激派のIS(イスラム国)を作った」という類の情報が流されたが、こういう客観的裏付けのない情報が世論の形成に大きな影響を与え始めている。

 

 

ポピュリズム(Populism)は大衆迎合主義と訳されているが、少し上から目線の言葉で気にかかる。ただ、政治学上、エスタブリッシュメント(支配層)と大衆を分けて考える場合によく使われる。

 

 

指導者(リーダー)が有権者(国民)との関係において、まさしく迎合しながら、自分の地位を保ち、政治の主導権を握ろうとしてきたのは事実。

 

 

ローマ皇帝の時代も、『パンとサーカス』で有権者のご機嫌を取り、第2次大戦直前は、ヒットラーが政権を握ったときの宣伝相、ゲッペルスは自分たちの政策により、「農夫は穀物の値上げ、労働者はパンの値下げ、パン屋と食品店もより大きな利益をつかめるようになる」と言って回った。

 

 

農夫には小麦の買い取り価格を上げるとしながら、その製品のパンは値下げするという宣伝に、当時のドイツの有権者の大半が矛盾を感じないわけではなかった。しかし、ヒットラーの政党ナチ(国家社会主義ドイツ労働者党)は政権についた。

 

 

ポピュリズムの危うさは歴史的にわれわれも体験してきている。わたしたちの身の回りでも、そういうことが感じ取れる。とにかく、「嘘も繰り返せば、事実として受けいれられる」という状況だけはご免こうむりたい。

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