自民党神奈川県議の榎並正剛(えなみせいごう)容疑者(41)(横浜市保土ヶ谷区霞台)が13日未明、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕された事件で、榎並容疑者は12日夜から神奈川県庁近くで県職員や同僚県議との懇親会に参加し、ビールや焼酎を飲んだ後、県庁の駐車場から車を運転して事故を起こしていたことが13日、伊勢佐木署の調べなどで分かった。

 同党神奈川県連は同日、榎並容疑者を除名処分とし、「近く県議を辞職する」との見通しを示した。

 同署幹部によると、榎並容疑者は飲食店などで瓶ビール4、5本と焼酎の水割りを5、6杯飲んだ後、タクシーで県庁に行き、駐車していた軽乗用車を運転。13日午前0時45分頃、横浜市中区桜木町の国道で、軽ワゴン車に追突したという。

 同党県連や県議会局によると、榎並容疑者は県議会予算委員会のメンバーで、委員の同党県議4人と、県議会局議事課の職員5人の計10人で、12日午後6時30分頃から、横浜市中区内の飲食店で定例県議会の打ち上げを兼ねた懇親会を行ったという。1次会は午後9時30分頃に終わり、榎並容疑者を含む数人が2次会や3次会に参加。13日午前0時過ぎ、榎並容疑者が1人でタクシーに乗車したところまで、県職員2人と同僚県議1人が確認していた。

 榎並容疑者は懇親会前には、県の不正経理問題の再発防止策を検証する県議会の調査特別委員会に出席しており、調べに対し、「飲み会の話を聞いていなかったので県庁に車を止めていた。飲んだ後、車を取りに行かなければならないと思った」と供述。「酒をやめるか、車に乗るのをやめるかしたい」と反省の言葉を口にしているという。

 榎並容疑者に追突された軽ワゴン車の男性会社員(23)は、読売新聞の取材に対し、「ろれつが回っておらず、名前も名乗らなかった。県議が飲酒運転をするなんてとんでもない」と怒りをあらわにした。榎並容疑者から強い酒のにおいがしたため、110番したという。

 榎並容疑者は2007年の県議選で横浜市保土ヶ谷区選挙区から出馬して初当選し、1期目。同党県連青年総局長などを務め、11年春の県議選で同党公認候補に内定していた。父は元県議会議長の寛氏。

 ◆榎並容疑者を自民県連が除名◆

 自民党県連は13日、緊急会合を開き、榎並容疑者を除名した。県連内で記者会見した菅義偉会長は「二度とあってはならない。県民の皆さんに心からおわびする」と陳謝した。竹内英明幹事長は、まだ本人と接触できていないとしたが、家族の話などから、榎並容疑者が近く県議を辞職するとの見通しを示した。

 松沢知事も同日の定例記者会見で「大変遺憾。再発防止策を県議会でしっかり考えてもらいたい」と苦言を呈した。

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