CDS Lab. 子ども発達支援研究所

臨床心理士の江口 ゆかりです。
子どもの発達支援のために、豊田市や名古屋市を始めとした愛知県全域にて活動しております。
療育を始めSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)等のプログラムを提供し、子どもたちの「生きる力」の育成に尽力しております。

バラ子ども発達支援研究所についてバラ
子ども発達支援研究所 所長/臨床心理士の江口ゆかりです。

愛知県全域(主に名古屋市、豊田市付近)で、発達障がい、またはその疑いのあるお子さまや発達に凸凹のあるお子さまのためのトレーニングを主とした活動をしております。


具体的には、療育やSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)、ヴィジョン・トレーニング、感覚統合セラピー、プレイセラピーなど幅広いプログラムをご提供しております。


また、その他心因性疾患や不登校、思春期問題等のあらゆるお子さまに関する問題を解決に導くために専門知識を用いてサポートさせて頂いております。



バラお子さまをもつ全ての保護者さまへバラ
「お子さまのために今できること」が何であるのか。

多くの保護者さまが一番心に留められることではないでしょうか。


「子どものために今できること」
「子どものために今してあげられること」


お子さまが今よりもっと素敵に変われるか否か…

実は保護者さまが変われるか否かにかかっています。

保護者さまがもっと素敵に変わろう、変わりたいと思った瞬間虹

この瞬間から、お子さまが今以上に素敵に変わり、輝くチャンスが到来します。



私たちとともに、お子さまのために何ができるのかを模索し見つけていきませんか?

お子さまと保護者さまがもっと素敵に変わるためのお手伝いをさせて下さい。

いつでもご連絡をお待ちしております。


                 子ども発達支援研究所 所長/臨床心理士 江口 ゆかり


テーマ:
個別コース@栄校・藤が丘校

3月第3回目の個別コースです。

春の三連休の中でのトレーニングとなりました。

非常に暖かい日が続いております。

あるお香屋さんで、素敵なディスプレイを発見しました。

「春探」の掛軸とお花。

これからいろいろな春を私も感じてみたいです。

 

クリップ中学生以上のお子様

・会話中のノンバーバル表現について

会話をしている時には言葉での伝えた方も大切ですが、それ以上に表情や態度といったノンバーバルな言葉でない表現も大切です。どうしても、伝えることばだけにとらわれやすい生徒さんですが、本日はうなずきやあいづちといった態度を意識して取り組んでもらいました。今後大切な内容を聞いている時にこそ意識してほしい内容です。

 

クリップ小学校高学年のお子様

・金銭的なトラブルでの断り方

以前お金と同等の物でのトラブルでは、あっさりとその物を友だちに渡してしまう事があった生徒さんです。今後進学するにあたって、金銭的なトラブルは起こりうることですので、その対応についてはしっかりと取り組んでもらっています。本日は以前の学びの振り返りとさらに物と物での交換を促す場面での対応を実施しました。

以前であれば、あっさりと友だちの頼みを聞いてしまったり、お金と同等の価値を意識しない行動を行っていましたが、今回はしっかりと根拠をもって断る事が出来ていました。

どうしても、最後の結論を曖昧に表現してしまうことがありますので、最後まで明確に伝える事を指導しました。

 

クリップ小学校中・低学年のお子様

・ゲームでの勝敗

それぞれの立場の友だちに合わせた関わりについて取り組んでいる生徒さんです。今回は、あるゲームで勝敗がはっきり分かれた友だちそれぞれに対しての声掛けを行いました。

勝ちにこだわる生徒役の講師に対して、負けてしまった子の気持ちを伝え態度を振り返る言動を促せるか、負けてしまった生徒役の講師に対して悔しい気持ちを共感できるかがポイントでした。負けてしまった生徒役の講師に対しては共感的な声掛けが出来ていましたが、勝った生徒役の講師に対しての声掛けが苦手でした。まずは思っていることをしっかり伝えていく態度にも意識することを指導致しました。

 

・共通点を捉える

どうしても目の前の情報だけで判断をしたり、物事を捉えてしまいがちな生徒さんです。

それぞれの共通点を探そうとすると、目の前で気になったことからなかなか意見を展開させることが苦手です。視覚的情報にとらわれやすい傾向にあるのですが、だからこそ、実物を見ながらその共通点を考える事を行いました。そのうえで、分かったことを見やすく一覧表にしました。共通点を捉え全体的な視点を持つにはまだトレーニングを重ねていく必要があります。

