営業時間内にスープが売り切れるせいか、よく時間前に閉店してしまったり、店の前に長い行列ができることで有名ですね。
味の方は良く言えばダイナミック、悪く言えば乱暴な味です。
スープは豚骨鶏ガラと言うか、丸トリ丸ブタじゃないかと思うくらい濃厚に出ています。良い味も雑味もアクもコクも、ぜ~んぶごった煮と言えばいいのでしょうか。
タレは醤油味、塩味、味噌味があるようですが、基本は醤油です。
味の系統は、京都ならどこにでもある豚骨鶏ガラ背脂醤油の『普通の』味なのに、背脂も天然出汁も化学調味料も全部たっぷり、いわば原色の絵の具だけで描いた絵画のような、旨さもまずさもたっぷりの個性的な味となっています。
麺はこれまた鹹水たっぷり、腰もえぐみもしっかりのストレート太麺です。
このお店の麺の扱い方はお見事だと思います。手早く確実でしっかりした湯切りは、余分な鹹水臭さを残さず、スープを薄めることのない高度な技術です。
トッピングはチャーシュー、メンマ、葱の王道3点セット。別に旨くも不味くもない、ラーメンの体裁を整えるために乗っかっているといった風情ですね。
どこにでもある味で個性を出し、価格も比較的安め(550円)であることを考えれば人気があるのも頷けますが、果たしてガイドブック片手に行列してまで食べに行く店かと問われると首をかしげたくなります。
ただ、他にも?を付けたくなる行列のできる店が多い中で、比較的マシな方かとは思いますが。
いかにも京都ラーメンと言う主張が食べたくなった時には是非もう一度食べに行きたいお店ですね。ひとつだけ、サイドメニューのキムチを追加することは見送ろうと思います、旨くないの。
場所はこちら。地下鉄北大路駅下車徒歩15分、あるいは市バス府立大学前下車すぐです。
お店のある細い路地の一本東側にある道(車線区分のある道の一本西側)を北に上がったところに駐車場が4台分確保されています。お店も狭いので、ここが一杯の時は時間をずらした方が良いという目安になるでしょう。
京都のラーメンについては数多くのサイトが評価し紹介しています。だからラーメンの写真や他の評価についてはそちらに任せようと言う他力本願な私。(爆)
こちらで検索して他のサイトも参考にして下さい。
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