10月はピンクリボン月間です。
最近は芸能人の方が積極的に検診の大切さを唱えてくれているので、
少しは受診率が上がって来たようですが、日本はまだまだ遅れています。
日本の乳がん検診受診率はなんと30%だそうです。
そういう私もその一人、自分は大丈夫と言う根拠のない自信が💦
先日ご紹介したNPO法人ピンクリボンうつのみや主催の
ピンクリボン宇都宮講演会に参加出来るバスツアーがあったので、参加して来ました。
会場は、とちぎ健康の森。
受付を済ませて・・・
触診を体験出来る模型のリアルな感触にびっくり。
セミナーの講師はNPO法人ピンクリボンうつのみや 理事長 佐藤俊彦先生と 
宇都宮セントラルクリニック 乳腺外来 竹原めぐみ先生です。
1部は、乳腺外来 竹原めぐみ先生のお話しから伺いました。
生活の欧米化により、乳がんは増加しています。
2000年に20~25人に1人だった乳がんの罹患率(りかんりつ)は、
最新の資料によるとなんと11人に1人!(アメリカは8人に1人)
罹患率は1位ですが、死亡率は5位となっています。
理由は、乳がんは早期発見により90%は治るがんだから!
乳がんはかかる人は多いが、死亡する人は低いのです。
早期発見が、いかに大事であるかが分かります。
予防に勝る医療はありません!
 
2部は、NPO法人ピンクリボンうつのみや 理事長 佐藤俊彦先生のお話です。
乳がんの検診で広く知られているのがマンモグラフィーですが、
それだけでは見逃してしまうこともあるそうです。
そこで、手術前にはPEM(ペム)を受けることをオススメします。
宇都宮セントラルクリニックには日本に2台しかないPEM(ペム)、
乳房専用PET装置を完備しています。
PEMは、乳がんと診断された時、他の場所に広がっていないかを調べます。
術後の経過観察で再発をいち早く診断できます。
乳がん検診とはデンスブレストとの戦いだと言います。
デンスブレストとは、日本語で高濃度乳腺と言い、日本人に多いそうです。
詳細はこちらをご覧ください。

【まとめ】
乳がん検診は、2Dの万もグラフィだけでは不十分。
トモシンセシス、超音波検査、MRI、PEMなど別の画像検査を行う必要がある。
早期に発見出来れば乳がんは完治する病気である。
ピンクリボン月間ですが、10月だけでなくいつでも忘れてはいけないことですね。
乳がんは早期発見で完治する確率が高い!


午後は宇都宮セントラルクリニックを見学することが出来ました。
キレイな建物、広い敷地、もちろん駐車場完備です。
待合室は、お子さんがいても飽きないような配慮がされています。
内装も優しい色合いで、落ち着きます。
MRIのお部屋です。
2階にはPETセンター(PETは日本に2台しかありません)
PET検査の流れは↓このように進みます。
 
参加記念に会員価格で受信できる優待チケットと先生方の著書を頂きました。
こちらのチケットをご希望の方先着1名様に差し上げますので、
ご興味のあるかたはご連絡下さい。

 

 

今読んでいるのですが、佐藤先生ご自身ががんだったそうです。

偶然早期発見したので助かったと言う体験談が、とても興味深いです。

ちょうどこの記事を書いている時に、ザ・ノンフィクション
ステージ4のがん患者さんの事を放送していました。

どくしゃになってね…

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