フローレンス:社員募集

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フローレンスの駒崎弘樹さんから、下記の社員募集状がきました。

フローレンスは、病児保育を事業にして1年前からスタートしましたが、需要超過、供給不足の業界ですので、急拡大中で社員が足りません。


フローレンスのビジネスモデルは、優れたもので、ソーシャル・インパクトが大きい。最近、2012年までに都内全域に事業を拡大し、2015年までに全国制覇する経営計画をつくり、組織拡大に乗り出しました。


今度の募集は、中央区、江東区に限定されてますが、募集地域は広がって行くでしょう。フローレンスの事業に参加されることを薦めます。


【就職希望者募集】中央区・江東区在住で保育関係者の方、必見!

フローレンスでは只今人材募集をしています。
下記の条件に当てはまる方。ぜひ一緒に働きませんか?
あるいは「この人、こういうの好きなんでは?」なんて
思い当たる方、ぜひぜひ転送してあげてください。
フローレンスは志のある方を求めています!
地域のベテランママや専門家の力を集結して、
地域密着型の病児保育事業をおこなうNPO法人フローレンスが、
新しいメンバーを募集します!
フローレンスと一緒に地域に貢献しよう!という方、
こどもが大好きな方、ぜひぜひご応募下さい!

■職種 ----------------------------
パート(時間給)勤務
※但し正社員への移行もあり得ます

■仕事内容 ------------------------
・在宅保育者(こどもレスキュー隊員)のトレーニング
・在宅保育者とのコミュニケーション・コーチング
・病後児保育・一時保育等
・オフィスでの事務作業

■勤務地 --------------------------
・保育時=在宅
・事務作業時=オフィス(茅場町駅徒歩3分)
 ※ただし作業内容によっては在宅事務作業も可

■就業時間 ------------------------
早朝~お昼過ぎ(フレキシブル勤務)
例)
7:00~14:00 週4日程度
8:00~15:00 週4日程度
※オフィスへの出勤がある場合は、9時出社が目安です。
 それ以前の時間帯は、自宅待機となります。

■待遇 ----------------------------
・給与:時給950円~1300円
・交通費全額支給
・社会保険あり

■テスト期間 ----------------------
1ヶ月
※この期間中に積極性に欠ける、あるいはフローレンスの
 文化に合わないなど不適正要素が見受けられる場合には、
 こちらから通告させていただく場合がございます。

■研修期間 ------------------------
・2週間程度
 ※研修期間はテスト期間1ヶ月に含まれます
  また理解のスピードなどによって短期化されます
・研修期間中は無給です(交通費支給)
・研修期間中の勤務時間は4~6時間となります

■採用の流れ ----------------------
1)メール申込み(下記エントリーフォームをご利用ください)
2)書類選考
  ※履歴書と「フローレンスで働きたい理由(A4・1枚)」
   をご提出ください。
3)担当チームによる面接
4)マネジメントチームによる面接
5)合否のご連絡

■条件 ----------------------------
・中央区・江東区に在住の方
・お子さまが中学生以上の方
(いらっしゃられない方でも構いません)
・保育関連の資格を持っている。
 あるいは関連の仕事に携わった経験がある
・パソコンを使ったタイピング、メールができる
・年齢制限は特にありません

■こんな人に向いています ----------
・明るい
・コミュニケーションが好きだ
・地域を良くしたい想いがある
・こどもが好きだ
・社会貢献に関心がある

■NPO法人フローレンスとは ---------
http://www.florence.or.jp
風邪や発熱の子どもを預かる場所が圧倒的に少ないという
「病児保育問題」を事業によって解決することを目指すNPO。
小児科医を始め、様々な専門家と地域のベテランママの協力
を得て、中央区と江東区にて2005年より地域の力で子育てを
サポートするしくみをスタート。
主な事業は
(1)病児保育事業
(2)ワーク・ライフ・バランスコンサルティング事業
(3)ソーシャル・プロモーション事業(病児保育を両立支援
   のためのポジティブなメッセージとして発信)
これらの取り組みは、「フローレンスモデル」として注目を
集めている。

