厚生労働省の薬事・食品衛生審議会薬事分科会は3月24日、武田薬品工業のロゼレム錠(適応=不眠症における入眠困難の改善)など3品目の承認の可否について審議し、承認を了承した。併せて厚労省から承認する方針が報告された10品目についても了承した。これを受け、厚労省は4月中に正式承認する。武田薬品の製品が13品目中、5品目を占めている。

 審議・承認了承となった新薬3品目は、既存薬にない新しい作用メカニズムを持つ。ロゼレムは「メラトニン受容体作動薬」で、厚労省は「既存薬で問題となる記憶障害や離脱症候といった副作用が起こりにくいのが特長」としている。参天製薬のジクアス点眼液(ドライアイ)は、涙液構成成分や水分の分泌を促進する「P2Y2受容体作動点眼薬」で、新しい治療選択肢となる。アレクシオンファーマのソリリス点滴静注が適応とする「発作性夜間ヘモグロビン尿症」の患者数は全国で430人で、うち重症の100人前後が投与対象になるという。

 報告・承認了承となった新薬10品目のうち、武田薬品の製品は▽ネシーナ錠▽メタクト配合錠(共に2型糖尿病)▽ユニシア配合錠(高血圧症)▽ベクティビックス点滴静注(結腸・直腸がん)―の4品目。

 このほかの6品目は、▽日本アルコンのデュオトラバ配合点眼液(緑内障、高眼圧症)▽田辺三菱製薬のレミケード点滴静注用(強直性脊椎炎の適応追加)▽ファイザーのリリカカプセル(帯状疱疹後神経痛)▽久光製薬のフェントステープ(中等度から高度の疼痛を伴う各種がんにおける鎮痛)▽万有製薬のコソプト配合点眼液(緑内障、高眼圧症)▽協和発酵キリンのネスプ注射液(腎性貧血を適応とする新投与経路・新効能)―。


【関連記事】
ファイザー、武田薬品の大型新薬候補の承認を了承
不眠症における入眠困難改善薬ロゼレムの承認を了承
大腸がん治療用の抗体医薬品の承認を了承―医薬品第二部会
インクレチン関連の2型糖尿病治療薬が続々と承認へ
米特許切れのマイナス影響が顕在化―武田薬品

大阪城ホールで阪大の卒業式 (産経新聞)
鳩山首相秘書の初公判 政治とカネ…くすぶる火種(産経新聞)
<掘り出しニュース>「光害」知って--茨城大生、天の川マップ作成(毎日新聞)
<平塚競輪場>「チャリLOTO」6億円超す 当選なく(毎日新聞)
天皇、皇后両陛下 京都の重要文化財、碧雲荘を視察(毎日新聞)
AD