 

・友達への断り方

友だち同士手での断りにくい場面についての対応を実践している生徒さんです。友だちから無理に頼まれると、それが良くない事とわかっていてもついうなづいて要求をのんでしまったり、黙ってしたがってしまいます。黙るということが相手に「どんな選択でも良いよ」と一任してしまう事にもなりかねないことを伝え、まずは自分の考えをしっかり言葉に出していく事を指導しました。どうしても正解を言いたいという思いが強い様です。正答にごだわらずしっかり意思表示をしていく事を取り組んでいます。

 

・書字についてのルール

どうしても同じことを書く書写や漢字の書き取りが苦手な生徒さんです。完璧に出来た書写のイメージがあるのか、少しでもその理想と違うとせっかく取り組んだ物も全てゼロにしてしまうことがあります。生徒さんの気持ちも理解しつつ、ですがせっかく取り組んだことをなしにすることのもったいなさについて、まずは生徒さん自身が受け入れ折り合いをつけていく必要があります。あえて、書字についてのルールを講師と考え、ルールを徹底していくことを今後取り組んでいきます。

 

クリップ幼児さん

友だちとのやり取りについて

本日は大好きなブロック遊びでのルールについて取り組んでもらいました。どうしても大好きなブロックだと、形にこだわり、そのブロックのやり取りでトラブルがおきやすい様です。

ブロックでのやり取りで、友だちがどんな気持ちになるのか、自分はどうすればよかったのかを講師と共に考えました。友だちとのやり取りでついつい我慢をしてしまいがちな生徒さんですので、まずはしっかりと自分の気持ちを言葉で伝えることをトレーニングしました。

 

・ごっこ遊びでのルールについて

友だちと戦いごっこなどのごっこ遊びが好きな生徒さんです。ごっこ遊びはとても好きなお子さんが多いのですが、だからと言って無理に友だちに強要したり、その遊びを押し付けることは楽しく遊べるルールではありません。ごっこ遊びが好きだからこそ、苦手な子の気持ちを考えてもらい、その苦手な子とはどんな遊びをしていくかを講師と考えました。

まだまだ自分の好きな気持ちを押し通しがちな場面がありますので、このテーマについては繰り返しのトレーニングをしてきます。

 

・2音の物を絵と文字で一致する

自分の欲しい物を指さしで示す行動が増えてきた生徒さんです。講師と共に本日は2音の音のものを絵と文字でセットにしてとらえていく関わりをメインに行いました。

どうしても言葉を促す関わりを苦手とする生徒さんですので、まずは生徒さん自身が興味をもつテーマから関わりを深めています。繰り返し視覚的な情報と声での情報を伝え、それぞれの情報が同じものを示していることをまずは理解してもらう関わりを続けます。

 

・欲しい物を前にした時の対応

自分の欲しい物が目の前にあると、周囲の状況を気にせずにその物に走り寄ってしまう事が多い生徒さんです。周囲の安全や自分の安全を守るためにも、安全なルートを選ぶ必要があります。本日はその安全なルートの選び方について取り組んでもらいました。

始めは最短のルートを選ぶことが多かったのですが、それだと友だちとのトラブルや事故がおきやすいことに気づきました。少し遠回りでも、自分や他の子のために安全なルートを選ぶことが出来てました。この調子で安全なルートでの危険回避を身に着けていきます。

 

・話をしている時の態度

就学に向けてのルールを身に着けている生徒さんです。どうしても講師が説明をしているのに、自分が気になると説明をさえぎって発言をしてしまうことが多々見られました。衝動をこらえる事が苦手な様ですが、まずは話を聞くルールを明確にし、そのルールを守ってこそ楽しく取り組みが出来る事を体験してもらいました。

今後就学後に、話を聞く姿勢は多くの場面で求められます。まずはしっかりとその姿勢を身に着けていくことを徹底していきます。

 

冒頭にも書きました様に、大変天候の良い連休に恵まれました。

お子さま達の中には、卒業や卒園で早くも少し早い春休みを堪能されている生徒様もいらっしゃいました。

また、お休みの時期だからこそ、2コマの少し長めの療育にチャレンジされ、普段とは違う内容に挑戦している生徒様もいらっしゃいます。

春はチャレンジの時期でもあります。

新しい事、今までとは違うことにも取り組むには良い時期ではないでしょうか。

個別コースではスケジュール的に余裕がある時間枠もあります。

是非療育を始めてみたい方や気になっている方はまずはお問い合わせをしていただければ幸いです。

 

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集団コース@豊田校
 
3月第3回目の講座。
毎回書かせていただいておりますが、ここ最近一気に寒が戻る日があり、そんな折ニューヨークのドカ雪非常事態のニュースを観て驚いた一週間でした。

コートはいつになったら片づけられるのだろうかと思う今日この頃です。

#春がなかなかこないDASH!