■連絡先 --------------------------
info@florence.or.jp (24時間受付)
03-3206-2604(9:00~19:00)
担当:駒崎


≪≪≪ ここからエントリーフォーム ≫≫≫

件名:本部レスキュー隊の申込み

本文:
■■■ --------------------------------------
本部レスキュー隊エントリー
-------------------------------------- ■■■
□氏名
□ふりがな
□年齢
□保有資格

□住所
□最寄り駅
□電話
□E-mail
-------------------------------------- ■■■

以下署名
=========================================
特定非営利活動法人 フローレンス
http://www.florence.or.jp
●こどもレスキューネット本部
代表電話::03(3206)2604 / FAX:03(3206)3049
レスキュー電話:070-5021-5049(会員専用)
東京都中央区新川2-5-1 PSA305
●品川オフィス
東京都品川区大崎2-12-1 3F
-----------------------------------------
代表理事
駒崎 弘樹 <komazaki@florence.or.jp >
http://komazaki.seesaa.net
=========================================

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前回のスコールの話の続きで、スコールとオミディアの二人の起業家は、成功したあと、差ができたのはなぜかの話です。


ジェフェリー・スコール(カナダ人)とピエール・オミディア(フランス移民)は、二人ともeBayの創業者です。フォーブスの長者番付だと、オミディアが101億ドル、スコールが50億ドルの資産を持っており、金持ちなのは共通してます。


現在は、両者ともeBayの経営を、Meg Whitman に任せて経営をやってませんが、相変わらず第一位と第二位の大株主で、資産はこれです。


オミディアも財団をつくり、またOmidyar Network によって、無数の非営利事業(英語のできない人の英語教育やIT教育)へ寄付をしてますが、ベンチャー・キャピタルもやっており、社会をリシェイプする活動は弱い。


eBayの創業者は、オミディアだというのが普通です。二人はスタンフォード大学の同級生ですが、オミディアが、インターネット・オークションのアイディアを考え出し、プログラマーだったので、自分でプログラムを書き、スコールに一緒にやらないかと誘い、スコールが第一号社員になった関係ですから、eBayの功績は、オミディアにあるのは当然です。


しかし、上場した後の軌跡は、全く違い、今では、スコールが、タイム誌の「世界をつくり変える100人」に今年選ばれたように、スコールのほうが輝いてます。この違いはどこから生まれたのか。


スコールは、トロント大学電気工学科、スタンフォード大学MBAを95年に取得したあと、ナイト・リッダー・ニュースペーパーズに入り、ジャーナリストを目指しましたが、96年にオミディアの誘いでeBayへ転職し、オミディアのアイディアを磨き、ビジネスプランにして実行したのです。


スコールは、インタビューで、eBayの最初の2年間は、常勤無給だったが、98年に上場したので、突然1億ドルの大金持ちになったと語ってる、こういうのが起業家なんですね。


病気のために2000年に経営から退き、99年に設立したスコール財団の活動に切り替え、またハリウッドの映画制作会社へ投資し、影響力のある映画制作を目指しました。


以後、
・2003年にオックスフォード大学セッド・ビジネススクール内に、社会起業家精神で社会問題を解決するプロジェクトをつくるスコール・センターを開設
・2004年には社会性の強い映像を制作するパーティシパント・プロダクションを設立、アメリカ公共テレビで放映された「ニューヒーロー」を制作したり、George Clooney 映画を制作
・2005年には、ガンジー・プロジェクトをスタート(パレスチナでガンジーの平和抵抗精神を広める活動)
・スコール財団内に「ソーシャル・エッジ」(社会起業家のためのオンライン・コミュニティ)、パーティシパント・プロダクション内に「パーティシパント・ネット」(映画を見た観客が、行動を起こすためのキャンペーン・サイト)を開設
など、辞めたあとの活動は多彩です。


