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2014-07-28 05:22:48

血祭り

テーマ:ブログ



夏と言えばプール!


という発想が無くなったのはいつからだろう



自ら望んで、楽しみにしていたのは高校1年の時が最後だ


その日を境に行かなくなったように思う




そしてその日の出来事は凄く印象に残ってるんだよね




違う高校に通う中学の時の同級生に誘われて片道2時間ぐらいかかる


静岡県内のプールに行った




女子3男子3という


集団デート的なノリ


僕からしたら6人中5人は はじめまして状態で


当時すでにギター背負って通学してたのもあって


田舎の独特な情報網により


紹介してほしいという女子側の要望が叶った形だったんだけど


なんていうか


ごめんね


すごく下世話かもしれないけど


好感度下がるかもだけど


女子3人中2人が不美人だったの


でもね男ってやつは


しかも思春期真っ只中、性欲が表面張力状態の年頃の男ならこと更に


与えられた最悪な状況の中でも


なんとかモノにしようと足掻くものなんだが


その気持ちすらわかなかったんだ



唯一かわいかった


唯一と言っても比較的ね


かわいかった子は


もう一人の男子といい感じに仕上がってて


周りが盛り立てて「くっつけようぜ!」的なノリがヒシヒシと伝わってくるんだ



だから僕にとって


その日、一日は


男女という関係性に1mmのメリットもデメリットもなかったんだ



が故に


僕の興味は波のプールだ


もっと近くにもプールはいくらでもあるのに


わざわざ片道2時間も移動するのにはちょっとした理由があった



そのプールの波のプールは


本格的な波が約5分おきに


まるでF1レースのスタートの時のような


カウントダウンと同時に起きて


ボディーボードが出来るという本格的な


「波のプール」だったんだよね




あ・・・



ごめん



いい?



ちょっとだけいい?




思いついても言わないのが若者の証かもしれないが



並じゃない!波のプールね!!!



あああああああああああああ



すっきりしたわ




なんだっけ



そう兎に角


ほぼ初対面の輪の中で


捕まえたい魚がいないのなら


波のプールを


ボディーボードを楽しむ事に全力を捧げるしかない


そして人生初のボディーボード


レンタルでボードを借りていざ!波のプールへ


もうね、一回波が終わると


みんないい場所取りに必死で 


殺気立ってるの



理由はすぐに分かった


中途半端な場所で波を待ってると


先に波をつかまえた連中が頭の上を滑降していくの


下敷きにされちゃうの


だから皆


誰よりも奥へ


誰よりも真ん中へ


スタンバって


波を待つの


待ってる間も


最前争いのバンギャルばりに


ひじでガシガシ


自分の場所を主張しあい


譲らず状態!





暗黙のルールも理解し


だんだん波に乗れるようになって楽しくなってきた頃


事件は起きた。




一応6人で出かけてるんだから


比較的近い場所にかたまってたんだけど


2/3の不美人の一人が


思いっきり


引くほどの


鼻血を出し始めた


波の中で


まぁもみくちゃにされたんだよね



とりあえず皆でプールから上がり


椅子に座らせた


僕の見立てとしては


血の量は確かに多かったけど


鼻が曲がってるとかでもないし


すこし横になってれば平気だろ?


って思ってたら



唯一の美人が言い出した


もう上がろう!帰ろうよ~


絶賛両思い計画中の女子は


迷いなく友達思いな女を演じきった


絶賛両思い計画中の男子は


そんな彼女を心からいい子だと思ったに違いない


その意見に同調した


が当の本人は


「いや・・・ほんと大丈夫 皆プール行って!私ちょっと休めば大丈夫だから!」


僕も思う


「いや!ほんと大丈夫だから!ここで帰ったらこいつも気まずいだろうし!」


思うだけで言い出せる空気はまったくなかった






集団の不思議だよね


なんとなく誰かが○○行きたいと言い出すと


ノリ気なやつが一人もいないのに


気を遣いあって


誰も得しない結果に終わる










片道2時間かかって着いたプールを一時間で切り上げ


眩しい太陽が輝く中


クーラーのあまり利いていないバスに揺られ


最寄駅まで移動中


もう既に止まっている鼻血女は


気まずそうに


あれだけ心配していた美人は


後ろに座った鼻血女を振り向くことなく


彼と楽しそうに話し込んでいる





ここぞとばかりに僕に話しかけてくる鼻血じゃないほうの不美人


長く伸ばした前髪に残る塩素の匂い


気まずさから出てもいない鼻血を隠すために突っ込んだティッシュ


実はその美人に片思いしていた僕の中学の同級生


一番無関係な僕が一番全てを知っていて


誰よりもプールが嫌いになったんだろうな
















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