小学校高学年/中学生コース
●SST/ATの融合プログラム
昨年から引き続き、講師による劇を観た後に劇全体の集約、さらに登場人物の心情を汲み取り、課せられた課題について思考し、講師相手にロールプレイし、さまざまな力を培っていくプログラムです。
3月全3回の評価テストを実施しております。
~テスト内容~
①困難場面で冷静に対処するスキル
②断るスキル
③2者間の仲裁
第3回目の最後の評価テストとなります、「2者間の仲裁」についての評価テストを実施しました。

過去一番難しいテーマとなりました。

高学年も頭を抱えるテーマであったと思います。単なるケンカの仲裁ではなく、ケンカをした(講師)両方にそれぞれ非があり、その非をきちんと説明し、その後どのような行動を取ればよいのかを提案するというスキルを求められました。

状況説明の際はどちらか一方に肩入れするわけではなく、淡々と悪かったところを説明していくことができました。その後の行動の提案については、講師側が当初想定していたものとは異なった提案も出てくることもあり、非常に興味深く彼らの新たなる一面を見ることができたと感じております。


●SST@search
本プログラムは、前回のプログラムで培ったスキルとして、意見をまとめ発言する力、皆で話し合い結論を導き出す力、優先順位を決定していく力を踏まえたプログラムとなっております。
個人で意見を出し、他者へ発信。皆で話し合い、重要なものを選別していくところからスタートします。そこからゲーム的な感覚で講師陣に質問をしていき(search)、最終的に必要としているものをグループ全員で探し当てていきます。
今回のテーマは「山」について。
話し合いは以下の順序にて進めさせております。
①自分を意見を考える
②全員で話し合いをする
③講師への質問を通して、答えを導き出す
④話し合いの中での自己評価
⑤講師からの評価と自己評価との比較及び意見を述べる
⑥お友だちの良い部分や心に残ったところなどをほめる

前回は平日コースのお子さまが入られたりと、集団メンバーが若干変化した高学年コース。初めて会う人々の中で発言するときは、緊張し、思ったように自分の意見を率直に発言することができず、残念な想いをする姿を見ることもあります。

今回は少人数であったため、一人ひとりの発言量が多くなりました。いかなるメンバーであっても伝えたいことはしっかりと伝えることができることが何よりも大切なことです。

 


小学校中学年コース①
●SST/ATの融合プログラム

二者間の仲裁をするということは、大人でも非常に難しいことだと言えます。今回生徒さんの中には、「喧嘩はやめてほしい」・「仲直りしてほしい」という思いはあれど、友だち同士の間の仲裁に苦慮している場面が見られました。どうやら片方の友だちの味方になってしまう、何故その行動が良くないと思ったのか友だちそれぞれの立場に合わせて複数理由があるけれど上手く伝えられないといった様子でした。それぞれの立場に合わせて、物を黙ってとるのは良くない、大切な給食費を使うのは止めた方が良い、友だちに感じの悪い言い方をするのは良くないといったことを冷静に伝えらるかがポイントです。
2者関係の中に入り仲裁をする場合、どうしても公平で冷静な立場が求められます。その微妙な立場でありながら、上手に相手が受け入れやすい言葉を言語化していく態度が必要です。逆に自分が入らないからこそ、客観的に状況を説明できている面も見られました。


●SST@search
グループの中で、それぞれの自分の得意不得意が明確化されてきました。そのため、「アイデアを考えるのは苦手だけれども、周囲と協調した行動がとれる」・「みんなのアイデアからリーダーシップをとって考えをまとめられる」と言った自分の得意な部分をそれぞれが意識した行動がとれています。話し合いの姿勢も、1人で解決することを意識するのではなく、グループとして協議することが出来ているからの結果です。今後の課題としては、沢山の意見が出やすくなったからこそ、複数の情報に惑わされてしまう点です。情報の整合性や確実な事をしっかり把握しながら整理していく力が求められます。