スコールのこの速い事業展開は、ドックイヤーで、何かに取り付かれたような活躍です。子供のときに考えた夢の実現だとインタビューで語ってますが、本が好きな子供で、大人になったら、未来の社会はどうなるかの本を書こうと考えていたというのですから、精神が早熟な子供だったのです。こういうことを知ると、10才代の育ちで決まってしまうんだという説を支持したくなるんですが。。。


両者とも大成功した起業家で、まだ40才前後ですが、差はこんなにもできてしまいました。アメリカでは、成功した起業家が、社会起業家に向かう傾向がありますが、その先で、また影響力の競争がある、ここが面白い点です。


普通は、オミディアぐらいのことで、スコールは、社会を変えるために生まれた天才なんでしょう。ビルゲーツもスコールクラスです。


日本でも、金持ちになった起業家が、社会起業家を目指す時代が来ると思いますが、その先もずっとあるなんて、日本はだいじょうぶなんだろうかと心配です。

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東京SVPのMLに、月刊誌「GQ:7月号」に社会起業家特集があるというので、読みました。ここに、7ページにわたってジェフェリー・スコールのことが載ってます。

スコールについては、このブログで何度も書いてますが、eBayの創業者で、手に入れた富を社会起業家支援に使ってます。スコールは、インタビューでこう言ってます。


「eBayは、商取引のコミュニティなのです」


「テレビや映画を使って、できるだけ多くの人の心を動かそうと考えたのです。これがパーティシパンント・プロダクション誕生のきっかけです」(2004年にロスにつくった映画制作会社、クルーニーとシリアナ、グッドナイト& グッドラックなどの映画を製作し、今年のアカデミー賞にノミネイト、一流スタジオに仲間入りした)


「eBay 公開前に、100万ドルの株式をを寄付してeBay 財団(98年設立)をつくりましたが、一気に4000万ドルになり、財団の元手になりました」(公開前に株式を寄付して財団をつくるさきがけになる)


「シリコンバレーには2種類の人間がいます。カネを儲けたいタイプと、金銭は付随的なもので、カネは達成目的に近づく手段だと考えるタイプ、前者は、大富豪になる目的を達成してしまったので、燃え尽きたようになる、後者は別の目的達成に向かう」(前者は堀江さんですね、後者はまだいない、そのうちスコールのようなのが登場すると期待してます)


「2000年にeBay を離れたのは、背中の手術をして会議などできない状態だったのが一番の理由ですが、会社は、マネジメントチームに任せても安心していられる段階に達してました」(現在でもeBay の大株主)


「パーティシパント社は社会企業です。社会の変化をつくり出す映画を作れると自負してます。財政的には、非常に厳しいビジネスですが、ダブル・ボトムライン(儲けと社会性の両立)で財政面に頓着しないのは、我々ぐらいでしょう」(だから成功する、ハリウッド映画で国民運動を起こすのはアメリカの伝統、大量消費文化は、こうして世界に広がった、ベトナム反戦運動もこれ)


「忙しいが、パーティシパント社の仕事に8割、2割がスコール財団と他の非営利団体の理事の仕事などをやってます」


「パーティシパント社を経営して数年たつので、後任を探す潮時かなと考えてます。プロに任せるほうがいいんです。自由時間が増えれば、未来を大局的に見通せるようになり、他の人ができないことがやれるでしょう」(また、社会を変えるために、次に何かやるんだ)


この雑誌では、「そして、21世紀はソーシャル・アントレプレナーの時代です」「”WE”の感覚をもったソーシャル・アントレプレナーシップ。。。」など、他の記事もある。”We”とは、”I”、”He”、”She”、They”でなく、Weという感覚のこと、アメリカでソーシャル・アントレプレナーというと、”We”のフィーリングだというのは、わかる。


GQは、知らなかったが、男性向けビジネス・ファッション・ライフスタイルを提案してる総合雑誌、7月号が38号なので、3年も続いてる月刊誌である。1957年に米国で誕生したらしいが、世界11カ国に進出しており、日本ではGQジャパンが発刊。Gentlemen’s Quarterly の略で、愛読者をGQ MEN と言う。


