New York art fair

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昨年は、皆様からのご支援を賜り、伊勢志摩サミットでの役割を果たすことができました。その後の夏のニューヨークでの個展は高い評価を得ることができました。これもひとえに皆様の応援のおかげです、心から御礼申し上げます。

そしてこの度、今年の3月2日から5日までニューヨークのチェルシーで開催されるアートフェアへ推薦をいただくことができました。

 

私は心を元気にしてくれた音楽の詞で言葉の力を知りました。それから自作の詩を作るようになりました。そして詩文書に出会い、自作の詩を筆で書くという出力の方法と出会ったことで、想いは溢れ、その詩が、あるとき翼のかたちになりました。その翼はキラキラと光っていました。書で、言葉で、作品で、世界をより幸せにできたらどんなに素晴らしいだろうかと思いました。しかしその活動は、綱渡りの連続で奇跡に奇跡の連続でした。いつしか今生きている不思議を感じるようになり、支えてくださる方々の尊さと、地球に注がれている愛の尊さに気がつき、生かされていると感じるようになりました。そして感謝するとはどういうことか知りました。そしてそれらは全て作品に反映されてゆきました。この芸術活動は皆様から育てていただいたようなものです。この活動を今こそ世界に届けたいと思います。

 

世界にはそれぞれに様々な価値観があるので、その分、問題もあります。しかし、ひとりひとり、国や地域で違いがあるからこそ、世界は面白い場所で、今を生きていることがどんなに素晴らしいことであるかということを感じていただきたいと思っています。それぞれに何か足りないまま、そのままの姿で調和する時代がきたことを伝えたいと思います。いま存在している平和で奇跡的な世界に感謝することで世界が本当の平和を歩み出す時がきたことを告げたいと思います。この世界に本当に感謝をして心を開いたとき、そこにはいつも愛が注がれていて、その愛を素直に謙虚に受け取ることで、さらなる感謝が生まれ、その愛と感謝の力で地球はさらに生き生きと廻り始めます。その心を開く鍵となる作品を世界に向けて発信したいと思っています。

人類の意識は少しずつ進化していますが、今、もう一歩というところで、試されているときです。全ての人がどんな世界にしたいのか、どんな世界を選ぶのか問われています。世界を決めているのは、どこかの誰かではなく、ひとりひとりの意識であることを感じてもらいたいと思っています。アートにはその力があります。芸術は時代の鏡です。人によっては、アートはわからないものなのかもしれません。しかし、そのわからないという感覚こそは大正解です。この世界自体が謎めいていてわからないものだからです。わからないところをわからないままに表現できるのもアートの強みです。踏み出したことのない一歩を踏み出すのも芸術の役割です。芸術作品にはこの世界の謎や真実が美に変換されて現れてくるので、そこからインスパイアされることが沢山あり、多くのイノベーションが生まれています。そのことにニューヨークという街は気が付いているので、生き生きと輝き続け、まるで世界の文化の集合意識のようになっているのです。そこに日本で育てていただいた集合意識も混ぜ込み、新しい世界の第一歩を踏みだすためのひとしずくにしたいと思っています。

これから地球上に生まれてくる新しい命たちに、希望に溢れた世界を感じてもらうため、人類の可能性を信じてもらうため、地球の輝きを次の世代につなげるため、この命の役割を果たす覚悟を決めました。

 

 参加するアートフェアは、「Scope New York」という、最も新しい表現をする新しいアーティストの作品を紹介するフェアです。出展を決めたのは、アートの原点を感じる古代からの手法や受け継がれてきた伝統と新しい表現を融合させた表現こそが最も新しく、いま最も地球に必要な表現であると確信しているからです。古くて新しく未来へとつながってゆく表現で、次の時代の潮流を生み出したいと考えています。

そして、書特有の白があるからこそ黒が活き、黒があるからこそ白が活きるという、白と黒の空間が調和する世界観で、全ての事象に陰と陽があり、物事はそれをどのようにとらえるかで絶えず変化しているので、捉え方次第で悲しみはいつでも終わらせることができ、平和はいつでも生み出せることができることを伝えたいと思っています。そして光も影も表裏一体でそのどちらもが地球にとってかけがえのない存在であることを感じていただきたいと思っています。

 

芸術活動を続けることができるのはこれまでに出会った皆様のおかげであると、心の底から感謝しております。出会えた奇跡と必然に感謝し、皆様の心と一緒に、世界を開く希望となりますよう命を尽くします。時代やテクノロジーがどれだけ進歩しても失うことのない大事なこころが世界中に届きますよう、これからもお力添えをいただけましたら幸いです。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

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