 


小学校中学年コース②
●SST/ATの融合プログラム

二者間の仲裁において、互いの言い分を平等に聞きつつも、俯瞰的且つ平等な視点でみていくことは不可欠です。

その点において、強めの口調の講師のほうには良くなかった点を伝えることは難しかったようでした。相手の物を奪うといった視覚的に見て分かる悪い点を把握し、指摘することはできますが、言い方や態度からそれを感じ取るのは容易にできることではありません。

自分なりに感じたことを、意見として相手に優しく伝えることはできるようになってきたので、今後は、会話の文脈から状況を読み取っていける力を身につけていきたいです。

●SST@search
話し合いの仕方はかなり上手になってきたと思います。思いついた意見はしっかりと発言し、仲間の発言にはしっかりと耳を傾けて、力を合わせて解決していこうという様子も見られます。

自己評価の仕方も慣れてきて、的確になってきました。自分を客観的に見つめるということに関しては成長を感じられます。

次のステップとしては、グループの他のお友だちの様子をしっかりと見て、良いところを褒めることができるようになれるよう外に眼を向けることです。今は、自分のことで精一杯で仲間に目を向ける余裕がない、あるいは友だちを褒めるのは照れくさいためか、発言をためらいがちですが、少しずつ抵抗をなくしていきたいです。

 

 

小学校低学年コース
●SST/AT融合プログラム

本日の課題において、双方に非があることを認識し、それらを説明することは大変難易度が高いことです。
そのため、多くのお子さんが、人の物を勝手にとってしまうという、比較的分かりやすい非についてのみ指摘する結果となりました。
しかし、もう一方の人物にも非があったことを確認をすると、納得することができていました。
難しい課題ではありましたが、説明する際の口調や話の順序など、今まで学んだことを活かし、一生懸命言葉を発する姿が見受けられました。
それぞれのお子さんの成長を実感したプログラムとなりました。


●SST@search
発言することが得意なお子さまが多く、本日も、大変活発な話し合いができました。
また、意見を述べるだけでなく、他者の発言に対する反応もよくできており、終始生き生きと話し合いを展開することができました。

低学年は話し合い後に相手を褒めることがこれまで難しい課題でした。
回数を重ね、少しずつ褒めることへの抵抗もなくなり、本日は全員がしっかりと相手を褒めることができました。
褒められると誰もが温かい気持ちになります。自然と相手を褒めることができることは、今後確実に役に立つスキルです。

 

 

3回の評価テストを終え、子どもたちの得手不得手を把握することができました。

むろん、得手不得手は各人により異なるため、次週は個別のような感覚で各個人に必要となるスキルを補てんしていき、今年度の仕上げとさせていただきます。

 

次年度は今年度得たお子さま一人ひとりの情報をまとめながら、彼らに必要なスキルを着実に身につけてもらえるようサポートしていきます。

 

 

 

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こんばんは、カズです。
前回に続きビジョントレーニングについて。前回も文章を読む際の眼の移動について簡単に触れましたが、少し書き忘れたところもあったので。

 

音読が苦手な子どもの中には、文章を読む際に、頭が動いてしまう様子が見られます。(他のことが原因の場合もあるので、それはまた次回以降に)

 

文章を読む際の眼の動きは、当然ながら上から下へと文章をなぞるように動かしていきます。
それがスムーズに行えないから、視点を変えるために、頭を動かしているようですが…

 

私たちは、文章を眼で追う中で、前の文字に視点を戻したり、先に読む文字を確認したりと複雑な眼球運動を無意識のうちに行い、正確に文章を読み、内容を捉えています。

このような複雑な眼球運動は、頭の移動では補えないため、上手く音読ができないと考えられます。

 

一度、お子さまが宿題などで音読をしている様子を観察してみてください。

・頭が移動する
・教科書と顔の距離が極端に近い
・よく行を読み飛ばしてしまう

 

これらが頻繁に見られると、文章を読む際の眼球運動が得意でないと推測されます。

なかなか集団の療育で行うプリントでは、補うことはできませんが、個別や宿題で出来るプリントなど用意していますので、申し出ていただけたらと思います。

 