どおりで、アメリカ情報が良質で、スコールについてアメリカではこう報道されてるのか、よい特集なので、お薦めです。580円と安い。

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オホーツク圏の産業振興

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北見市、北見信金、釧路公立大学、北見商工会議所、地元の建設会社、食品加工会社など17社・団体は、オホーツク圏の産業振興 に乗り出す。


カーリング体験などの体験観光、ハーブ畑や北見ハッカ記念館を観光資源とし、海外客を誘致する。また、北見産のたまねぎを使った健康食品の開発にも取り組む。さらに、農業分野ではIT機器を利用して農薬の投入量などを管理する精密農業も開発する。

今年の前半が検討期間で、後半から事業化に着手。


これも地元発の新しい産業政策である。ここでは、三つの例を紹介したが、今年からこういうのが急に増えてきた。公共投資依存経済から大反転する現象である。


中央官庁が作った雛形をコピーする金太郎飴型でないのがすばらしい。また、自治体が主導するのでなく、ステークホールダーがパートナーとして結ばれるのも新しいことである。地域の特色が入っているのもよい。


これまでなかった新種の産業開発で成功を願いたい。成功にはコツがあるが、社会起業家の存在が重要である。極言すれば、たった一人の社会起業家が出現すれば、この類のプロジェクトは成功するのである。

沖縄「エタノール特区」

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地域の特色を出した産業づくりがこれである。米軍再編の見返りに、二階経済産業相が言い出し、小泉首相も賛成し、特区を申請するよう県に働きかけてるらしい。


揮発油等品質確保法が認めてない混合濃度3%を超える燃料の販売を認めたり、燃料への課税を減免したり、混合濃度10%程度の燃料に対応できる自動車の開発を行う内容である。


すでに、普天間の移転先の名護市が、「情報通信・金融特区」に指定されているが、絵に描いたもちで、これよりもずっと現実的である。県の発意でないのがおしいことだが、沖縄の産業振興にはいいアイディアである。


エタノール車の普及は、欧米に比べて、ずいぶん遅れている。そこで、サトウキビを原料にしてエタノールを増産し、県内で消費する自動車燃料の大半を混合燃料で賄う地産地消を目指すそうだ。


ガソリンよりも高くなる分は、そこだけ補助すればよく、公共投資による建設工事よりも安くすむ。エタノールを開発した技術は、本土でも役にたつので、いろんな企業の沖縄投資も期待できる。


沖縄は、公共投資と基地経済に依存した経済で、20年も前からそこから脱皮したいと心ある人はいっていた。リゾート産業の復興には成功したが、それだけでは足りない。ITでは、コールセンター事業が起こってるが、思ってたほどではなかった。そこで、エタノール産業をつくるのだが、本格的な地域産業振興の印象が強い。


沖縄では、80年代以降サトウキビ畑を壊し、リゾート開発が進んできたが、それを反転させ、沖縄の風土に合った産業開発を行うのは自然なことで無理がなく、成功させやすいプロジェクトである。


琵琶湖の湖岸では、昔の環境を取り戻すために、アシ、ヨシ原を復活する市民運動があるが、これもエタノールの原料になる。エタノール車が普及すれば自然環境も修復する。


バイオマスエネルギーや環境修復、農業の再生は、どれも社会起業家と縁が深い。このプロジェクトにまだ社会起業家の姿は見えないが、きっと登場するだろうと思う。これからの地域産業は、社会起業家がつくるのだ。


前回、地域で独自に成長戦略をつくるようになってきたと話したが、この例がそれである。山梨県南アルプス市では、商工会が主導し、フルーツで観光振興 を始めることにした。実行委は、市や農協の職員、ホテル・旅館経営者、農家、漬物製造の社長、菓子メーカーの専務など。


