【第3回:女の子の居場所、そしてふたりのこれから
テーマ:ブログ3週にわたってお送りしてきた対談も、遂に最終回。ケータイ小説『天使がくれたもの』原作者・Chacoと、その映画版主題歌『天使がくれたもの~It’s Only Love~』でデビューを果たしたシンガー、YVE。女性ならではの視線で盛り上がった女の子トーク、そして今後に向けてふたりが読者やリスナーに届けたいメッセージ。感じてください!
(取材・文:奥“ボウイ”昌史)
【第3回:女の子の居場所、そしてふたりのこれから】
YVE 私がこの歌を歌うって決まったときに、街角調査的に友達に“『天使がくれたもの』知ってる?”って聞いてみたんです。そしたら、女の子たちはほとんど知っていて。同性の同年代の人から反応があるのがすごく嬉しくて。
――同性に支持されるその感覚ってなんなんでしょうね?
Chaco 女の子から好かれると嬉しいですよね~。やっぱり自分の居場所っていうのは女性の中にあると思うんですよね。そこに自分の居場所があるんやって思うと安心感があるし、未来が見える。…自分の居場所がなくならない感じ?
YVE すっごいわかる(笑)。
Chaco “自分がそこにいるんだ”っていう感覚…女の子って実は恋愛の居場所より“本当の居場所”が欲しかったりするんです。家でイヤなことがあっても、恋愛でイヤなことがあってもそこがある。一番固い絆が女の子の絆だと思うんです。中には好きな男の子がおっても、このまま友達のままでおりたい、っていう子もいると思うんです。付き合いたいけど、付き合って別れてしまったら、もう二度と元に戻れないかもしれないから…。そう思ったら、女の子同士の友達関係は“永遠を見られる居場所”なんです。だからこそ女の子に好かれるっていうことがすごく嬉しい。逆に男の子やったら同じように男の子から好かれてる方はカッコよく見えますよね。
Chaco的には異性から好かれるのもうれしいとは思うんですが、どちらかというと同性に好かれるほうがうれしかったりします。
YVE そのとーりです(笑)。女の子のほうがイイものはイイ、ヤなものはヤだってすごくハッキリしてるから。興味がないものは応援しないし、でも好きだったらすごくいいって言ってくれる。同性だったり同年代に“応援します”とか“感動しました”って言われると、ホントなんだなってすごく感じられるんですよね。
Chaco もちろん男の人にもちゃんと伝わってると思うし、男の人も好きになってくれたらありがたいし嬉しいです(笑)。基本はきっといっしょやと思います。ホントに共感しないと女の子は好きって言わないと思うから、ね。
――そう考えたらおふたりとも、すごく力強い読者さんでありリスナーさんに支えられてますよね。作品できちんと評価してくれた関係があって。
YVE 映画から入るなり、本から入るなり、CDから入るなり、『天使がくれたもの』の世界全体を通して、耳にしたり目にしてもらえたら嬉しいです!
――それでは最後に、今後の予定であったり、こんなことをしていきたいみたいな展望があれば、それぞれ。
YVE 今回は『天使がくれたもの』という素晴らしい作品に参加させていただいたんですけれども、YVEとしては聴いてくださる方の思い出だったり生活の中の、それが1%でも99%でも、“一部になりたい”というか。私が小さい頃から、失恋したときとか、楽しいときに聴いた音楽って、今聴いても全部の思い出がすぐに走馬灯のように甦るんです。それこそ映画のような、エンドロールの曲のような。耳の記憶ってすごく強いんだなって感じる。今回の『天使がくれたもの』も、聴いてくれる人の悲しい場面かもしれない、嬉しい場面かもしれない、いろいろな人たちの思い出の中の一部になって、そのときに少しでも背中を押せたらいいなって。聴いてくれる方は私の家族というか…むしろYVEがみんなの家族、一部になりたいって強く思っているので。そんな歌を聴いてもらえるアーティストになれたらと思います。
Chaco まず今回の『天使がくれたもの』のYVEさんのCD買ってくれた方は、そこから映画を観てもらったり、本に戻ってみたり、改めて“素直になる、後悔しない”ってことを思い出して前に進んでもらえたらうれしいです。本を読んでくれたときはそう思ってくれてると思うんですけど、普段普通に生活してたら、やっぱり気持ちが薄れていくと思うんです。あのときあんだけ思ったのに、ちょっと経ったら後悔するようなこともすぐしてしまうし、気が付けば素直になってなかったりするし…。改めて思わないとできないことやと思うんですね。なので、CD、映画、マンガ…『天くれ』はいろんなかたちになってるんですけど、ホント違和感なく見聴きしてもらえたらいいなと思います。書籍を知らなくてもYVEさんの歌を聴いて、“私CD聴いてから本を読みました”みたいなメールももらえたらいいなって。“素直になる、後悔しない”ってメッセージが伝われば嬉しいです。
――本日はどうもありがとうございました!