ウチのアニマルスタッフたちは特に変わりなく元気に過ごしております。
少しずつ暖かくなっていくと、より過ごしやすくなるかな。

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個別コース@栄校・藤が丘校

3月第2回目の個別コースです。

少しずつ気温の方も上がり、最高温度が10度以上の日が出てきました。

だんだんと春が近づいてきているのを感じます。

道ばたに可愛らしい花の群生を見つけました。

春の訪れはもう間近です。

 

クリップ中学生以上のお子様

・エチケットマナー

今後大人になっていくにあたって、エチケットマナーは重要です。本日は自分の体の事についてまずは知ってもらう事を行いました。自分の体の事が気になるからと言って、周囲の目を気にすることなく体のあちこちを触ったり触れたりすることは避けた方が良い事です。

どの場所ではそれは避けるべきか、そしてどうしても気になる時の対処についても講師と取り組んでもらいました。今後行動だけでなく、発言においてもマナーを含めた対応を継続して学んでもらいます。

 

・スケジュール管理

学校生活、部活、お友達とのお付き合いと色々と忙しい生徒さんです。そのため、ラボに来るスケジュール管理もおざなりになってしまうことがあります。スケジュール帳を購入して、書き込む事はしても、そのスケジュール帳を持ち歩く事が苦手です。本日は、忘れない様に見やすい大きさにメモをしてもらい、スケジュールを把握しておくことをしました。程よい大きさや内容を自分で把握していくことが今後の課題です。

 

クリップ小学校中・低学年のお子様

・友達との約束に対して

本日は二人の友達の約束事が重なってしまった時の対応について取り組みました。どうしても、上手く二人の友達にその状況を伝える事ができず、後になって慌ててしまう場面がありました。どうやら、「伝える」という事にこだわりがある様です。まずは、一つひとつを整理してやるべきことを明確にしました。今回は1)約束が重なっている上での選択、2)相手を不愉快にさせない断り方、この2点を重視しました。2度目の講師とのやり取りの後は、落ち着いて自分の状況を言葉にして友達役に伝える事ができました。今後もトレーニングを重ねていきましょう。

 

・メモを取りながら考える

思い付きで色々と質問をしてしまい、論理的な思考が苦手な生徒さんです。前回の反省を踏まえ、まずは範囲を特定していく質問、そして質問から得られた解答からの具体的な質問を考えて貰う指導をしました。メモを取りながら、質問から得られた情報に「はい・いいえ」で答ええない質問を考えてもらうことで、論理的な思考をする事が出来ていました。

今回過去最短の時間で解答を導く事が出来て、生徒さん自身も嬉しい表情をみせていました。

 

・自分の得意な所を伸ばす

どうしても、正解でないと自信がないと黙ってしまう事が多い生徒さんです。まずは、間違いを恐れずきちんと言葉にしていくことが重要と考えます。せっかく思っていた事でも、言葉にしないと伝わらないものです。その時どうしたかったのか、どう言いたかったのかを講師と共に振り返りました。また話し合いでは、リーダーシップをとる事よりも周囲を上手く協調していく事の方が得意な様です。苦手な事に挑戦する事もたいせつですが、今回は自分の得意なポイントを把握し、その点をさらに伸ばす事を取り組みました。是非グループ時にも活用してほしい所です。

 

クリップ幼児さん

・卒園に向けての気持ち

卒園は嬉しいけれども、お友達との別れを感じて少し気持ちが落ち込んでいる生徒さんでした。どんな気持ちになったのか、友達とどんなことをしていた時にそんな気持ちになったのかをお子さん自身の言葉で話してもらいました。そのうえで、今後の残り少ない友達との関わりについてを講師とお話しました。別れるという事は誰しもが寂しさを感じる事です。その気持ちを感じる事が出来た事に成長を感じるとともに、その事を伝えるスキルが上がっていることに驚きました。

 

・自分の言いう事に従ってくれない友達に対して

どうしても自分の思いを通したい気持ちが強い生徒さんです。そのため、友達がその提案に「NO」という立場を取ると、怒ったり行動化をすることが見られます。自分の意見が通らない事に怒りや不満を持つことは仕方がない事ですが、それを他人に強要してしまう点が問題点です。お友達側の気持ちや今後その友達と仲良く付き合っていく為の事を考えての対応を講師と共に考える事を行ってもらいました。一度で体得するには難しい事柄だと考えますので、このテーマについては繰り返しの振り返りを行っていきます。

 