この夏には、家族連れの果実狩り体験ツアー、都内の働く女性向けに果物を使った菓子の試食ツアーを開催、地域の菓子業者と連携し商品開発をも進める。


ここは、南アルプス東麓の4町2村が、2003年4月に合併してできた。さくらんぼ、ぶどう、ももなどの産地で、市は「フルーツの郷」を標榜してる。


プロジェクトのステークホールダーは、商業者、観光業者、農家、加工食品会社、市や農協など、横断的に大変広い。また、昔なら農林省や厚生省の施策があり、それを市が主導するやり方だったが、商工業者が主導し、それに市がパートナーになる(もうスポンサーにはなれないから)というのが新しい。


こういう関係のプロジェクトは、最近、新聞の地方版でときどき見かけるようになってきた。疲弊した地域経済の自発的な自律反転の動きで、地方でも創造の動きが始まった。


甲府のイベント会社が事務局をやるせいか、当座観光客誘客のイベントをやるが、それだけにとどまらずに産業振興にして、新産業を起こすところまでやると成功である。


シリコンバレー、ロスアンジェルス南のハイテク素材、アムステルダムの花、北イタリアのファッションなどの栄えてる世界の産地には、「競争と協調」が同居しており、この微妙な調合が成功のコツだと経営学は教えている。協調の場所は、倉庫や物流、製品の共同研究開発、産地の広報などであるが、企業ベースでは競争が行われる。


南アルプス市のようなプロジェクトは、旧来のやり方なら協働組合事業方式、10人の幹部の全員の賛成がないと進まない、でなく、こういう調合の舵取りをやるのも社会起業家の仕事である。数人の起業家精神の持ち主が、ステークホールダーを統合し、ドックイヤーで進むようなことになればいいのだが、そこまではまだ考えてないようだ。


あとは、プロジェクトを進化をさせればいいので、ブレークスルーして欲しいと願う。

経済成長戦略大綱

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自民党は、6月の「骨太の方針」に、新経済成長戦略 をのっけるようです。昔から、政府は、新成長産業政策をつくって育成してきましたが、20年ぶりぐらいに、その政策に戻るのです。


大企業もリストラが終わり、今年から成長戦略に転換してきました。自治体でも、地域独自の地域成長政策をつくる時代になってきてます。


昔は、こういうこと通産省の得意な仕事でしたが、10年以上やってません。他省の官僚から、なぜ、通産省はやらなくなったんだろうと聞かれたことがありますが、通産省だけでなく、他も元気がないので仕方ない。官庁じゃなく、自民党がやったっていいんです。


そうした点で、今年は転換点の年です。


問題は、成長分野が、どこかということ。大綱が想定してるのは、観光や農業、教育、社会福祉サービスですって。もちろん、情報産業は、入ってるのでしょうが、それ以外ではこんなところです。


私も、これからの成長産業について、ずいぶん考えますが、昔の相似形ではもうない。だから、過去の成長産業と全く違い、成長のさせ方や担う人は違います。


これからの成長分野の特色は、社会性が強いビジネスだという所にあります。こうした所では、収益第一主義、株主第一主義なんてできません。だから、新産業を担う先も変わり、社会起業家や社会企業がつくり出すんです。


私は、社会起業家が日本の総生産額の2~3割をつくり直すなど、おおげさなことを言ってますが、それはこういうわけです。


ここがツボです。この辺りのことが、政府のプランに抜けてますが、まだ、そこまで頭が回らないんでしょう。面白い時代になってきました。時代よ速く進めです。


日曜日の午後、慶応三田キャンパスで東京SVPの月例会があり、久しぶりに出席しました。


30人ぐらいが参加、テーマは、慶応Bスクールの博士コースにいる国保さんが、ソーシャル・ベンチャーのケースメッソードをやるために、(株)いろどり(徳島県上勝町、過疎の老人が葉っぱを集め、「つま」として販売してる有名な第三セクター)をケーススタディしてますが、それを聞いた後意見を出し合って価値を付加し、コンテンツを一層磨く会でした。