・自分の欲しい物を指さす行動

自分をしっかり見てほしい気持ちが強い生徒さんです。講師の手を握ったり、講師の膝の上での取り組みを望む事が多くなってきました。ご兄弟が生まれ、少し「自分だけを見てほしい」という気持ちがつよく表れた行動だと考え、生徒さんの気持ちを尊重しながら対応しました。本日は自分から欲しい物を指さしたり、講師の手を持って指示をする場面が見られました。

伝えたいという気持ちが高まっている表れだと言えます。今後も、生徒さん自身からの行動が促されるように関わっていきます。

 

物の取り扱い方について

先週は体調を崩してのお休みでした。その分本日調子を取り戻すのに少し時間を要した生徒さんです。体調が良くない時は誰でもあります。まずはしっかりと本日の予定していたプログラムを取り組んでもらい、気持ちを切り替えていくことをおこないました。また本日は物を触る・扱う時の対応について、もう1レベルアップした内容を取り組みました。今までは勝手に物に触らない、取り扱う事に許可を求める事を指導してまいりました。本日はその許可に対してきちんと言葉で返事をすることまでを含めました。やり取りはお互いの言葉がけが大切です。相手が「良いよ」と伝えてくれたことにきちんとレスポンスを返すことの大事さを学んでもらいました。

 

・順番に並ぶこと

就学に向けての取り組みを行っている生徒さんです。本日は学校場面でよくある、「順番」を意識した場面について取り組みました。今まで、手洗いをするといったマナー的な要素はきちんと取り組んでいましたが、生徒さん一人だけのペースに対応した取り組みでした。今後学校では、みんなで一斉にといった場面が見られます。集団として動くときに、どの様な行動を取るべきかを講師と一緒に学びました。学校場面で活かすことが多く出てくる場面と言えます。

 

3月の3連休や春休みも始まる頃で、お子さま達の中には、何となくそわそわとした雰囲気を感じられました。

また、春は別れの季節でもあります。

今までの友達との別れを感じて、情緒的に不安定なお子さんもいらっしゃいました。

4月の新しい生活に向けて、期待と不安で胸がいっぱいのお子さんが少しでも落ち着けるように、講師もサポートしていきます。

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集団コース@豊田校
 
3月第2回目の講座。
三寒四温と申しますが、寒が戻ったかと思えば春を思わせるような陽気となり、ゆっくりと冬から春にかけて変化していることを感じます。
良い春を迎えらえるよう、美しい桜を笑顔で愛でることができるよう、有終の美を飾れるような年度末にしていきたいです。
 

#春を待ちわびて…

小学校高学年/中学生コース
●SST/ATの融合プログラム
昨年から引き続き、講師による劇を観た後に劇全体の集約、さらに登場人物の心情を汲み取り、課せられた課題について思考し、講師相手にロールプレイし、さまざまな力を培っていくプログラムです。

3月全3回の評価テストを実施しております。
~テスト内容~
①困難場面で冷静に対処するスキル
②断るスキル
③2者間の仲裁
第2回目となる今回は②の「断るスキル」についての評価テストを実施しました。
断るスキルについては、過去かなり力を入れて実施して参りました。
評価テストを通して、子どもたちがそのスキルをきちんと習得できているのかどうかを見せていただく重要な場となりました。
テスト結果はレーダーチャートに出させていただき、フィードバックの折、保護者さまにシートをお渡ししております。

さて、高学年グループは前回に続き、今回も多くのお子さんが高得点をとることができました。ロールプレイにおける振る舞いはほぼパーフェクトに近かったです。得点は辛めにさせていただき、「強いて言うなら…こういう言い方のほうが良い」というレベルでの指導です。
スキルとしての習得ができているということを、私たちも感じることができた評価テストとなりました。残すところあと1回の評価テストも期待しています。

●SST@search
本プログラムは、前回のプログラムで培ったスキルとして、意見をまとめ発言する力、皆で話し合い結論を導き出す力、優先順位を決定していく力を踏まえたプログラムとなっております。
個人で意見を出し、他者へ発信。皆で話し合い、重要なものを選別していくところからスタートします。そこからゲーム的な感覚で講師陣に質問をしていき(search)、最終的に必要としているものをグループ全員で探し当てていきます。
今回のテーマは「誕生日」について。
話し合いは以下の順序にて進めさせております。
①自分を意見を考える
②全員で話し合いをする
③講師への質問を通して、答えを導き出す
④話し合いの中での自己評価
⑤講師からの評価と自己評価との比較及び意見を述べる
⑥お友だちの良い部分や心に残ったところなどをほめる
 
高学年の話し合いに関して、もはやみじんの苦手感も感じません。堂々とした話し合いぶりです。自分の意見もしっかりと言え、他者の良かったところもしっかりと褒めることができます。ほとんどヒントのない中で、推理しながら、また他のお子さんの意見から新しい意見を次々に出していける姿に頼もしさを感じました。


小学校中学年コース①
●SST/ATの融合プログラム
断るスキルは最も難しいスキルであると思います。
こちらのグループは断るということに、罪悪感を感じやすいお子さまが多い印象でした。断らなければならないことは分かっているのだけれども、断ったらお友だち(子ども役の講師)に悪い…という気持ちが大きくなってしまい、身動きが取れないという場面が見られました。そのため、相手に対してはっきりと断ることができず、あいまいな返事をしてしまう様子が見受けられました。
罪悪感と正義はセットなのだと思います。正義を通すにあたりそこに罪悪感は生まれてくるものです。自分の中に生まれた罪悪感の処理の仕方との向き合い方について、子どもたちには指導させていただきました。

●SST@search
話し合いが得意なグループなので、活き活きと自分の意見を述べる子どもたちの姿が伺えました。
自己評価と講師からの評価が似通っているお子さんが多く、話し合いにおける自分の姿を客観的に捉えることができるようになってきました。お友だちの話し合いでの様子もきちんと観察できるお子さんが増えてきて、良い面を褒めるということができるようになってきました。
 

小学校中学年コース②
●SST/ATの融合プログラム
以前「お母さんから預かった給食費を友だちから奢ってほしいと頼まれる」という場面を設定し、どのように断れば良いのかという練習をしたことがあります。
そのときのことをよく覚えていて、お母さんのお金だから使ったら怒られるという反応をしてくれました。「親からもらったお金を勝手に使ってはいけないよ」という前回の指導が活きたロールプレイを展開することができていました。
その後の「お金がだめなら、もので代替えする」という点に関しては、やはり強引に押されると仕方がないなという気持ちになり、従ってしまう部分は今後の課題です。

●SST@search
元来穏やかなお子さんが多いグループで、自己主張することへの苦手感を持っていました。ところが、最近の様子は誰か一人だけに頼り切るわけではなく、皆でその課題をのりこえようとしています。間違えたくないという気持ちがあるが故に自分の意見を述べることへの葛藤があったのだと推察しますが、今では間違えてもいいという新たな認知が確立されてきたのではないかと考えます。
認知の変容は難しく、頭が柔らかい低年齢であるほうが変容が早いと言われています。それ故、誤認知されたものを是正する作業は少しでも年齢の低いうちに実施したいものです。
 
 
小学校低学年コース
●SST/AT融合プログラム
いつも元気いっぱいの低学年グループは、断るというスキルはしっかりと身についております。しかし、目の前に出されたお菓子は欲しいのです。その欲しいという誘惑に打ち勝てないという課題は、単にスキルだけではなく年齢的課題もあるでしょう。
全体的には、お金を渡すということはダメだとよく理解できています。また、お金ではなく物で交換をするというアイデアにも上手く断ることができたお子さんもいました。一方で、物と交換するアイデアに乗ってしまったお子さんについては、お金と物が同じ価値あるものであるということを理解してもらうことが今後の課題です。

●SST@search
自己主張をすることは得意なお子さんが多いグループであることは素晴らしいです。課題点として、自己主張はするけれども、他人の主張を聞き逃すことがある点でしょうか。
今回は特に他者を褒めるという点を重点的に実施致しました。他者の良いところや感想などはしっかりと見聞していなければできないことです。自分の意見と同じようにお友だちの意見も大切にできることを子どもたちには理解し、身につけてほしいスキルです。
 
 
評価テストも2回目の実施が終了致しました。
次が3回目の最後の評価テストとなります。
これらの結果を受け、一人ひとりのお子さま方の得手不得手、習得すべき不足点等を私共スタッフはもちろんのこと、お子さま、保護者さまにも一目瞭然に理解していただけるかと存じます。
そして、それらを分析することにより、今後の方針を立てたり、集団の中の個への補てんをすることができるのです。
 
子どもたちにとっても大仕事の月となってしまいましたが、必ず彼らの力になることだと確信しております。
年度末もう一息、一緒に頑張りましょう!
 
 
 
 
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