(株)いろどりは、2003年度のソフト化経済センターのソフト化大賞を受賞した先で、このとき、上勝町長やいろどりの中心人物横石さんなどと話し合ったことがあり、縁があると思って出席しました。受賞式での受賞者トークは、ここにあります


Bスクールのケースメッソードというと、トヨタ、ソニー、花王。。。ときますが、国保さんは、ソーシャル・ベンチャーも今やBスクールで教えるべきことと、チャレンジしてます。こんなことやってるのは、Bスクールで国保さんだけらしい。


この心意気にこたえて、いろんな分野の若い専門家、起業家だったり、大企業に勤めてる人だったり、コンサルタントだったりが参集し、ケーススタディを磨きました。


国保さん、時代の先端をはしっており、かっこよかった。


こんなソーシャルベンチャーのケーススタディが、Bスクールに数十ストックされるのはいいことです。第一号が始まらなければ数十にはならないのですから、国保さんの一号をつくるぞという心意気には、拍手を送りたいと思いました。


経営学部やBスクールで学んでる学生で、同じことを考えてる学生は、たくさんいるので、他の大学でも似たことをやったらどうでしょうか。大学を組織として横断的に結びつけるのは、やらない方がいいですが、同じ関心のある学生どうしが、個人で横に結びつくのは、ネットの時代、簡単です。


そうすれば、1年もすれば、あっというまにケースが集まり、皆で使えます。こういうの教授はやらないんだから、国保さん、ジャンヌダルクのように、「フォローミー」と叫んだら、続く人が出てきて面白くなるのに。

グーグルのブック検索

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新聞に、グーグルが日本でも本の検索サイトを今年から始める準備を始めたと出てたので、アメリカのサイトで、本の検索をやってみました。


検索ワードが載っているページが出てくる仕掛けですが、「Social Venture 」と「Social Entreprenure 」 の二つのワードで検索してみました。出てきたページは、前者が92,700冊、後者が30,500冊でした。


Social Venture では、「Social」があるページ、「Venture」があるページが、別々に出てくるケースもあり、こんなに多い冊数になってしまっており、言葉がつながってるページ、これが狙いですが、半分ぐらいでした。

このあたりはいまいちですが、これは、目次で見分けられますので、見分けて使えばいいので、たいした問題ではありません。


それにしても多い冊数で、この二つのコンセプトが、アメリカで普及してるのがわかります。


「本を斜め読みする」というのがありますが、これ、ページの斜め読みができます。ある分野に絞って、数十冊の本を読むことがありますが、このときにやってるのは、欲しいページのページ読みで、本を初めから終わりまで読んでいるわけではありません。前に、ユダヤビジネスの本を書いたときは、このやり方で200冊以上の本のページ読みをしたことがありましたが、こうしたやり方にぴったりのサイトです。


本を使って知的な作業をしたり、調べごとをやるのは、ページ読みの作業ですが、グーグルのブック検索サイトは、これにぴったりです。


英語を読むのがしんどいので、英語ではもうあまりやる気がしませんが、年末あたりに日本語の本で検索サイトが登場すると、使い勝手のよいサイトになり、これをうまく使って、知的活動の生産性を上げることができます。


こういうのが、うまく使えるか使えないかで、知的活動の差がでちゃいます。日ごろから、似たことをやっていた人には、重宝するのは確かです。所得格差、地域格差、出自格差、学歴格差。。。が話題の時代ですが、加えて、知的活動の生産性格差が生まれる時代になってきました。

ケシの花(2)

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前回、東京都薬用植物園のケシの花のことを書きましたが、再び見に行きました。満開の少し手前ですが、群生してる姿は、予想外に立派で、きれいな花でした。


二重の柵で仕切られた中で栽培してますが、開花のこの時期は、外側の柵が開けられ、見やすくなってます。中年の女性と若い男性の二人が、写生したり、中高年の数人の団体がいくつか訪れ、初めて見る花に、みんなはしゃいでました。


昔から、その覚醒作用で人を引き付けてきましたが、花の美しさでも引き付けたに違いないと思いました。